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2020年 9月 の投稿一覧

カボスの花言葉|意味や種類、花や実の時期は?

カボス

酸っぱいカボスは絞り汁を料理に利用することがありますよね。カボスには花が咲きますが、それはどんな花でしょうか。花言葉があるのかも気になりますよね。

そこでここでは、カボスの花言葉と花期などの基本情報をご紹介しています。ぜひご参照ください。

カボスの花言葉

カボスの花言葉は「健康」、「健康美」の2つです。

この花言葉の由来はカボスの栄養にあると考えられます。カボスはビタミンCやクエン酸が非常に豊富に含まれています。これはカボスの酸っぱい味の原因です。ビタミンCは免疫力アップに良いく、風邪予防としても利用ができます。

クエン酸は披露回復に良いです。カボスの成分を摂取すると、体にもよく、風邪もひきにくくなるかもしれません。そのことから、カボスには、「健康」と「健康美」という花言葉がつけられたと考えられます。

カボスの基本情報

学名
Citrus sphaerocarpa
科・属
ミカン科ミカン属
原産国
日本
別名
カボユズ

見た目はユズやスダチと似ていて、混同されることがありますが、別の果実です。

カボスの由来

カボスという名の由来は定かではありませんが、このような名前になったのは戦後からとされています。戦前の文系にはカボスという記載は確認されていないそうです。蚊をいぶすのにカボスの皮を使っていました。「蚊いぶし」がなまって「カボス」となったという説もあります。

また、日本の一部の地域では、柑橘系のダイダイのことを「カブチ」と呼んでいます。また1709年の「大和本草」のなかには「カブス」という記載も。さらに、大阪の一部の地域では、文旦のことを「カボソ」とも呼ぶため、これらがなまってカボスとなった可能性もあります。このように由来は諸説あります。

カボスの花の特徴

カボスは5月に小さな白い花を咲かせます。花弁は5枚です。これはミカン科の植物の特徴と言えます。ミカン科の植物では、初夏に白い5枚花弁の花を咲かせるものが多いのですよ。カボスの花は葉の裏側や樹木の内側に咲くため、花が目立ちにくい傾向があります。

カボスは日本の大分県で多く栽培されています。5月の開花期には、着花調査が行われます。カボスの花の付き方を見ることで、その年のカボスの果実の収穫量を予想するのです。花は真っ白で美しいですが、枝には鋭いトゲがあるのです。栽培する際は、トゲに気を付ける必要があります。

カボスの種類、品種

ここではカボスの種類についてご紹介します。

カボス大分1号

大分で生産されている主力商品のカボス。スーパーなどで販売されているのはこちらが多いです。

祖母の香り

種の少なく品種です。そのため、料理などに使いやすいとされています。

カボスの実はビタミンが豊富

カボスはすっぱいお味で有名ですよね。こちらはビタミンが豊富だからと言えます。カボスの最大の特徴というと、クエン酸が豊富なこと。クエン酸は疲労回復に良いとされています。疲れたときにカボスでしっかりとケアしたいですね。

さらにカボスにはビタミンCも豊富な特徴があります。ビタミンCは免疫力をアップさせたり、美肌効果も期待できると言われています。風邪予防としてカボスを利用するのもおすすめです。リモネンも含んでいますので、精神を落ち着かせリラックスさせる効果も期待できます。

炭酸に絞り汁などを入れて花言葉にあるように健康美を手に入れたいですね。

レモンの花言葉|意味や種類、花の時期は?

レモン

料理では、1つあると色どりが華やかになるレモン。こちらは果実ですので、もちろん花も咲くのですよ。では花言葉はなんでしょうか。

ここではレモンの花言葉や花期などの基本情報をまとめています。果実だけでなく、皮や葉などの利用方法についても記載していますので、ぜひ余すことなくレモンを楽しんでみませんか。

レモンの花言葉

レモンの花言葉は「思慮分別」、「誠実な愛」です。

ちなみに実にも言葉があり、こちらは「情熱」です。思慮分別とは、ものごとを注意深く考え、正しく判断することを指します。「誠実な愛」という花言葉は香りの良い花から由来していると考えられます。

まるで香水をつけているような花の様子から、恋愛に関する花言葉がつけられたのでしょう。

実の言葉である「情熱」は、強い酸味から由来していると思われます。ツンとするほどのすっぱいレモン。想像しただけでツバが出てくるほどですよね。そのことから、「情熱」がついと考えられます。「思慮分別」という花言葉になった理由は定かではありません。

レモンの果汁は料理にも使え、ビタミンCが豊富。さらに、皮もレモンピールとして利用価値があり、掃除にも使うことができるレモン。多岐にわたって人間が必要とするものに、応えてくれているレモンには、「思慮分別」があると思ったのかもしれませんね。

レモンの基本情報

学名
 Citrus limon
科・属
ミカン科ミカン属
原産国
ヒマラヤ東部
別名
特になし

日本では温暖な瀬戸内を中心に栽培がされています。1本の木に約100個ほどの果実がつくとされています。

レモンの由来

レモンは英語でもlemonですので、英語名をそのままカタカナにして日本では呼ばれています。

ではlemonはどうしてその名前になったのか由来を見てみましょう。lemonは、ヒンドゥー語の「limbu」から由来しているとされています。この言葉は、フランスやスペインに入って「limon」と変化をして、アメリカでlemonに変わったとされているのです。

ちなみに日本の漢字ではレモンを檸檬と書きますよね。こちらは中国語から由来しています。檸檬は「ネイモウ」と中国では読みます。このネイモウとは、lemonをそのまま耳で聞いたものを漢字にしたものなのです。学名のCitrusは、「シトロンの木」という意味です。シトロンとは、レモンのことを指します。

レモンの花の特徴

レモンの花は、5月から6月に開花をします。花の色は柑橘類ならではの白い5枚花弁をしています。なかにはほんのりとピンクに色づくものも。花はとても良い香りがします。こちらも柑橘の植物ならではです。

基本的には四季咲きです。1年に4回お花を楽しめるので、果実だけでなく、ぜひお花も観察したいですね。レモンの花が咲き終わって約半年ほどが経ったころに、レモンの果実が熟します。これがいわゆるレモンとなります。

ちなみにレモンの果実は最初は緑色。こちらはライムに非常によく似ています。しかし熟すごとに、少しずつ色が黄色く変化する特徴があります。

レモンの種類、品種

ここではレモンの種類についてご紹介します。

ユーレカ

リスボンと並び、レモンの主な種類の1つ。イタリアのシチリア原産です。

リスボン

ユーレカと同じく主力な種類とされています。大きく成長はしますが、果実の品質がよく、夏の暑さにも冬の寒さにも強く育てやすいとされる種類。そのため、日本でも多く栽培されています。果実は香りがよく、果汁も多くとれる特徴も。

ポンテローザ

大きな種類で基本種の3倍の大きさの果実が収穫されます。

ビアフランカ

トゲなしのレモンの木です。日本国内でも多く流通しているレモンの1種で、広島を中心に栽培がされています。

レモンは収穫後まで楽しめる人気の果樹

レモンはお庭で育てることも可能です。レモンには耐寒性があり、約マイナス2度まで耐えられます。地植えはもちろんですが、鉢植えでも育てられますよ。レモンの果実を絞って料理に使うのはもちろんですが、皮も楽しむことができます。いわゆるレモンピールです。

レモンの皮を細切りにして、砂糖で煮つけるとおいしいですよ。レモンは果実だけではありません。葉も薬味として使用することが可能で、中華料理では使用されているほどなのです。またレモンの果汁には、油分を落とす作用があるため、お皿にこびりついた油汚れなどのお掃除に使用することもおすすめです。

良い香りもしますので、お料理以外のお掃除にも活用したいですよね。さまざまなことに利用が可能ですので、ぜひレモンの果実収穫後もたくさん楽しんでくださいね。

多肉植物の冬越しにも◎100均材料やペットボトルで簡易ミニ温室をDIY!

多肉植物 インテリア ガーデニング

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

寒い時期になると心配になるのが、多肉植物などの温帯地域からやってきた植物の管理ですよね。そんな冬越しに便利なのが、簡易的なミニ温室!身近なものでDIYもできますし、最近ではお手頃価格で販売もされてるんですよ!

今回は、簡易ミニ温室のDIYアイデアや、お手頃価格で便利なアイテムを、GreenSnapユーザーさんの投稿とともにご紹介します!

身の回りのもので簡易ミニ温室をDIY!

100均のフォトフレームを使って簡易ミニ温室DIY


こちらは100均に売っているフォトフレームや、取っ手、蝶番などを組み合わせてつくったという、DIY簡易ミニ温室です。蝶番以外は接着剤などで簡単に止められますし、DIY初心者でも簡単につくれそうです。インテリアとしてもかわいくてステキですね!

100均のワイヤーネットを使って簡易ミニ温室DIY


こちらも100均で売っているワイヤーネットを組み合わせてつくったという、屋根付き多肉温室ハウスです。ワイヤーネットは結束バンドで簡単に止められるので、DIYも簡単です。厚手のビニールをかぶせれば、日の光を通しつつ、冷たい風や乾燥を防げますね。

お菓子のペットボトルを使って簡易ミニ温室DIY


よくお菓子コーナーにスルメやソースカツが入った大容量のペットボトルを見かけますよね。フタを土台に、ボトル部分をかぶせるように閉じるだけで、もはやDIYというのかわからないくらい簡単に、冬風や乾燥を防ぐ簡易ミニ温室ができあがりますよ。

捨てるプラパックを使って簡易ミニ温室DIY


こちらはキウイの緩衝材プラパックをかぶせてみたら、多肉プランターにシンデレラフィットしたという、簡単すぎる簡易ミニ温室!丸いカーブがドーム状になっていて、多肉とも接触しないのでいい感じですね。スーパーでいろんなプラパックを探してみるといいかも!

空いてる水槽や虫かごを簡易ミニ温室に!


実は水槽って温室としても最適なんです。フタもできて頑丈かつ断熱性もわりとあり、なによりクリアガラス、アクリルなのでステキなディスプレイとしても楽しめます。写真のように、植物用LEDをあててライトアップさせると、さらに美しいですね!

フタ付き透明バケツを簡易ミニ温室に!


こちらはポリカーボネートという丈夫なプラスチック素材の透明バケツを、温室がわりに使うナイスアイデアです。フタ付きなので、密閉すれば風や乾燥からも守れますね。ネット通販などで2000〜3000円で入手できそうです。

多肉植物・サボテンの冬越しに便利!市販の簡易ミニ温室

IKEAのホーム型ミニ温室がかわいい!


DIYが苦手、めんどくさいという方は、IKEAの「ソッケル」というミニ温室がおすすめです!価格は店舗や時期にもよりますが、基本2000円くらいなので、わりとお手頃なのではないでしょうか。インテリア性も抜群でGSユーザーさんにも人気です。

ホームセンターのお手頃価格なビニール温室


カインズなどのホームセンターでは、支柱と厚手のビニールを組み立ててつくる、簡易温室が販売されています。この大きさでひとつ2500〜3000円程度だそうです。ビニールなので開閉が楽ですし、使わない時期は畳んで置いておけるのもメリットですね!

簡易ミニ温室で多肉植物やサボテンの冬越しをしよう!

ミニ温室は、風が避けられること、乾燥せず湿度を保てる、ということが大事なポイントです。このポイントがおさえられているなら、よほどの寒冷地でない限り、ヒーターなどなくても、簡易ミニ温室として多肉やサボテンの冬越しに有効ですよ。

みなさんも身の回りのものを活用できないか探してみるといいかもしれませんね!

シソの花言葉|意味や種類、家庭菜園におすすめ!

シソ

料理に使われることが多いシソですが、観賞用としても楽しむことができます。家庭菜園でも育てられる私たちの身近な植物ですよね。

今回は、シソの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

シソの花言葉


シソの花言葉は「善良な家風」と「力が蘇る」です。

病気で臥せっている友人に、相手の好みと合うならばシソで作った料理やドレッシングなどを送ってみるのもいいかもしれません。

シソの基本情報

学名
Perilla frutescens var. crispa
科・属
シソ科・シソ属
原産国
ヒマラヤ、ビルマ、中国
別名
大葉

シソの由来

シソの原産地はビルマ、中国とされており、その中国から平安時代に日本へと伝えられたとされています。シソは10世紀ごろの和書によると「イヌエ、ヌカエ、ノラエ」と呼ばれ、薬草としても用いられていたようです。

なおシソの「紫蘇」という名前の由来は、後漢末の時代の中国の都市・洛陽に住んでいる若者が、蟹を食べすぎたことで食中毒を起こした際に、名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作り、若者がたちまち健康を取り戻したという逸話に基づいているようです。

この薬草がシソであり、「紫」の人が「蘇る」薬であったということから、「紫蘇」と名付けられたとされています。

シソの特徴


シソは主に葉の部分が用いられています。ただ薬用としては種子が用いられるケースもあります。

シソの花は基本、紫色か白色です。比較的小さめの花を茎から鈴なりに咲かせていきます。非常に愛らしいので、観賞用としても楽しめます。

シソの種類、品種


シソもさまざまな種類がありますが、日本で主に食材として流通している種についてご紹介します。

まずはスーパーなどでよく見かける「青紫蘇」です。「大葉」としても親しまれていますよね。薬味として用いられることも多く、西日本の一部では「青蘇」とも呼ばれています。

次に有名なのは、梅干しの色付けなどで用いられる「赤紫蘇」でしょう。乾燥させたものは七味唐辛子などの香辛料としても用いられるような赤い葉は、色素シアニンが原因となっているようです。

シソは家庭菜園で育てやすい


料理でも使われることの多いシソは家庭菜園でも育てられることができるので自分で育てたシソを料理に使ってみたいですよね。

葉は鑑賞用としても楽しめますので家庭菜園で栽培してみてはいかがですか?

シルバーレースの花言葉|意味や花の特徴、寄せ植えにおすすめ!

シルバーレース

雪の結晶のように美しいシルバーレース。寄せ植えのアクセントに使うことができて、お庭の雰囲気を変えてくれる人気の植物です。

今回は、シルバーレースの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

シルバーレースの花言葉


シルバーレースの花言葉は「あなたを支える」です。シロタエギクとして分類されるので、同じ花言葉になります。

シルバーレースの基本情報

学名
Tanacetum ptarmiciflorum
科・属
キク科セネシオ属
原産国
地中海沿岸原産

シルバーレースの由来

シルバーレースの正式名称は「シルバーレースブッシュ」といい、学名は「tanacetum ptarmiciflorum」です。白い花と葉っぱと綿毛に覆われた茎を持つカナリア諸島のみに生息する多年草植物です。

なぜシルバーレースと呼ばれるようになったか、詳しい記述はありませんが、見た目が透けたレースのようなところから、呼び名がきているのではないかと推測されています。

シルバーレースの花の特徴


シルバーレースは、初夏の頃に花芯が黄色に、白い花びらの花を咲かせます。

開花時期は初夏から梅雨にかけて咲きますが、花を咲かせると株が弱くなるので夏越しが容易ではありません。そのため、蕾の状態で花芽は切り取るのが通常です。こうすることで、美しいシルバーリーフが保てますよ。

シルバーレースの種類、品種


シルバーレースはカナリア諸島の温暖な気候に生息する植物です。キク科のセネキオ属に属するシロタエギクと度々間違われますが、全くもって違う種類になります。

シルバーレースはヨモギギク(タナケツム)属に属します。シロタエギクに比べて繊細なのが特徴です。

シルバーレースには、ほかにこれといった種類はありませんが、銀色の葉をするシルバーリーフという総称で呼ばれます。

シルバーレースの風水

銀は才能開花の色です。自己表現の向上や才能を伸ばすために取り入れるといいので、シルバーレースを勉強部屋や書斎に飾ってみるといいかもしれません。

シルバーレースは寄せ植えにおすすめ


シルバーレースは寄せ植えにおすすめで、アクセントとして使われることが多いです。お庭の雰囲気を変えてくれるのでみなさんも取り入れてみてくださいね!

バオバブの花言葉|花や実の特徴、オイルの効能は?

バオバブ

きれいな花を咲かせるバオバブ。実のパウダーや種から作られるオイルはビタミンが多く含まれていて、健康食品としても有名なんですよ。

今回は、バオバブの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

バオバブの花言葉


現在バオバブの花言葉はないとされています。

バオバブの基本情報

学名
Adansonia
科・属
アオイ科・バオバブ属
原産国
北アフリカ
別名
モンキーブレッドツリー

バオバブの由来


バオバブの名前の由来は、16世紀に北アフリカを旅していたイタリアの植物学者が「バ・オバブ」と著書に記したことが由来とされています。

セネガルの言葉で「一千年の木」という意味があり、その名の通りバオバブは成長がとてつもなくゆっくりです。しかも年輪がない植物なのですでに大きいものの樹齢を知ることは難しいのですが、古い木では数千年〜数百年のものがあるそうです

バオバブの花の特徴

バオバブの花は白くて大きなとてもきれいな花で、そこに垂れ下がるようにして実をつけます。

品種によっては黄色の派手な花をつけるものもあります。こちらも華やかでとてもきれいな花です。

バオバブの種類、品種


バオバブの中でもとくに代表的な品種は「アンダソニア・ディギタータ」というアフリカ産の品種です。

アフリカバオバブとも呼ばれていて、発芽の率が高く、他の品種に比べて丈夫で育てやすいことから園芸品種の中ではおそらく一番に有名で人気があります。

その他は、マダガスカルが原産の「アンダソニア・ザー」という品種があり、ザーバオバブとも呼ばれ、葉が細いことが特徴の品種です。

バオバブの風水

風水的に見るとバオバブは観葉植物として分類されることが多く、観葉植物は吉方位や凶方位に置くことで運気を上げる効果があるといわれています。部屋の角などに置くのがよいそうです。

また、観葉植物の中でも、バオバブは子孫繁栄や子宝運がアップするといわれています。

バオバブの実のパウダーや種から作られるオイルは有能


バオバブは白い花を咲かせ、その花が結実すると垂れ下がった実をつけます。この実をパウダー状にしたものは健康食品として有名でビタミンCが多く含まれています。

また、タネから作られるオイルもいろいろなビタミンが含まれています。現在は保湿剤として用いられていてアトピーやアレルギーの抑制に効果があるとされているんですよ。

みなさんもバオバブの効果を実感してみましょう。

ライムの花言葉|意味や花の時期、効能や栄養は?

酸っぱくそのままではとても食べられないライム。しかし実はこちらは体に良いのをご存じでしたか。このページでは、ライムの花言葉をはじめ、花期や由来などの基本情報をご紹介しています。

ライムの花言葉

ライムの花言葉は次の2つです。「刺激」と「あなたを見守る」となります。

ライムは酸っぱくて酸味がありますよね。その酸味がピリッと舌にくることも。そのことから花言葉の「刺激」がつけられたのではないかと考えられます。

かつてイギリス軍が、ビタミンC欠乏症の予防として取り入れたほどのライム。体にとても良いのです。私たちの健康を守ってくれることから、「あたなを見守る」という花言葉がつけられたと考えられます。

ライムの基本情報

学名
Citrus aurantiifolia
科・属
ミカン科ミカン属
原産国
インド、ミャンマー、マレーシア一帯の熱帯地域
別名
特になし

果実はレモンに似ていて混同されることもありますが、別の植物です。大きさはレモンより小さめ。レモンの果実が縦長なのに対してライムはまん丸い特徴があります。

ライムの由来

日本では、ライムは緑色の実の柑橘を指しますが、イギリスでは、柑橘全体をすべてライムと呼ぶのです。ライムの由来は定かではありませんが、イギリス軍がビタミンC欠乏症である壊血病を予防するためにライムを食べていたことが由来だと考えられます。

日本には、柑橘の種類が豊富で、ミカン、キンカン、ナツミカンなど細かく種類によって名前を分けてきました。ライムが日本に入ってきたときに、新しく呼び名をつける必要がありました。当時、イギリス人がライムを健康のために食べていたことからそのままライムと呼んだのではないかと考えられます。

ライムの花の特徴

ライムは白い花を5月から10月に咲かせます。白い花はミカン科の植物ではよく見られます。四季咲き性があるため、美しい花をたくさん楽しむことが可能です。また多くのミカン科の花と同じように、ライムの花弁も5枚。花は香りが良いので、果実だけでなくお花も楽しみたいですね。

ライムの種類、品種

ここではライムの種類についてご紹介します。ライムの種類は大きくわけて2つ。メキシカンライムとタヒチライムです。メキシカンライムとタヒチライムのすぐにわかる違いは大きさと言えます。タヒチライムのほうが大きく、メキシカンライムの2倍ほどの大きさの果実なのです。

ちなみに、メキシコでもタヒチライムが栽培されています。そのため、メキシコ産のライムだからといって、メキシカンライムとは限りません。タヒチライムのほうが強く、栽培しやすいとされていて、日本に多く流通しているのはタヒチライムと言われているのですよ。ご家庭で育てる場合は、タヒチライムを選ぶと良いでしょう。

ライムの効能、栄養

酸っぱいライム。酸っぱい果実ならではのクエン酸が豊富です。そのため、疲労回復によい果実とされています。疲れたときに絞り汁を入れたドリンクなどを飲みたいですね。ビタミンCを豊富に含むため、風邪予防や美肌にも良いと言われています。

さらに、レモンなどにも含まれるリモネンも入っているため、リラックス効果なども期待できます。

ライムの実はカラダに良い果実

ライムは酸っぱいので、胃に悪いようなイメージがあるかもしれません。しかし、ビタミンCやクエン酸が豊富で疲れた体にぴったりです。夏はもちろんですが、季節の変わり目にも取り入れたい果実と言えます。

ナツミカンの花言葉|花や実の特徴、家庭菜園で栽培できる!

甘酸っぱい味のナツミカン。ママレードの材料にもなりますよね。果実は有名ですが、花はどんなものが咲くのでしょうか。このページでは、ナツミカンの花言葉や花の特徴などの基本情報をまとめています。ぜひご参照ください。

ナツミカンの花言葉

ナツミカン特有の花言葉はありません。そこでここでは、ミカンの花言葉をここではご紹介します。ミカンの花言葉は、「清純」、「親愛」、「花嫁の喜び」の3つです。

ミカンの花は、5月から6月に真っ白な色をしています。ナツミカンも例外ではなく、白い花を初夏に咲かせるのですよ。そのことからナツミカンには「清純」という花言葉がつけられました。

美味しくて古くから日本人の食を楽しませてくれるナツミカン。夏に食べる果実としてナツミカンは親しみがあることから「親愛」という花言葉がつけられたと思われます。

ナツミカンの花は5~6月の初夏に咲きます。この時期は、ジューンブライドというだけあり結婚式が多い時期。白い花が咲くことからも、ナツミカンに花嫁をイメージさせたのでしょう。そのことから、ナツミカンには「花嫁の喜び」という花言葉がつけられたと考えられます。

ナツミカンの基本情報

学名
Citrus natsudaidai
科・属
ミカン科ミカン属
原産国
日本、中国
別名
ナツカン、ナツダイダイ、ヨヨ

ナツダイダイは夏代々と漢字で書きます。代々はヨヨと読むことができますよね。そのことから一部の地域ではナツミカンのことをヨヨと呼ぶのです。

ナツミカンの由来

ナツミカンは「夏蜜柑」と漢字で書きます。元々はナツダイダイ(夏代々)として流通していました。代々は変わっていますよね。これはナツミカンの実った果実が翌年の夏になると食べごろになることから、代々食べられるという意味でつけられたという説があります。

また、古い果実と新しい果実が一緒になってぶら下がることから、代々とつけられたという説もあるのです。

このナツダイダイという名前は、かつてはイマイチとされました…。そこで名前を変えて、ナツミカンとなったのです。なぜナツミカンには夏と付いているのかと言うと、果実の食べごろが夏だからです。

学名の「Citrus natsudaidai」の由来についてご紹介します。citrusはシトラスと読みます。シトラスはレモンの古い呼び方。natudaidaiという学名は日本名をそのままつけています。ナツミカンが日本原産なことがよくわかる学名ですね。

ナツミカンの花の特徴

ナツミカンは5月から6月に白い花を咲かせます。これは、真っ白く美しい花で、良い香りがあります。白い花はミカン科特有と言えます。ナツミカンの花弁は5枚です。花はそこまで大きくなく約3センチほど。

ナツミカンの種類、品種

ナツミカンのなかには、カワノナツダイダイという種類のものがあります。

こちらは川野豊氏によって育てられた枝変わり種です。カワノナツダイダイの果実は、通常種のナツミカンと比べると、酸味が少なく糖度が高いのです。そのため、お子さんにも食べやすい種類と言えるでしょう。

ナツミカンを家庭菜園で栽培して収穫を楽しもう

ナツミカンは地植えでも育てられます。しかし、それだと場所を取りますよね。ナツミカンは鉢植えでも育てることができるのですよ。日当たりの良い場所で育ててあげると、花を咲かせ、果実も楽しめます。

スダチの花言葉|意味や花の時期、家庭菜園でも育てられる?

スダチ

絞ると酸っぱいけれど美味しいスダチ。こちらは花言葉があるのでしょうか。ここではスダチの花言葉や由来などの基本情報をまとめています。これから家庭菜園でスダチを育ててみたい方は、ぜひご参照ください。

スダチの花言葉

スダチの花言葉は「純潔」です。

これはスダチの花の見た目から由来していると考えられます。スダチの花は春になると真っ白な花を咲かせるのです。ウェディングドレスが白いように、白は純潔の象徴と言われていますよね。そのことからスダチには「純潔」という花言葉がつけられたと考えられます。

さらに、スダチはさっぱりしていて、すーっとした後味がありますよね。このさっぱりした感覚からもこのような花言葉がつけあれたのかもしれません。

スダチの基本情報

学名
Citrus sudachi
科・属
ミカン科ミカン属
原産国
日本、中国
別名
ヤマトタチバナ、ニッポンタチバナ

よくカボスと間違われやすく、同じ植物だと思われることもありますが、カボスとスダチは別物です。大きさが異なり、スダチとカボスではスダチの方が小さい特徴があります。

スダチの由来

スダチは漢字で書くと「酢橘」となります。スダチはとても酸っぱいお味をしていますよね。こちらは、もともとは食酢として利用されていたのですよ。

スダチは、「酢に利用する橘」ということで、「酢橘」となったのです。ちなみに橘(タチバナ)についてですが、ミカン科ミカン属の植物のことです。柑橘系というミカンの仲間を指す言葉にも「橘」という漢字が入っています。

学名のcitrusはきっと聞いたことがあるかと思います。シトラスは有名ですものね。シトラスは、レモンの木の古い呼び方。さらに日本でのスダチという呼び名がそのまま学名がつき、Citrus sudachiとなりました。学名からもわかるように、日本を代表する柑橘なのです。

スダチの花の特徴

スダチは4月から5月に白い花を咲かせます。スダチというと果実ばかりをイメージして花をあまり想像しないかもしれません。しかし、実はスダチの花はとても身近なのですよ。スダチの花は、家紋に取り入れられることがあります。

橘紋、彦根橘が有名です。さらにはスダチは勲章のデザインにもなることも。ぜひスダチの実ばかりではなく、花にも注目してみてくださいね。もしかするとみなさんの家の家紋もスダチかもしれませんよ。

スダチの種類、品種

スダチの種類についてご紹介します。スーパーなどで買う際は、スダチとしか書かれていませんが、いくつか種類があります。

まずスダチには、オンスダチ、メンスダチ、タネナシスダチに分けられます。オンスダチは香りがよく、この3種のなかでは一番好まれるものです。メンスダチは、トゲが太く実の質も悪いとされています。タネナシスダチは種がないことで料理に使用しやすいです。また、トゲも小さく育てやすいとされいます。

徳島1号

トゲが少ない品種です。

徳島3X1号

種のない種類のスダチです。

すでにご紹介してお分かりかと思いますが、スダチは徳島産が有名です。全国に流通しているスダチのうちの約98%が徳島産のスダチなのですよ。

スダチは家庭菜園でも楽しめる

スダチは地植えではもちろんですが、鉢植えでも育てられる植物です。家庭菜園をして、おいしい実を収穫しませんか。お料理の仕上げにスダチの実をきゅっと絞ると美味しいですよ。

山椒(サンショウ)の花言葉|意味や種類、芽や花も食べられる?

サンショウ

山椒はぴりっとしますが、料理にかかっているとアクセントになりいいですよね。そんな山椒には花言葉があるのでしょうか。ここでは山椒の花言葉や花期など基本情報をご紹介しています。

山椒(サンショウ)の花言葉

山椒(サンショウ)の花言葉は「健康」と「魅惑」です。

「健康」という花言葉は、山椒が体に良いことからつけられたと考えられます。山椒の独特の辛みは、サンショオールという成分によるものです。こちらは、発汗作用があり、代謝アップにも効果的と考えられています。冷え性改善にも良いと言われるほどですので、そのことから「健康」がイメージされたのではないでしょうか。

では「魅惑」という花言葉は何が由来でしょうか。山椒は料理の主役のイメージはないかと思います。ウナギ料理にかけられている印象がありますよね。確かに山椒は目立ちませんが、あると料理がよりおいしく感じるのです。そのことから「魅惑」という花言葉がつけられたのでしょう。

山椒(サンショウ)の基本情報

学名
科・属
ミカン科サンショウ属
原産国
日本
別名
ハジカミ

ハジカミとは、ミョウガなどの香辛料の別名でもあります。実がはじけることから「ハジ」がつけられました。さらに、ニラの古い呼び名である「カミラ」が合わさって、カジカミとなりました。ニラがなぜ関係しているのかはわかりませんが、どちらもクセのある味という共通点がありますよね。

また英語ではジャパニーズペッパーと言います。山椒は日本を代表する香辛料の1つなのです。

山椒(サンショウ)の由来

山椒(サンショウ)は難しい漢字を書きますよね。「椒」という字には、「辛み」や「芳ばしい」という意味があるのです。山椒(サンショウ)のお味はみなさんご存じかと思いますが、ピリリとしますよね。山に自生する芳ばしいことからこのような漢字となりました。

さて、では山椒(サンショウ)の学名の由来はなんでしょうか。zanthoxylumは、「黄色い木」という意味で、サンショウの枝の表面が黄色っぽく見えることからつけられたと考えられます。

ちなみに山椒の花も黄色です。piperitumについてですが、こちらは「コショウのような」という意味となります。山椒のピリッとする味は、コショウにも似ていますよね。そんなことから、「コショウのような黄色い木」という意味の学名がつけられたと考えられます。

山椒(サンショウ)の花の特徴

山椒(サンショウ)というとやはり実を想像するかと思いますが、花が咲くことも忘れてはいけません。山椒の花は4月から5月にかけて咲きます。山椒の花は小さく1センチにも満たないものばかり。雄花は花山椒として食用に利用が可能。

実だけでなく花が食べられるため、余すことのない植物なのですよ。花は黄色い色をしていて、小ぶりなのであまり目立たず地味。

山椒(サンショウ)の種類、品種

山椒(サンショウ)の種類についてご紹介します。

アサクラサンショウ

兵庫県にある朝倉地区で取れる有名な山椒。古くから栽培され、江戸時代から存在しました。

ブドウザンショウ

アサクラサンショウから派生した山椒の一種。実の1つ1つが大きく、まるでブドウのようなことからブドウザンショウと名前が付けられたほど。

リュウジンザンショウ

和歌山県竜神地方で摂れる山椒。山椒には通常はトゲがありますが、突然変異でトゲのないものも存在します。

山椒(サンショウ)の木を無駄なく味わおう

山椒(サンショウ)は実だけでなく、花や葉、芽も食用にすることが可能です。さらに木材はすりこ木にもなるのですよ。余すことなく利用できる山椒をご自宅で楽しみませんか。