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多肉植物・サボテン

静夜つづりの育て方|ハイブリットな多肉植物?季節ごとに適した日当たりとは?

静夜つづり

静夜つづりは中南米を原産とする、ベンケイソウ科セデベリア属の多肉植物です。
乳白色で透き通った葉が特徴の『静夜』と、肉厚な葉を枝葉のように何枚も重ねる『玉つづり』のハイブリットとして誕生しました。
静夜つづりの見た目はやや玉つづりに近い一方、葉先は静夜のように薄いライトグリーンが透明感を宿す、双方の面影が残る多肉植物です。
今回は静夜つづりの育て方についてご紹介します。

静夜つづりの育て方:栽培する場所

静夜つづりは風通しと日当たりのよい環境を好む植物です。

春・秋(生育期)の静夜つづり

静夜つづりは春秋生育型の多肉植物です。十分な日当たりと風通しを確保したうえで、霜や雨の当たらない場所にて管理します。耐寒性に比較的優れている静夜つづりですが、高温多湿環境は苦手です。気温5℃〜25℃より気温が高い、もしくは低い場合は屋内で管理しましょう。

夏・冬(休眠期)の静夜つづり

静夜つづりは真冬と真夏に生育が鈍り、休眠期を迎えます。夏はレースカーテン越しの明るい半日陰で葉焼けを防ぎつつ管理し、冬は室内の窓際に置いきましょう。

静夜つづりの育て方:水やり

静夜つづりには気温や季節ごとに異なった水やりをします。

  • 春・秋(生育期)の静夜つづり:表土が乾いてから7〜10日後にたっぷりと水やりします。休眠期に備え、徐々に水やり頻度を減らしていきましょう。
  • 夏・冬(休眠期)の静夜つづり:月に1〜2回、鉢底から水がこぼれない程度の軽い水やりに留めます。やや断水気味に育てるのがポイントです。

静夜つづりの育て方:用土

静夜つづりには水はけのよい土が適しています。「赤玉土小粒2:鹿沼土小粒2:ピートモス2:川砂2:くん炭2」の割合でブレンドした配合土をおすすめします。市販の多肉植物用培養土のみでも構いませんが、水やり頻度や量をブレンドした土を使用したときよりも減らす必要があります。

静夜つづりの育て方:肥料・追肥

静夜つづりには肥料焼けに注意しつつ少量の肥料を施します。植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施すか、生育期の春・秋合わせて2回、規定量の2〜3倍に薄めた液肥をあたえてください。

静夜つづりの育て方:植え付け・植え替え

静夜つづりの植え付け・植え替え適期は3〜5月、9〜10月です。鉢に入っている株が窮屈になってきた場合は一回り大きな鉢へ植え替えます。

  1. 植え付け1週間ほど前から水やりを控え、土を乾燥させる
  2. 株より一回り大きな鉢を用意する
  3. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を入れる
  4. 容器の1/3〜2/3の高さまで用土を入れる
  5. 根鉢から株を慎重に取り出して、根についた古い土や根を整理する
  6. 根を広げるようなイメージで植え付けて、上から土を詰める
  7. 鉢の縁から2〜3cm下まで土を盛り、株を安定させる
  8. 植え付け1週間後に水やりをして株をしっかり土着させる

静夜つづりの育て方:増やし方

静夜つづりは一般的に葉挿し、株分けで増やします。

葉挿し

  1. 親株から葉を付け根から優しくもぎとる
  2. 浅底の鉢に中粒の赤玉土を入れる
  3. 切り口が若干土に触れるようにして葉を平置きする
  4. 発根するまでは水やりをせず、明るい日陰で管理する
  5. 約1〜2ヶ月で発根する

株分け

静夜つづりの株をナイフや手で根本から割いたら、植え付けと同様の手順で植えます。株は2〜3等分を目安に切り分けましょう。

静夜つづりの育て方:注意する病気

静夜つづりはカイガラムシの被害を受けやすい植物です。カイガラムシは25℃以上の高温多湿下で発生しやすく、葉から養分を吸収して株を弱らせてしまいます。カイガラムシを発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。

静夜つづりの花言葉

静夜つづりを含むエケベリアの花言葉は「優美」「たくましさ」「穏やか」です。
光に透かすとライトグリーンの葉がより映える静夜つづりの美しさを表現している花言葉となっています。

静夜つづりの育て方を覚えよう

静夜つづりは幾重にも重なる肉厚の葉が魅力的な多肉植物です。日頃からこまめに状態をチェックし、季節に応じた管理を心がけるほど、美しい姿を長く留めてくれますよ。

メラコの育て方|ロゼット状の葉をもつ多肉植物!季節で変わる水やりとは?

メラコ

メラコは中南米を原産とする、ベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物です。
朱色がかった葉は派手さこそないものの、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。3〜5cmと小ぶりなサイズのため、お部屋のかわいらしいワンポイントとして定評のある多肉植物です。
今回はメラコの育て方をご紹介します。

メラコの育て方:栽培する場所

メラコは風通しと日当たりのよい涼しい環境で育てます。日中は十分な日照量を確保しつつ、葉焼けの原因となりかねない夏場の直射日光や西日には当たらないような場所が最適です。
とくにメラコは夏場に代表される高温多湿を苦手とするので、25℃を超えるような日には室内の明るい半日陰に移動させましょう。一方、霜に当たりさえしなければ−5℃の極寒も耐えしのぐ耐寒性を誇るため、比較的簡単に越冬させられます。

メラコの育て方:水やり

メラコには気温や季節に合った水やりを心がけます。

    • 春・秋(生育期)のメラコ:表土が乾いたらたっぷりと水やりしてください。休眠期が近づくにつれて水やり頻度を減らしていきます。
    • 真夏・真冬(休眠期)のメラコ:月に1〜2回、表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めます。乾燥気味になるような水やりがポイントです。

メラコの育て方:用土

    • メラコには水はけのよい土が適しています。土質にこだわりたい場合は「赤玉土小粒4:鹿沼土小粒3:川砂2:くん炭1」の割合で混ぜた配合土を利用しましょう。市販されている多肉植物用培養土のみでも問題ありません。

メラコの育て方:肥料・追肥

メラコは肥料をあたえずとも問題なく育つ多肉植物です。より葉つきのよいメラコを育てたい場合は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料をひとつまみ施すか、春・秋の生育期に規定量の2〜3倍に薄めた液肥をあたえましょう。

メラコの育て方:植え付け・植え替え

    • メラコは春植え・秋植えが可能な多肉植物のため、3〜4月と10〜11月に植え付け・植え替え適期を迎えます。根詰まりを回避するためにも2〜3年に1回程度植え替えしましょう。

      1. 植え付けの数日前から、水やりを控える
      2. 土が完全に乾いたのを確認してから、根鉢ごと株を引き抜く
      3. 根についた古い土を1/3〜2/3 ほどもみほぐして落とす
      4. 伸びすぎた根や傷んだ根を取り除く
      5. 株より一回り大きな鉢に鉢底ネットと軽石を敷き、1/3〜2/3の高さまで土を盛る
      6. 根を広げるようなイメージで植え付け、隙間に残りの土を詰める
      7. 水をあたえず半日陰で1週間程度管理したあと、水やりをする

メラコの育て方:増やし方

    • メラコは3〜4月に葉挿しや株分けで数を増やせます。

葉挿し

      1. 親株についている葉を付け根から優しくもぎとる
      2. 浅底の鉢を用意して、中粒の赤玉土を入れる
      3. 切り口がわずかに土に触れるようにして葉を平置きする
      4. 発根するまでは水やりをせず、明るい半日陰で管理する
      5. 約1ヶ月で発根する
      6. 根が十分に伸びたら、植え付けと同じように定植する

株分け

メラコの株を根鉢ごと抜き取ってから、株1つを2〜3等分に切り分けます。細かく割きすぎた株は生育不良に陥る可能性があるため注意しましょう。

メラコの育て方:注意する病気や害虫

メラコはカイガラムシやアブラムシ、ハダニの被害を受けやすい植物です。一度発生すると葉から栄養を吸い取られるといった被害を被るため、発見次第歯ブラシでこすり落としたり、薬剤散布をして駆除してください。
お酢を水で10倍に希釈した液体を霧吹きで吹きかけることで害虫の発生予防となります。

メラコの花言葉

    • メラコを含むエケベリアの花言葉は「優美」「たくましさ」「穏やか」です。

 

    • 穏やかな緑の葉もやがて優美に紅葉するメラコを表している花言葉となっています。

 

メラコの育て方を覚えよう

    メラコは栽培自体はさほど難しくはないものの、こまめなお世話が必要になる多肉植物です。毎日の管理を怠らずに行えば、ロゼッタ状のかわいらしいメラコを堪能できますよ。

大和錦の育て方|工芸品のような多肉?失敗しない葉挿しのコツとは?

大和錦

大和錦は中南米を原産とする、ベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物です。
赤い斑点模様が印象的な美しい造形の葉をもちます。その植物らしからぬ出で立ちからは、美術品と勘違いしてしまうほどの美しさを漂わせることから、インテリアとの相性もよいとして人気の高い多肉植物です。
今回は大和錦の育て方についてご紹介します。

大和錦の育て方:栽培する場所

生育期(春・秋)の大和錦

大和錦は十分な風通しと日当たりを好み、多湿環境を苦手とする多肉植物です。強烈に照りつける西日を避けつつ、霜や雨の当たらない場所を選定しましょう。大和錦は耐寒性、耐暑性ともに比較的優れているものの、気温5℃以下や25℃以上になるような日には屋内に入れて管理します。

休眠期(真夏・真冬)の大和錦

大和錦は真冬の1〜2月と真夏の7〜8月になると生長が鈍り、休眠期を迎えます。夏はカーテン越しに風が通る明るい半日陰に置き、冬は室内の窓際に置いて管理しましょう。室内であっても可能な限り日光に当てるのが重要です。

大和錦の育て方:水やり

大和錦は季節ごとに水やりの量やタイミングを調整する必要があります。

    • 生育期(春・秋):表土が乾いたら鉢底から水がこぼれるくらいたっぷりと水やりしてください。休眠期の近づきとともに水やり頻度を徐々に減らしていきます。
    • 休眠期(真夏・真冬):月に1〜2回、表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めます。やや断水気味に管理しましょう。

大和錦の育て方:用土

    • 大和錦には水はけのよい土が適しています。「赤玉土小粒2:鹿沼土小粒2:ピートモス2:川砂2:くん炭2」の割合で混ぜたオリジナル配合土を利用しましょう。市販の多肉植物用培養土のみでも構いませんが、オリジナルのを使用したときよりも厳密な水やりを求められます。

大和錦の育て方:肥料・追肥

より葉つきのよい大和錦を育てたい場合は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料をひとつまみ施すか、春・秋の生育期に規定量の2〜3倍に薄めた液肥を施しましょう。

大和錦の育て方:植え付け・植え替え

    • 大和錦は4〜5月、9〜10月の比較的温暖な時期に植え付け・植え替え適期を迎えます。株の生長に対して鉢が窮屈に感じられてきたタイミングで植え替えしましょう。

      1. 植え付けの数日前から、水やりを控える
      2. 土が完全に乾いたのを確認してから、根鉢ごと株を引き抜く
      3. 根についた古い土を1/3〜2/3 ほどもみほぐして落とす
      4. 伸びすぎた根や傷んだ根を取り除く
      5. 株より一回り大きな鉢に鉢底ネットと軽石を敷き、1/3の高さまで土を盛る
      6. 根を広げるイメージで株を植えて、隙間に残りの土を詰める
      7. 4〜6日ほど断水したあと、たっぷりと水やりをして株を土着させる

大和錦の育て方:増やし方

    • 大和錦は春の3〜4月にかけて、葉挿しや株分けで数を増やせます。

葉挿し

      1. 親株についている葉を付け根から優しくもぎとる
      2. 浅底の鉢を用意して、中粒の赤玉土を入れる
      3. 切り口がわずかに土に触れるようにして葉を平置きする
      4. 発根するまでは水やりをせず、明るい半日陰で管理する
      5. 約1ヶ月で発根する
      6. 十分に根が伸びたら、植え付けと同じ手順で新しい鉢に定植する

株分け

大和錦の株を根鉢ごと慎重に抜き取り、株1つにつき2〜3個に切り分けます。細かく割きすぎた株は生育不良を招くことがあるので注意してください。

大和錦の育て方:注意する病気や害虫

大和錦は病害虫の被害をほとんど受けることがない強健な多肉植物です。生育に支障がでにくいため、安心して育てられます。

大和錦の育て方:どんな花を咲かせる?

大和錦は長く伸ばした花茎の先に、小ぶりでかわいらしい花を咲かせる多肉植物です。荘厳でおとなしい葉と対象的に色鮮やかな花色が印象的で、モダンテイストな花となっています。

大和錦の花言葉

    • 大和錦を含むエケベリアの花言葉は「優美」「たくましさ」「穏やか」です。

 

    • どこか風情を感じさせる大和錦の佇まいにぴったりな花言葉となっています。

 

大和錦の育て方を覚えよう

    エケベリア属である大和錦は優れた環境適応能力をもつため、栽培におけるポイントさえ押さえれば比較的育てやすい多肉植物です。日頃の管理が行き届いていれば、かわいらしい花姿も拝めるかもしれませんよ。

ピンクルビーの育て方|”恥ずかしがる”多肉とは?葉挿しの時期やコツは?

ピンクルビー

ピンクルビーはアメリカを原産とする、ベンケイソウ科グラプトベリア属の多肉植物です。
『Bashful (恥ずかしげにはにかむ)』という英名が示す通り、薄く頬を染めたような紅葉を見せます。はっきりとした濃淡こそもたないものの、透明感のある絶妙な色合いから日本でも人気を呼んでいる多肉植物です。
今回はピンクルビーの育て方についてご紹介します。

ピンクルビーの育て方:栽培する場所


ピンクルビーは多湿にならない風通しと日当たりのよい場所を好む多肉植物です。十分な日光を浴びせつつ、雨の当たらない場所にて管理します。
多肉植物のなかでも比較的高い耐寒性、耐暑性を誇るピンクルビーは屋外栽培も十分可能です。しかし強力な日光が照りつける夏場や、霜があたってしまうような厳しい寒さの冬は、屋内の明るい半日陰で栽培することをおすすめします。

ピンクルビーの育て方:水やり

ピンクルビーへの水やりは季節によって最適な量とタイミングが異なります。

  • 生育期(春・秋)のピンクルビー:表土が乾いてから7〜10日後にたっぷりと水やりします。休眠期の近づきとともに備え、徐々に水やり頻度を減らしていきましょう。
  • 休眠期(真夏・真冬)のピンクルビー:2〜3週間に1回、鉢底から水がこぼれ落ちない程度の軽い水やりに留めます。土がやや乾燥気味になるような水やりをしましょう。

ピンクルビーの育て方:用土


ピンクルビーには水はけのよい土が適しています。「赤玉土小粒4:鹿沼土小粒3:腐葉土2:軽石1」の割合で混ぜた配合土を用意してください。市販の多肉植物用培養土でも構いませんが、水はけ未改良のためため水やり回数を減らして根腐れを防ぎます。

ピンクルビーの育て方:肥料・追肥

ピンクルビーには植え付けの際に元肥として緩効性化成肥料をひとつまみ施します。より葉つきのよいピンクルビーに仕上げたい場合は、生育期の間に追肥として月1回、規定量の2〜3倍に薄めた液肥をあたえてください。

ピンクルビーの育て方:植え付け・植え替え


淡雪の植え付け・植え替え適期は4〜5月、9〜10月です。株の生長とともに発生しやすくなる根詰まりを予防するため、2〜3年に1回植え替えを推奨します。

  1. 植え付け1週間前から水やりを控え、土を乾燥させる
  2. 株より一回り大きな鉢を用意する
  3. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を入れる
  4. 容器の1/3〜2/3の高さまで用土を入れる
  5. 根鉢から株をゆっくり取り出して、古い土を1/3程度落とす
  6. 根を広げるようにして植え付け、残りの土で隙間を埋める
  7. 水をあたえず半日陰で1週間ほど管理したあと、水やりして土着させる

ピンクルビーの育て方:増やし方


ピンクルビーは4〜6月、9〜10月に葉挿しや株分けで増やします。

葉挿し

  1. 親株の葉を付け根から優しくもぎとる
  2. 中粒の赤玉土を入れた浅底の鉢を用意する
  3. 切り口がわずかに土に触れるようにして葉を平置きする
  4. 発根するまでは水やりをせず、明るい半日陰で管理する
  5. 約1〜2ヶ月で発根する

株分け

淡雪は子株を次々と増やすため、混み合ってきた場合は株分けをします。

  1. 株を根鉢ごとゆっくり抜き取る
  2. 根元を優しく揉みほぐして、1つの株あたりに2〜3個に株分けする
  3. 分けた株を植え付けと同じ手順で植え付ける

ピンクルビーの育て方:注意する病気

ピンクルビーはアブラムシやカイガラムシの被害を受けやすい植物です。アブラムシとカイガラムシは暖かい時期に発生しやすく、葉から養分を吸収して株の生育を阻害してしまいます。発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。

ピンクルビーの育て方をマスターしよう


ピンクルビーは耐寒性、耐暑性ともに比較的高い強健な性質をもつ多肉植物です。多肉初心者に対しての敷居が低いので、誰でも簡単にピンクルビーの美しい紅葉を楽しめますよ。

ルエラの育て方|紅葉する多肉植物?枯れない水やりの頻度やコツとは?

ルエラ

ルエラは中南米を原産とする、ベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物です。
韓国で交配により生み出されたとされ、葉を縁取るような赤のグラデーションは気品にあふれています。生長するにつれて徐々に紅葉がすすむため、実に育てがいのある大人気の多肉植物です。
今回はルエラの育て方についてご紹介します。

ルエラの育て方:栽培する場所

ルエラは春秋型の多肉植物なので、風通しと日当たりのよい涼しい環境で育てます。日中は十分な日照量を確保しつつ、葉焼けの原因となりかねない夏場の直射日光や西日には当たらないような場所が最適です。
特段優れた耐寒性、耐暑性を持ち合わせているわけではないため、気温10〜22℃を超える寒さや暑さの場合は屋内で栽培しましょう。

ルエラの育て方:水やり

ルエラには生育期、休眠期それぞれに合った水やりを心がけます。葉に直接水がかからないよう株元に水やりしてください。

    • 春・秋(生育期):表土が乾いたらたっぷりと水やりしてください。晩春、晩秋あたりから、休眠期に備えて水やり頻度を減らしていきます。
    • 真夏・真冬(休眠期):月に1〜2回、表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めます。やや断水気味の水やりがポイントです。

ルエラの育て方:用土

    • ルエラには水はけのよい土が適しています。土質にこだわりたい場合は「赤玉土小粒4:鹿沼土小粒3:川砂2:くん炭1」の割合で混ぜた配合土を利用しましょう。市販の多肉植物用培養土のみでも構いません。

ルエラの育て方:肥料・追肥

ルエラは肥料をあたえずとも問題なく育ちます。より葉つきのよいルエラを育てたい場合は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料をひとつまみ施すか、春・秋の生育期に規定量の2〜3倍に薄めた液肥を施しましょう。

ルエラの育て方:植え付け・植え替え

    • ルエラは春の3〜4月と秋の10〜11月に植え付け・植え替えの適期を迎えます。根の生育が早いので、根詰まりを回避するためにも2〜3年に1回程度植え替えしましょう。

      1. 植え付けの数日前から、水やりを控える
      2. 土が完全に乾いたのを確認してから、根鉢ごと株を引き抜く
      3. 根についた古い土を1/3〜2/3 ほどもみほぐして落とす
      4. 伸びすぎた根や傷んだ根を取り除く
      5. 株より一回り大きな鉢に鉢底ネットと軽石を敷き、1/3の高さまで土を盛る
      6. 根を広げるイメージで植え付け、隙間に残りの土を詰める
      7. 全体的に水が浸透するように軽く水やりして土着させる

ルエラの育て方:増やし方

    • ルエラは春の3〜4月にかけて、葉挿しや株分けで数を増やせます。

葉挿し

      1. 親株についている葉を付け根から優しくもぎとる
      2. 浅底の鉢を用意して、中粒の赤玉土を入れる
      3. 切り口がわずかに土に触れるようにして葉を平置きする
      4. 発根するまでは水やりをせず、明るい半日陰で管理する
      5. 約1ヶ月で発根する
      6. 根が十分に伸びたら、植え付けと同じように定植する

株分け

ルエラの株を根鉢ごと抜き取ってから、1つにつき2〜3個に株を切り分けます。細かく割きすぎた株は生育不良に陥る可能性があるため注意しましょう。

ルエラの育て方:注意する病気や害虫

ルエラはカイガラムシやアブラムシ、ハダニの被害を受けやすい植物です。一度発生すると葉から栄養を吸い取られるといった被害を被るため、発見次第歯ブラシでこすり落としたり、薬剤散布をして駆除してください。
お酢を水で10倍に希釈した液体を霧吹きで吹きかけることで害虫予防につながります。

ルエラの花言葉

    • ルエラを含むエケベリアの花言葉は「優美」「たくましさ」「穏やか」です。

 

    • 緑の葉が徐々に色づき、やがて見事に紅葉する雅なルエラにぴったりの花言葉となっています。

 

ルエラの育て方を覚えよう

    ルエラは多肉栽培の基本的な技術のみで育てられる多肉植物です。一度ルエラを手にとって育てた暁には、時間とともに真っ赤に染め上がるルエラに魅入られてしまいますよ。

アロエベラとは|栄養や効能、食べ方や使い方は?

アロエベラの花

「アロエベラ」という言葉を聞いたことはありますか。ヨーグルトやジュースに使われている「アロエ」とはどう違うの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。今回はその「アロエベラ」とは何か、アロエベラの栄養や効果、食べ方や飲み方などについてご紹介します。

アロエベラとは?アロエの仲間?

「アロエ」はアロエ科アロエ属の多肉植物の総称で、アロエベラはその中に含まれる品種名のようなものです。そしてこちらは食用になります。皆さんが普段ヨーグルトなどに入っているものやアロエジュースの原材料に使われているものはこのアロエベラなのです。

アロエベラの特徴として、葉肉が厚く、粘り気が強いなどがあります。分厚い葉を割ってみると、中からゼリー状の葉肉が詰まっています。食用となるのはこの部分で、つるっとした食感が持ち味です。

ノンカロリーで貴重な栄養成分がバランスよく含まれており、この中には未だ解明されていない有用成分が多く含まれているといわれています。

余談になりますが、アロエ自体の歴史は古く紀元前の古代エジプト時代までさかのぼります。一説によれば、世界三大美人といわれるクレオパトラもこのアロエの成分の有用性を熟知し、美容のためにアロエの液汁を全身に塗っていたといわれています。

アロエベラの栄養、効果

アロエベラがもつ健康維持に有用な栄養素は現在わかっているだけでも70種類以上、その他解明されていない成分も含めると約300種類あります。

そこで、アロエベラに含まれる6大栄養素をあげていきます。

ミネラル類

アロエベラにはマグネシウム、亜鉛、鉄、銅、マンガンなどのミネラルが豊富に含まれています。これらは抗酸化酵素を作る材料になります。

酵素類

酵素類は、人間が生命活動を維持するために必要な栄養素です。アロエベラにはカタラーゼ、アリナーゼ、アミラーゼなど約8種類が含まれています。その中でもカタラーゼは活性酵素の毒素を抑える働きをしてくれる抗酸化酵素です。

多糖類

アロエベラには「ムコ多糖類」と呼ばれる多糖類が多く含まれています。ムコ多糖は一般的にねばねばする物質は皮膚や傷口に塗ったときに皮膚に膜を作り、傷口を覆い隠すようなイメージで、外から侵入する菌などから守ります。

包帯やばんそうこうのように覆い隠すイメージです。このように傷口を保護して、傷の治りを早くします。アロエベラに含まれる多糖体の分子量は、キダチアロエ(約4万)の10倍以上といわれています。

単糖類

単糖類は健康でいるために欠かせない栄養素です。グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロース、N-アセチルガラクトサミンが、アロエベラの細胞1つ1つの表面に付いています。

ビタミン類

アロエベラには抗酸化ビタミンといわれるビタミンA、C、Eをはじめ、ビタミンB群や葉酸など9種類が含まれています。

アミノ酸類

アロエベラには、18種類のアミノ酸が含まれています。またイソロイシン、ロイシン、リジンなど体内で作ることができない必須アミノ酸9種類全てが含まれています。

アロエベラの使い方

塗る

スプーンで取り出したアロエの果肉をフードプロセッサーなどで裏ごしし、瓶などに詰めて保管します。化粧水として使いたい場合は、それをローズウォーターや精製水で薄めてから使います。保湿液として使う場合は、市販のアロエベラジェルやエッセンシャルオイルを大さじ1ほど混ぜて塗ると、乾燥した皮膚の保湿になります。

(肌が弱い方は水で薄めて化粧水として使いのが良いと思いますが、使う前に必ずパッチテストをして下さい)

食べ方

1.アロエを3~4センチ間隔で切る。

2.大きな両端のトゲの部分を削ぎ落とし、切りやすいように皮に沿って縦からザクっとぶつ切りにします。葉肉を表面の緑色の外皮を横側から剥きます。

3.皮をむいた葉肉は食べやすい大きさにカットし、ヨーグルトに混ぜたり、サラダに混ぜたりして食べます。

※苦みが気になる場合は、沸騰水でさっと湯がいてから冷水で締めるとよいです。

飲む

アロエは外皮ごとおろし器ですりおろしてクッキングペーパーなどで濾し、原液100%のジュースができあがり。お酒と相性がよく、飲酒前に飲むと二日酔いの予防にもなります。ただそのままでは苦みがあるので、水、ハチミツ、レモンなどで味を調えたり、野菜ジュースなどと合わせるとおいしくいただけます。

アロエベラは花は咲く?

アロエベラも花を咲かせます。開花時期は11月~2月の寒い時期に赤やオレンジ色をした円錐状の花を咲かせます。アロエの中には観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、開花時期に観光名所となっているところもあります。

アロエベラは栄養や薬効の高い植物

私たちが普段から身近に口にしているアロエは「アロエベラ」という種類だということがお分かりいただけましたでしょうか。アロエベラに限らずアロエ自体が紀元前の古代エジプト時代から薬効効果を知って用いられており、比較的扱いやすいことから、積極的に摂取していきたいですね。ただし、食べすぎは禁物です。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方|季節ごとの水やりのポイントとは?

ユーフォルビア・ホワイトゴースト

ユーフォルビア・ホワイトゴーストはインドを原産とする、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。世界中に500種以上存在するユーフォルビアのなかでも人気の希少種で、一見するとサボテンのような見た目をもちます。最大の特徴は透明感のある乳白色の白肌で、まさに”ホワイトゴースト”の名にふさわしい多肉植物です。

今回はユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方についてご紹介します。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:栽培する場所

春〜秋の時期

ユーフォルビア・ホワイトゴーストは日当たりがよく、強い直射日光の当たらない場所を好む植物です。午前中は日に当たり、午後は西日の当たらない半日陰になるような場所が適しています。
とくに日差しの強い夏の炎天下では、屋内に移動させたうえでレースカーテン越しの明るい窓際にて育てましょう。

冬の時期

ユーフォルビア・ホワイトゴーストは耐寒性に乏しい多肉植物です。10℃を下回るような冬季には屋内に入れて育ててください。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:水やり

春〜秋のユーフォルビア・ホワイトゴーストには表土が乾いてから5〜7日後に水やりをします。やや乾燥気味に水やりするのがポイントです。

冬のユーフォルビア・ホワイトゴーストには月1〜2回、表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めておきましょう。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:用土

ユーフォルビア・ホワイトゴーストには水はけのよい土が適しています。「赤玉土6:腐葉土4 」の配合土、または多肉植物用培養土を使用しましょう。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:肥料・追肥

ユーフォルビア・ホワイトゴーストには春〜秋の間に、2ヶ月に1回の割合で緩効性化成肥料を置き肥します。もしくは水やり代わりに規定量の3倍程度に薄めた液肥を施してください。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:球根の植え付け・植え替え

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの植え付け・植え替え適期は3〜5月です。2〜3年に一度植え替えをして、古くなった土や根を取り除きましょう。

  1. 植え付け2週間前から水やりを控える
  2. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を入れる
  3. 容器の1/3の高さまで土を入れる
  4. 株を慎重に取り出して、古い土を軽く落とす
  5. 株を中心に植え付けて、周囲の隙間を残りの土で埋める
  6. 乾燥しないように水やりしつつ管理する
  7. 本葉が3枚以上になったら株を植え替える

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの増やし方:挿し木

ユーフォルビア・ホワイトゴーストは4〜5月に挿し木で増やす多肉植物です。切り口からこぼれる白い樹液は肌荒れの原因となるので、ゴム手袋を着用しての作業を推奨します。

  1. 枝を10cm程度の長さに切り取り、切り口を洗い流す
  2. 切り取った枝を、風通しの良い半日陰に1〜2日置いて乾燥させる
  3. 切り口が乾いたら、新しい赤玉土に枝を挿す
  4. 明るい日陰で水やりしながら管理すると、約1ヶ月で発根する
  5. 根が生長して十分にまわったら、新しい鉢に植え替える。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方:注意する病気・害虫

ユーフォルビア・ホワイトゴーストはカイガラムシの被害を受けやすい植物です。カイガラムシは25℃以上の高温多湿下で発生しやすく、葉から養分を吸収して株を弱らせてしまいます。カイガラムシを発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの花言葉

ユーフォルビア・ホワイトゴーストを含むユーフォルビアの花言葉は『明るく照らして』『地味』『控えめ』です。
周囲を明るく照らしてくれるような存在感をもつユーフォルビア・ホワイトゴーストにふさわしい花言葉となっています。

ユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方を覚えよう

ユーフォルビア・ホワイトゴーストは気候によって柔軟な対応が求められるやや繊細な多肉植物です。しかしそれ以外は基本的な管理がほとんどなため、多肉植物初心者の方でも十分挑戦できますよ。

だるま秋麗の育て方|春秋生育型の特徴は?どんな葉や花をもつ?

だるま秀麗

だるま秋麗は中南米を原産とする、ベンケイソウ科グラプトペタルム属の多肉植物です。
グラプトペタルムの交配種として、韓国で生み出されました。だるま秋麗最大の特徴は、丸々ふっくらとした葉です。また丈夫な性質をもち、初心者でも比較的簡単に育てられる点も魅力のひとつです。
今回はだるま秋麗の育て方についてご紹介します。

だるま秋麗の育て方:栽培する場所

だるま秋麗は風通しと日当たりのよい環境を好む植物です。

春・秋(生育期)のだるま秋麗

だるま秋麗は春秋生育型の多肉植物です。十分な日当たりと風通しを確保したうえで、霜や雨の当たらない場所にて管理します。耐寒性、耐暑性ともに比較的優れているものの、気温8℃以下や25℃以上になるような日には屋内に入れましょう。

夏・冬(休眠期)のだるま秋麗

だるま秋麗は冬の1〜2月と夏の7〜9月に休眠期を迎えます。夏は風通しがよく明るい半日陰に置き、冬は室内の窓際に置いて管理しましょう。

だるま秋麗の育て方:水やり

だるま秋麗には季節ごとに合った水やりをします。

  • 春・秋(生育期):表土が乾いてから7〜10日後にたっぷりと水やりします。休眠期の近づきとともに備え、徐々に水やり頻度を減らしていきましょう。
  • 夏・冬(休眠期):月に1〜2回、表土を軽く湿らせる程度に留めます。やや断水気味に育てるのがポイントです。

だるま秋麗の育て方:用土

だるま秋麗には水はけのよい土が適しています。「赤玉土小粒2:鹿沼土小粒2:ピートモス2:川砂2:くん炭2」の割合で混ぜた配合土をおすすめします。市販の多肉植物用培養土でも構いません。

だるま秋麗の育て方:肥料・追肥

だるま秋麗には肥料焼けに注意しつつ少量の肥料を施します。植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施すか、生育期の間に追肥として月1回、規定量の2倍に薄めた液肥をあたえてください。

だるま秋麗の育て方:植え付け・植え替え

だるま秋麗の植え付け・植え替え適期は3〜5月、9〜10月です。鉢に入っている株が窮屈になってきた場合は一回り大きな鉢へ植え替えます。

  1. 植え付け1週間ほど前から水やりを控え、土を乾燥させる
  2. 株より一回り大きな鉢を用意する
  3. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を入れる
  4. 容器の1/3〜2/3の高さまで用土を入れる
  5. 根鉢から株を慎重に取り出して、根についた古い土や根を整理する
  6. 根を広げるようなイメージで植え付けて、上から土を詰める
  7. 鉢の縁から2〜3cm下まで土を盛り、株を安定させる
  8. 水やりをして株をしっかり土着させる

だるま秋麗の育て方:増やし方

だるま秋麗は一般的に葉挿し、株分けで増やします。

葉挿し

  1. 親株から葉を付け根から優しくもぎとる
  2. 浅底の鉢に中粒の赤玉土を入れる
  3. 切り口が若干土に触れるようにして葉を平置きする
  4. 発根するまでは水やりをせず、明るい日陰で管理する
  5. 約1〜2ヶ月で発根する

株分け

だるま秋麗は株分けでも増やせます。茎をナイフや手で根本から割いたら、植え付けと同様の手順で植えましょう。

だるま秋麗の育て方:注意する病気

だるま秋麗はカイガラムシの被害を受けやすい植物です。カイガラムシは25℃以上の高温多湿下で発生しやすく、葉から養分を吸収して株を弱らせてしまいます。カイガラムシを発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。

だるま秋麗の育て方:どんな花を咲かせる?

だるま秋麗は4〜6月にかけてかわいらしい黄色の花を咲かせます。株より一回り小さいものの、まるまるとした葉を照らす太陽のような花は天真爛漫な子供のようです。

だるま秋麗の花言葉

だるま秋麗を含むグラプトペタルムの花言葉は「秘められた恋」です。
胸に秘めた想いに頬を染める様子が、だるま秋麗のピンク色を帯びた葉に表れています。

だるま秋麗の育て方を覚えよう

だるま秋麗は多肉植物のなかでも環境適応能力が高いため、多肉初心者にぴったりの種です。要点を抑えておけば、春には葉に加えて花も楽しむことができますよ。

塊根植物(コーデックス)とは|レアで人気の種類は?育て方のコツは?

塊根植物 コーデックス

「塊根植物」は丸くどっしりしたものから、トゲがついたかっこいいものなど、いろんな種類があります。一般的な草花はもちろん、多肉植物ともちょっと違う、ユニークな姿で人気です。まだまだ流通数が少なく、レアな植物ではありますが、育て方はそう難しくありませんよ。

今回は植物マニアをトリコにする「塊根植物」とはどんな植物か、人気の種類や育て方についてご紹介します。

塊根植物(コーデックス)とは?

塊根植物とはアフリカ大陸などが原産の多肉植物の総称で、コーデックスともいいます。

多肉植物といえば、葉に水をためたプックリとした姿で知られていますが、塊根植物は幹や根に水をためるので、ずんぐりどっしりとしたフォルムが特徴です。

乾燥地帯の過酷な環境を生き抜くため、根や幹を厚くしてそこに水分をため込もうとしたことから、このような形になったといわれています。マダガスカルに自生する、かの有名なバオバブの木や、観葉植物としてポピュラーなガジュマルも塊根植物の仲間なんですよ。

塊根植物(コーデックス)の種類

塊根植物の種類は、大きなくくりの「属種」があり、さらにその下に「品種」が振られて別れています。なじみ深いユーフォルビア属の中にも、塊根植物に分類される品種がいくつかありますよ。

さっそく、数ある塊根植物の中から、とくに人気の種類をご紹介していきます。

塊根植物① パキポディウム属

パキポディウム属の塊根植物は、ぼてっとしたボディと鋭いトゲが多いのが特徴です。塊根植物の代表的な種類ともいえるほど人気で、比較的入手もしやすいので、塊根植物デビューにおすすめです。

パキポディウムは比較的成長速度が早い種類なので、成長過程を一番観察しやすいのも魅力です。

パキポディウム属で人気の種類

パキポディウムの塊根植物のなかで、とくに人気の品種は、パキポディウムの王様とも呼ばれる「パキポディウム・グラキリス」です。ずんぐり太った幹がスッと伸びて、幹から直接細めの葉を散らすようにつけます。

ほかにも、地に這うまん丸に太った幹が特徴の「パキポディウム・ブレビカウレ」や、トゲトゲの幹に長細い葉をのばす「パキポディウム・ラメリー」も人気です。

塊根植物② アデニウム属

アデニウム属の塊根植物は、乾燥した砂漠地帯でもキレイな花を咲かせることから、「砂漠のバラ」とも呼ばれています。根っこの部分が大きくなるのが特徴で、形もかわいらしいものが多いです。また、とくに乾燥にも強いので初心者にもおすすめですよ。

アデニウム属で人気の種類

アデニウムを砂漠のバラと知らしめたのが「アデニウム・オベスム」という品種です。根元がまん丸にふとり、そこからくびれて枝を伸ばします。オレンジ色の肌もアンティーク感があり人気です。

ほかにも最近流通が増え定番化してきた「アデニウム・アラビカム」という品種も人気です。丸々太った幹から枝をいくつか別れて伸ばし、卵型の葉をつけます。

塊根植物③ アデニア属

アデニア属の塊根植物は、比較的大ぶりの葉っぱをつける品種が多く、なかにはツル性の枝を伸ばし、よく茂る種類もあります。また、体表が緑色になる傾向があり、根元が白で幹が緑のツートーンカラーになるのも、アデニア属の塊根植物の特徴です。

アデニア属で人気の種類

アデニア属のなかでも、「アデニア・グラウカ」という品種は、茶色と緑のツートーンのボディに、手のひらのような形の葉っぱをつける人気の種類です。

ほかにも「アデニア・スピノーサ」は丸々太った緑色の幹から、枝をいくつも分岐させて伸びていく姿が人気です。

塊根植物④ ユーフォルビア属

草花や多肉植物でも知られるユーフォルビア属の塊根植物は、トゲトゲしたサボテンのような形のものや、タコの足のような形のものなど、見た目のバリエーションが多いのが特徴です。かなりユニークな形なので、珍奇植物のひとつとしても知られています。

ユーフォルビア属で人気の種類

ユーフォルビア属の塊根植物のなかでも一番人気なのは、パイナップルのような形がかわいい「ユーフォルビア・ソテツキリン」です。

ほかにも、まん丸でトゲにおおわれた「ユーフォルビア・スザンナエ」や、トゲを持つ丸い枝がもこもこと伸びる「ユーフォルビア・プセウドグロボーサ」が人気です。

塊根植物⑤ サルコカウロン属

サルコカウロン属の塊根植物は、ラテン語で「太い茎」という意味で、その名の通り、全体的に太い茎が分岐して伸びていくのが特徴ですが、そこから伸びる葉っぱは細かいのがユニーク。

かっこいい見た目ですが、成長速度が遅いので、お気に入りの鉢でゆっくり育てるのがおすすめ。大きくなる様子を楽しみたい方には不向きかもしれません。

サルコカウロン属の人気の塊根植物

サルコカウロン属の塊根植物のなかでも「サルコカウロン・ヘレー」は太い茎に鋭いトゲを全身にまとった、かっこいい姿が人気です。トゲの間から波打つ葉を伸ばします。

ほかにも「サルコカウロン・ムルチフィズム」はかなり太い茎を株元から立ち上げ、コニファーのような細い葉をいくつも伸ばし、盆栽としても人気が高い品種です。

塊根植物⑥ フォークイエリア属

フォークイエリア属の塊根植物は、十数種類しか確認されていない、貴重性の高いレアな種類です。トゲが密生しているのも特徴のひとつ。丸みをおびた根っことトゲのバランスがとれた、スタイリッシュな見た目で人気の塊根植物です。

成長速度が遅いので、樹齢が100年を越えるものも少なくないのだとか!かなり高額で取引されることもあります。

フォークイエリア属で人気の塊根植物

フォークイエリア属のなかでも、「フォークイエリア・コルムナリス」は、丸々太った幹から、トゲがついた細い枝をいくつも伸ばす、野趣に富んだ姿が人気の種類です。

ほかにも「フォークイエリア・フォルモサ」は、枯れたように黒っぽい体表から、フレッシュな緑の葉が伸びるコントラストが美しいです。

塊根植物⑦ ゲラルダンサス属

ゲラルダンサス属はウリ科の植物なので、つる性の葉を伸ばすのが特徴の塊根植物です。比較的大きめな葉をどんどん伸ばして生い茂ります。ゲラルダンサスの多くは、丸々と太らせた根から、ひょっこりと幹を伸ばしていく、ユニークな姿をしています。

ゲラルダンサス属で人気の種類

とくに人気なのは「ゲラルダンサス・マクロリザス」です。大株に育つと直径1.5mにまでふくらむ根は、ぼってりと地表にでていて独特なフォルムをしています。つる性なので、鉢にアーチを張って誘引して楽しむこともできます。

塊根植物⑧ モモルディカ属

モモルディカ属もウリ科の植物なので、つる性の葉を伸ばしていく塊根植物です。ずんぐりと太った幹は、大株になると掘りやひび割れが入り、体表がオレンジ色になっていくアンティークな姿で人気が高いです。

モモルディカ属で人気の種類

モモルディカ属のなかでも、「モモルディカ・ロストラータ」が人気の塊根植物です。オレンジ色の太った幹から、緑の茎葉をどんどん伸ばす、ユニークな姿が楽しめます。

ほかにも、「モモルディカ・ボイビニー」はほぼ球体のかたちに幹が太るのが特徴です。コロッとしたフォルムで人気です。

塊根植物(コーデックス)の育て方は簡単?難しい?

レアな植物だからといって、塊根植物の育て方は決して難しくはありません。

塊根植物は、4〜10月ごろに生育期を迎える「夏型」と10〜3月ごろに生育期を迎える「冬型」の、いずれかの生育タイプに属します。種類や品種によっても詳しい管理方法は異なりますが、生育期と休眠期を考慮しながら、基本的には次のような点に注意して育てましょう。

夏型の塊根植物
アデニア、アデニウム、パキポディウム、ピレナカンサ、フォッケア、ユーフォルビア(一部)

冬型の塊根植物
モンソニア、ディオスコレア、ペラルゴニウム、チレコドン、ユーフォルビア(一部)

できるだけ日当たりのいい場所に!

塊根植物の多くは砂漠の日差しにさらされながら生きてきた植物です。そのため、できるだけ日当たりのいい屋外の場所に置いて育てることで、幹や根が太りやすくなります。

また、日本の多湿には弱いので、梅雨時期は雨ざらしになるような場所はさけ、風通しのいい場所で育ててください。

寒さには弱いので冬は室内で育てよう!

夏型の塊根植物の生育温度は15〜25℃、冬型の塊根植物の生育温度は5〜10℃ほどです。

地域によっては、冬型の塊根植物でも寒すぎて弱る可能性があるので、室内の日当たりのいい場所に写して育てるようにしましょう。

水やりは控えめに!

塊根植物は乾燥を好むので、生育期は表土が乾いてから2〜3日後に水やりをします。休眠期中は1ヶ月に1〜2回ほどに控え、場合によっては断水して育てると耐寒性もあがるようです。

土は水はけと通気性がいい配合に!

塊根植物は、水はけと通気性がいい土を好みます。市販のサボテン・多肉植物用の培養土が便利ですが、自分で配合するなら「赤玉土(小粒)4:鹿沼土(小粒)3:腐葉土3」の配合がおすすめです。

葉が落ちてしまった!枯れてしまうの?

塊根植物のほとんどは落葉性です。葉が落ちてしまったとしても、生育には問題ありません。一般的には休眠期前に葉をすべて落とし、丸坊主の姿で休眠期を過ごし、生育期にさしかかると新芽が生えてきます。

幹や根がぶにぶにしていたら?

塊根植物は見た目がぼってりしていて、幹や根に水分をためてはいますが、正常な株は幹や根を触ってみても硬い状態です。

万が一根や幹がぶにぶにとしていたら、「水切れ」か「根腐れ」のどちらかが原因で生育不良を起こしています。少し株元を掘って根の状態を確かめてみましょう。

根が腐っていないようであれば、水やりをたっぷりとして様子をみます。場合によっては一晩で硬さを戻します。

根が黒っぽくなっているなら根腐れを起こしているので、植え替えしましょう。黒く古い根を全ておとして、清潔な土に植え替えてください。

塊根植物(コーデックス)はどこで販売している?

塊根植物はまだまだ流通数が少ないですが、大型の園芸店やホームセンターで販売されています。また、タイミングと運がよければ100円ショップにもまれに並ぶようです。

塊根植物を買うなら通販がおすすめ!

とはいえ、お目当ての塊根植物を購入したいなら、通販がおすすめです。GreenSnapSTOREでは、珍奇植物の国内実生で定評のある生産者、エリオクエストさんの植物を中心に、塊根植物を扱っています。

高品質な国内実生苗を購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
GreenSnapSTOREでは、初心者でも育てやすい植物から、店頭にはないマニアックな植物まで、幅広く販売しています。買い得な観葉植物のセット販売もありので、この機会にぜひお買い求めください♫

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塊根植物の価格相場はどのくらい?

塊根植物は立派に育つ植物であったり、成長が遅い植物であることから、値段もそこそこするイメージがある方もいるかもしれませんが、ご安心ください。

塊根植物の価格相場は、実生(種から育てた)1〜2年の幼苗であれば、種類にっては3号サイズ3000〜5000円で購入することもできます。逆に成苗は数万円することも珍しくはありませんが、生育が安定しているので、枯らしてしまうリスクも低いですよ。

とくにレアな品種や、樹齢が50年以上するものは、数十万円にもなるようです。

塊根植物(コーデックス)の人気の種類を育ててみよう♫

塊根植物 コーデックス

塊根植物は多肉植物ブームに続いて、密かに火がつき始めた植物です。ユニークなものから、ぽってりとかわいいもの、とげとげとしたかっこいいものまで、幅広い株姿を楽しめるので、ぜひお気に入りの種類を見つけてみてください。

多肉植物の鉢の選び方|底穴がないとだめ?素材や大きさは?

多肉植物 インテリア

多肉植物といえばぷっくりした葉がかわいらしい人気の植物です。よく園芸店や100円ショップでも見かけますが、買ったままの鉢ではうまく育たないこともあります。

今回は多肉植物が元気に育つ鉢の大きさや素材などについて、詳しくご紹介します。

多肉植物は乾燥した環境が大好き!

多肉植物の鉢を選ぶ前に、多肉植物がどんな環境を好むのか、どんな性質があるのか、おさらいしておきましょう。

①最低限の水でも成長できる

多肉植物は葉に水分を溜める性質があるため、頻繁な水やりは必要ありません。過度な水やりは根腐れを起こすため、こまめに水を与えたい場合は葉水程度にとどめることも重要です。

②高温多湿に弱い

乾燥した地域が原産の多肉植物は、日本のような高温多湿が苦手です。特に多湿な環境だと多肉植物の葉に含まれる水分が腐り、葉が溶けて枯れてしまうこともあります。

③成長がゆっくり

花や野菜に比べ多肉植物は1年で少しの変化しかないため、成長がとても緩やかです。色や形など植物の好みな状態を保ったまま長く楽しみたい方には多肉植物がおすすめといえます。

④紅葉する

多肉植物の紅葉の仕方はさまざまで、赤や黄色といった大きな色の変化だけでなく色合いが深まるのも紅葉の一種です。

休眠期の前に肥料を切り、水やりを控えめにして多肉植物に適度なストレスを与えることが、美しい紅葉を引き起こすコツです。

多肉植物を買うときは鉢も一緒に買おう!

多肉植物はポリポットに入っていたり、小さなプラスチック製のポットにはいって販売されていますが、そのままの容器で育てると根詰まりを起こして弱ってしまう可能性があります。

多肉植物の苗を買うときは、そのあと育てる鉢も一緒に買って、適した植え替え時期に移してあげましょう。

多肉植物にあった鉢の選び方

鉢の素材

多肉植物が好むのは乾燥した環境です。そのため、通気性・排水性が高く、ほどよい保水性もある鉢の素材を選ぶことが大切なので、デザイン以上に素材を重視して選びましょう。

素焼きの鉢

素焼き鉢は土や砂を原料にして焼き固めてつくった鉢です。通気性や排水性が高く、もっとも多肉植物に向いている素材ともいえるでしょう。

熱を逃がしやすい性質があり、暖かい時期に窓際においても土の内部の温度が上昇しにくいメリットもあります。

ただし、比較的高価なのと、誤って落としてしまったときに割れてしまうリスクもあります。

木製の鉢

最近では升のような木製の容器で多肉植物を育てている人も多いようです。そのほか、大木を切り抜いたような鉢もスタイリッシュかつナチュラルで人気です。

木製の鉢は通気性・排水性が高く、程よい保水性もあるので、多肉植物の鉢に適しています。

素焼き鉢ほど割れるリスクも低いですし、安価ではありますが、底面の通気性を確保しないと腐りやすいので注意しましょう。

プラスチック製の鉢

プラスチック製の鉢は軽くて壊れにくい特徴があり、また値段もお手頃です。デザインも豊富で、色やスタイリッシュな質感が楽しめる、インテリア性の高さも魅力。

しかし素焼き鉢に比べると通気性・排水性が悪く、熱が伝わりやすいデメリットがあります。

カンカンに照った窓際に置いておくと、すぐに土に熱が伝わってしまうため、植物にも影響がでてきます。

空き缶リメイク(リメ缶)・ブリキ鉢

空き缶などのアルミ素材・ブリキは、柔らかくいろいろな加工ができるので、リメイクしてオリジナルの多肉植物の鉢として楽しむ人が増えています。

性質はプラスチック鉢と似ていて、通気性・排水性が悪く、熱が伝わりやすい特徴があります。

鉢の底穴の有無

多肉植物の鉢を選ぶとき、底穴がないもの、底穴があるものの2タイプがあるかと思いますが、結論から言うと、多肉植物の鉢は底穴があるものを選ぶのがベストです。

とくに通気性・排水性の悪いプラスチック製やアルミ素材の鉢、ガラス製の鉢などは、必ず底穴がある・鉢皿があるものを選びましょう。

どうしても底穴がない容器を使いたい場合は、鉢底に根腐れ防止剤(ミリオンAなど)を敷いて、できるだけ高さのある容器を鉢として使ってください。

根が常に水に使っている状態だと、多肉植物は根腐れを起こして枯れてしまうので注意してください。

鉢の大きさ

多肉植物の鉢の大きさは、ちょうど株・苗より一回り大きいくらいのものを用意しましょう。小さすぎても大きすぎてもいけません。

よく大きな鉢に植えて植え替えの頻度を減らそうとする人がいますが、株・苗に対して大きすぎる鉢を使うと、本来葉の真下に伸びるはずの根が分散して細く広く伸びてしまい、生育が安定しません。

必ず植え替えるときは、株・苗に対して一回り大きい鉢を使いましょう。

多肉植物におすすめの鉢はこれだ!

モスポット

モスポットとは鉢に苔(モス)の種子を練り込んで作られていて、水やりをしているうちに段々と表面にうっすらとした苔が生えてくる仕組みです。

植物の成長とともに鉢も育ち、自然とアンティークでおしゃれな風合いに仕上がります。

テラコッタ

テラコッタは水持ちと通気性のバランスがほどよく、植物の生育と相性が抜群です。その人気の高さからおしゃれなデザインも豊富で、大きさや種類など好みのものが見つかりやすいです。

素焼き鉢に比べ鉢の目が細かいため水持ちはよいですが、テラコッタ鉢の表面からも水分は蒸発するので、水が好きな品種を植えた場合はこまめに水やりをしたほうがよいでしょう。

スリット鉢

スリット鉢はプラスチック素材で、サイドにいくつか深いスリットが入っています。このスリットがあることにより根が絡まることなく自然な状態で成長を促せるため、植物の生育がよくなるといわれ非常に評判がよいです。

植え替えや植え付けの際にスリットから土がこぼれ落ちることもありますが、鉢底石を敷くことでスリット鉢のメリットが損なわれてしまうので、基本的には直接用土を入れて使用しましょう。

多肉植物の鉢はどこで買えるの?

多肉植物は剛健な性質のため、土の水はけさえよければ鉢の種類はあまり選びません。ホームセンターの園芸コーナーや100円均一ショップ、植物や土を販売している園芸店などで鉢を購入できます。

近年ではSNS等でリメイク鉢やリメイク缶を販売している方も見かけます。ネット販売を利用することで、ほかの人と被りにくいおしゃれな鉢を入手できるでしょう。

多肉植物は鉢によって用土配合を変えるといい!

多肉植物を育てるとき、鉢と土はセットで考えましょう。鉢が通気性の悪いプラスチック製なら用土配合で排水性を高めたり、通気性のいい素焼き鉢なら保水性を高める用土配合にすると、より健康に多肉植物が育ちます。

多肉植物の鉢は通気性のいいものを選ぼう!

多肉植物にとって、鉢はお家の外壁です。雨風や温度の影響を遮断したり、窓を開けて換気できるような通気性のいい素材が好ましいので、ぜひ素材を重視をして選んでみてください。

「鉢底に穴があった方がいいけど、おしゃれで好みの鉢がない。でも自分で作るのは苦手。」という方は、好みの鉢や皿などに電動ドリルやインパクトで鉢底に穴をあけてみるのもよいでしょう。