GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料

バーベナ

春の花でガーデニング!4月・5月・6月の春に植える花19選

マーガレット

春のガーデニングは、心地よい天気の中で楽しめる、一番のガーデニングシーズンですね。この時期の気候は、多くの草花にとっても生育しやすい環境です。初心者でも失敗しにくいので、春植え・春まきの草花でガーデニングを楽しみましょう。今回は、春のガーデニングで植えたい、春植え・春まきの草花19選をご紹介します。

春の花をより楽しむためのガーデニングのコツ

春といえばたくさんの花が元気に咲く季節、ガーデニングに向いている季節です。この春からガーデニングを始めようという方も多いかもしれませんね。

そんな方のために、まずは春の花でよりガーデニングを楽しむ3つのコツをご紹介します。

良い花苗の選び方は?

春のガーデニングをすぐに楽しみたいなら、花苗を購入して苗から育てるのがおすすめです。

苗を選ぶときは次のポイントをチェックして購入しましょう。

  • 葉と葉の間がつまっていて徒長していない
  • 葉の色が濃くてハリがある
  • 葉の裏や茎に病班や虫の痕跡がない
  • 株にぐらつきがないか
  • 根っこがしっかり張っているか

もちろん春は種まきから簡単に育てられる草花もたくさんありますが、種まきから開花するまでは非常に時間がかかるので、なかなかすぐには楽しめません。

花苗のほうが割高ではありますが、3〜4月の春先から花を楽しみたいという方は、花苗から育てるのがおすすめです。

春はぐんぐん成長するから株間は広めに

花苗を植えるときは、春のガーデニングでは株間を広めにとっておきましょう。

植えるときは小さくても、暖かくなるにつれて分岐がふえて横に広がっていく草花が多いので、地植えならだいたい20cm以上は離して植えましょう。

植え付けた時点で見栄えがよくなるように、株間を狭く植えてしまうとやがて密植状態になり蒸れてしまい、のちのち枯れることもあります。

とくに春のガーデニングは暑さや蒸れの影響を受けやすくなるので株間は広めにとって植えましょう。

花の色合いは2色程度に

春はいろいろな花が咲いて、ついつい欲張っていろんな色の花を植えてしまいがちですが、おしゃれな花壇にセンスのいい寄せ植えにしたいのであれば、2色程度におさえておくのがおすすめです。

春におすすめの花色の組み合わせは、ピンク×クリームなどです。好みにもよりますが、原色に近いビビッドな色合いよりも、パステルカラーやニュアンスカラーといったやわらかい色合いがおすすめですよ。

いろんな色を楽しみたいという方は、花壇のブロックごと、寄せ植えの鉢ごとにカラーテーマを変えて植えてみてはいかがでしょうか。

no-img2
松原真理子
本格的な夏に向けては、涼し気なイメージの色や、また元気の出るイエローやオレンジもコーディネートしてみても良いですね。

4月・5月・6月のガーデニングで植える春の花19選

チューリップ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 3月~5月
植え付け 10月下旬~11月
花色 赤、白、ピンク、黄色、紫、複色

チューリップはトルコが原産の球根植物で、春を代表する花で知られています。16世紀にオランダで品種改良が盛んに行われ、これまで約5,000種類以上もの園芸品種が誕生したといわれています。チューリップは切り花や花壇などで他の植物と寄せ植えしたりなど、楽しみ方も豊富です。

ラナンキュラス

栽培難易度 ★★★☆☆
開花期間 3月~5月
植え付け 10月~12月
花色 赤、ピンク、白、紫、緑、オレンジ、複色

ラナンキュラスはキンポウゲ科の球根植物で、花びらが幾重にも重なる美しい花姿が特徴です。八重咲きや変わり咲きなど咲き方もさまざまで、花色も実に豊富です。ラナンキュラスは日当たりと風通しのよい環境で育て、土の表面が乾燥したらたっぷり水やりします。

キンギョソウ(金魚草)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~6月
植え付け 3月~5月
花色 ピンク、赤、黄、オレンジ、白

キンギョソウはふわふわとした花の形が特徴的な花です。花色や咲き方が多くガーデニングに人気です。多年草に分類されていますが、湿気を嫌い、梅雨から真夏の時期には弱って枯れてしまうこともあるため一年草扱いされます。

アネモネ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 2月~5月
植え付け 10月~12月
花色 ピンク、赤、白、青、紫、複色

アネモネはキンポウゲ科の多年草で、和名では「紅花翁草(ベニバナオキナグサ)」や「牡丹一華(ボタンイチゲ)」などと呼ばれています。アネモネには多くの品種があり、大輪の花を咲かせることが特徴です。花色のバリエーションも多く、特に洋風の庭園とよく合います。

no-img2
松原真理子
球根植物は、球根から育てる場合も比較的簡単なので、次の秋にぜひ『秋植え球根』としてチャレンジしてみてください。

インパチェンス

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月~11月上旬
植え付け 5月~7月上旬
花色 赤、ピンク、白、オレンジ

インパチェンスは春から秋まで咲く、開花期間の長い、春植え・春まき一年草です。花色や咲き姿の種類が豊富で、育てやすいことからも、ガーデニング初心者にもおすすめの草花です。

ネモフィラ

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~5月
植え付け 5月上旬~4月
花色 青、白、紫、複色

ネモフィラは、真っ青な花を美しく咲かせる一年草です。花付きもいいので、花壇に植えると、最盛期には一面ブルーのネモフィラ畑が楽しめます。プランターに植えても、こぼれるように咲くので美しく、春のガーデニングで楽しみたい草花のひとつです。。

マーガレット

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 11月~5月
植え付け 3月~6月
花色 ピンク、赤、クリーム、白、黄、淡いオレンジ

マーガレットが豊富な花びらと、中央の黄色がかわいらしい春植えの多年草です。花色も豊富なので、秋から初夏の花壇をカラフルに彩ってくれます。耐寒性が低いのでプランターや鉢植えにして、霜に当たらないように移動しながら管理するといいでしょう。

ジニア(ヒャクニチソウ)

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月〜11月
植え付け 4月中旬〜8月
花色 赤、白、ピンク、黄色、オレンジ

ジニアはヒャクニチソウ(百日草)という和名の通り、100日ほどの開花期間で楽しませてくれる、長く楽しめる一年草です。

春のガーデニングを代表する花で、4月ごろに種まきをするか、同時期に出回るポット苗を植え付けをすれば、夏から秋の長期間、プランターや花壇を彩ってくれます。栽培も簡単で初心者向きです。

センニチコウ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 7月〜11月
植え付け 5月中旬〜8月
花色 赤、白、ピンク、紫

センニチコウは花びらではなく、苞がおもな鑑賞部分の一年草です。耐暑性が高く、乾燥に強いのが特徴で、秋のガーデニングまで楽しませてくれます。厳しい夏の暑さにも負けず、長い期間花をつけ続けることから、千日紅との名前がつけられた、ともいわれています。

木立ち性ベゴニア

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月中旬~12月上旬
植え付け 4月中旬~7月上旬、9月~10月
花色 赤、ピンク、白、オレンジ、複色

木立ち性ベゴニアは、茎を枝分かれさせて、花茎の先にいくつも花をつける春植えの多年草です。常緑性のある多年草で、葉の色や柄もさまざまなので、花が終わったあとも美しい株姿を楽しめます。春のガーデニングではカラーリーフとして楽しめます。

ペンタス

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 5月~10月
植え付け 5月~6月
花色 ピンク、赤、白、紫

ペンタスは小花を手まり状に密集させて咲かせる春植え・春まきの多年草です。もともとは低木花木でしたが、品種改良が進み、矮性品種が鉢花や花壇苗として流通しているので、花壇や寄せ植えにも使えます。春から秋まで開花するので、長期間楽しませてくれる、丈夫な草花です。

オトメギキョウ(ベルフラワー)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~5月
植え付け 2月~3月上旬
花色

オトメギキョウは、青や紫のベル状の花を咲かせる春植えの多年草です。2月〜3月に種まきをして育てると、春から初夏にかけて、涼しげに咲いてくれます。耐暑性は弱いので、花は夏には終わりますが、常緑性のあるこんもりとした葉が残り、長く楽しめます。

宿根バーベナ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月中旬~11月中旬
植え付け 5月~7月中旬、9月
花色 赤、ピンク、白、紫、複色

バーベナは、やや小さな花を密集させて咲かせる、春植え・春まきの宿根草のひとつです。ほふく性があり、横に広がるように育つので、グランドカバーにもおすすめです。冬には地上部を枯らしますが、春頃になると再び芽吹きはじめます。

フランネルフラワー

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~6月、9月~12月
植え付け 4月~5月、9月~10月
花色 白、複色

フランネルフラワーは全体が繊毛に覆われていて、まさにフランネル生地のような、もこもことした質感が魅力の春植えの多年草です。開花期間も長く、花が終わっても常緑性があるので、シルバーリーフとしても楽しめます。

蒸れに弱いので夏越しをする際には十分に注意しましょう。

ナデシコ(ダイアンサス)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~8月
植え付け 3月~5月、9月~10月
花色 ピンク、赤、白、黄、黒、複色

ナデシコは主にピンクや赤の花を咲かせる、春植え・春まきの多年草です。園芸品種が多く開発されており、花姿がさまざまに展開しています。品種によっては四季咲き性もあり、耐寒性も高いので、一年中楽しめる草花です。

春に植えて夏に楽しめる草花は?

アンゲロニア

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 6月~10月
植え付け 4月~7月
花色 ピンク、白、紫、青、複色

アンゲロニアは花を縦に連ならせるように咲かせる、春植え・春まきの一年草です。品種によって草丈は30cm〜1mとさまざまですが、春に植えて、夏ごろにはボーダーガーデンの花壇の後方に配置したり、縦のラインを演出するのに欠かせない草花です。

ナスタチウム(キンレンカ)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月下旬~7月、9月~11月上旬
植え付け 3月下旬~5月
花色 オレンジ、黄、赤、複色

ナスタチウムな金蓮花(キンレンカ)という和名のとおり、蓮のような丸い葉と、黄色やオレンジ色の花が特徴の一年草です。春のガーデニングで植えておけば、夏に晴れやかに咲いてくれます。耐暑性が低いので、夏の間は半日陰に移せるように、プランターで栽培するのがおすすめです。

アゲラタム

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月~11月
植え付け 4月~7月
花色 ピンク、白、青

アゲラタムは細い花びらをつけた小さな花を、手まり状に密集させて咲かせる春植え・春まきの一年草です。ふんわりとしたフォルムは、主役の花を引き立てる名脇役として重宝します。青や紫、白などの花色が多いので、涼しげに春から秋のガーデニングを彩ってくれます。

ラベンダー

栽培難易度 ★★★☆☆
開花期間 4月下旬~7月
植え付け 3月下旬~4月上旬、10月上旬~10月中旬
花色 紫、ピンク、白

ラベンダーはハーブの一つでもあり、初夏に涼しげな花を咲かせる、春植え・春まきの多年草です。常緑性があるので、初夏の花を楽しんだあとは、花壇をエメラルドグリーンに彩ります。越冬すると木質化するので、低木のような側面もある草花です。

春の花でガーデニング!4月・5月・6月に植える花を楽しもう

春植えの草花には、夏から秋にかけて、長期間咲いてくれる種類ものもたくさんあります。夏秋のガーデニングを楽しむためにも、今から春植えの草花を、プランターや花壇に植えておきましょう。

バーベナの種類|人気の品種やおすすめの園芸品種は?

>Photo by happymenu_tupi*さん

園芸店でも人気なバーベナは種類が豊富な植物です。このページではバーベナの種類について紹介しています。人気な種類はどんなものがあるのか、何種類くらいあるのかまとめたのでぜひご参照ください。

バーベナはどんな花?

バーベナとはクマツヅラ科バーベナ属の植物です。種類によっても異なりますがバーベナの花期は5月から11月で花の色は白、赤、ピンク、紫があります。カラーバリエーションは多いですが、ピンクや赤が多い印象です。

バーベナはどれくらい種類がある?

バーベナには約250種類あるとされています。

バーベナの種類

バーベナ・テネラ

テネラは羽のような切れ込みが花弁に入る品種で、まるでハート型のようです。匍匐性があり、横によく広がります。

花壇や単体での鉢植え、寄せ植え、グランドカバーに向いています。

バーベナ・リギダ

宿根(しゅっこん)バーベナとも呼ばれます。リギダは草丈が20cmから50cmほどで花を円錐状に咲かせるのが特徴です。 リギダとはラテン語「硬い、曲がらない」が由来していて、実際に他のバーベナと比べるとリギダの茎は丈夫です。

リギダは開花期が長いので花をよく楽しみたい方に向いています。

バーベナ・ボナリエンシス

ボナリエンシスは他の種類とは少し違うバーベナで、和名は「三尺バーベナ」、「ヤナギハナガサ」です。一尺はだいたい30cmで三尺というと90cmくらいになります。これはボナリエンシスの草丈が1m前後になることが由来しています。

花期は7月から11月で長く花を楽しみたい方におすすめです。背の高い植物を探している方によいでしょう。

ハスタータ

ハスタータは、まるで燭台のような形をした花穂が特徴です。花が下から順に開花します。ノボリフジのような楽しみ方をしてみましょう。

ハスタータは「鉾型の」というラテン語が由来していて、これは花の形がまるで鉾に見えたからと考えられます。

ハスタータの草丈も1m以上になることがあり背の高いバーベナですが、花が小ぶりなため、見た目はやや地味です。

バーベナ・ラナイ

ラナイの花期は1月から10月で、花の色は赤、紫、ピンク、白、黄があります。花が密集して咲くため1つ1つは小花でも目立つのが特徴です。カラーバリエーションが豊富で園芸品種としても人気があります。

匍匐性があるため横に広がりながらこんもりと花を咲かせるため、ラナイはグランドカバーによいでしょう。

またラナイは夏の暑さに強く、病気も少ないので初心者の方に向いたバーベナです。

バーベナ・エンプレス

エンプレスは、5月から10月に開花させる花期の長い種類でバーベナのなかでは花が大きいです。この姿がまるで女帝や皇后のように見えたことから、エンプレスという名前になりました。

花壇や鉢植えに向いていて、グランドカバーに利用することもできます。

花の色は紫、赤、ピンク、白、オレンジがありバリエーション豊富です。花はよく見ると筒状で花弁は5裂しています。

ヒメビジョザクラ

ブラジル原産の宿根草です。地面に這うように伸びていき、満開時は花のカーペットのように広がり咲きます。

ヒブリダ

日本で最も流通している品種で、見かけたことがある方も多いですよね。野生種がいくつか合わさりできた園芸品種です。

いろいろなバーベナの種類や品種を覚えよう

バーベナにはたくさんの種類があります。花の色のバリエーションも豊富で、さらに花の見た目も種類によって大きく異なってきます。ぜひ自分好みのバーベナを見つけてみませんか。

バーベナの花言葉|色別の意味や花の香りの効果効能とは?

バーベナ

長い間咲いている花なので、楽しみ方が多くあるバーベナ。花壇やグランドカバーで広く用いられているので見たことがある方も多いですよね。

今回は、バーベナの花言葉や種類、楽しみ方を紹介していきます。

バーベナの花言葉

バーベナ全般の花言葉には、「魔力」「魅力」といった意味があります。

また、バーベナには色別にも花言葉が存在しているのでご紹介していきます。

色別のバーベナの花言葉

白いバーベナの花言葉

白色のバーベナの花言葉は「私のために祈ってください」です。

赤いバーベナの花言葉

赤色のバーベナの花言葉は「団結」です。

紫のバーベナの花言葉

紫色のバーベナの花言葉は「後悔」です。

ピンクのバーベナの花言葉

ピンク色のバーベナの花言葉は「家族の和合」です。

バーベナはかわいらしい小さな花が集まり傘のような形をしていることから「家族の和合」という花言葉がつけられています。

バーベナの花の基本情報

学名
Verbena
科・属
クマツヅラ科・クマツヅラ属
原産国
北・南アメリカ
別名
美女桜

バーベナの名前の由来


バーベナは「Verbena」と書かれ、学名になっています。この言葉は、ヘブライ語のHerbabonaという語源から付けられたとされています。Herbabonaは「よい植物」という意味になります。バーベナの別名には、美女桜(ビジョザクラ)という名があります。

また、バーベナはハーブとして利用するときは「ヴェルヴェーヌ(ベルベーヌ)」と呼ばれます。レモンに似た香りがすることからも「レモンバーベナ」という呼称もあります。

バーベナの花

バーベナの開花時期は4月〜11月までと長い期間咲いている花です。茎の先に桜のような小さな5枚の花びらをつけます。別名の「美女桜」という名前は、これに由来しています。

バーベナの花の香り(匂い)

バーベナは爽やかな香りがし、ほのかにレモンを感じさせます。リラックス効果や疲労回復、安眠効果もあるとされています。料理やハーブティーなど食用に使用されたり、芳香剤にも使われます。

バーベナの種類・品種

バーベナは約250種類ほどの野生種があるとされています。また、園芸品種も生み出されています。

バーベナの風水

バーベナの花には、「総合運」を上昇させる効果があります。

友情や仕事に関して使うと良いとされています。協力する気が上がって仕事ではスムーズに進めそうですね。飾るのであれば、東・東北・北西・南東の方角が向いています。

また、家の中心に飾るのも効果的です。バーベナを眺めながら、自分自身に回復の力が溜まっていくイメージを作りましょう。

バーベナ花を贈って、花言葉や香りを楽しもう

バーベナは4月〜11月まで長い期間咲く花なので、花壇に植えてガーデニングを楽しんだり、グランドカバーとして楽しむこともできます。

丈夫でお手入れも簡単なので、初心者の方にもおすすめできる花なので、ぜひ育ててみてくださいね。

色別で花言葉もあるのでそちらも楽しんでくださいね。

バーベナの育て方|肥料や水やり頻度は?花を長く楽しむコツは?

バーベナ

勤労感謝の日などに親に対して贈られることが多いバーベナ。カラーバリエーションの豊富な花です。魅力的な花を咲かせます。花色によって花言葉の意味が変わるバーベナの育て方についてご紹介します。初心者にも育てやすい園芸植物です。

バーベナの日当たり

バーベ

ナは、一年草タイプと宿根草タイプの2種類に分けられますが、基本的には日当たりの良いところを好みます。

一年草タイプは、夏の暑さを弱点としますので明るい日陰に移動させて育てましょう。冬も耐寒性が強くないため、日当たりの良い室内に置くかベランダにしてください。

宿根草は、一年を通して日の良く当たる環境で育てましょう。

バーベナの置き場所

バーベナの一年草タイプは、鉢で育てるのが適している植物です。春と秋の期間は屋外に置くようにしてください。

耐暑性はあまりないので、夏は風通しの良い場所が最適です。冬場は、霜や冷たい風に当たらないように注意してください。

暖地であれば外でも冬を越すことができます。暖地とは、南九州よりも南の地域を指します。

宿根草タイプであれば、暑さ・寒さともに強いので風通しに気をつけていれば問題ありません。露地植えにもできるでしょう。

バーベナの水やり

夏の時期

土が乾いてから与えるようにしてください。バーベナは、土の湿り気があることはあまり良くありません。

また、夏の間は水が蒸発することがよくあります。毎日朝方と夕方の2回に分けて、水やりを行いましょう。日中は蒸発のスピードが早いので、朝にたっぷりあげていても夕方には乾いていることが多いです。

冬の時期

冬は、からっからに乾燥しないように注意して育てましょう。水やりのタイミングとして、土の表面が乾いたら与えるイメージです。

露地植えにしているのであれば、植え付けるときに与えるだけで、その後は必要なくなります。ただし、非常に土が乾いていると思ったら水分をかけてあげてください。

バーベナの肥料・追肥

バーベナの花を長くきれいに鑑賞するためにも、肥料は欠かせません。

まず、植え付けるときに緩効性化成肥料を用土に混ぜておきましょう。春と秋に1か月に1度撒いておきます。夏に肥料をあげると弱ってしまうこともあるので、注意しましょう。

定期的に置き肥を行うか、液体肥料を用いるようにしましょう。液体肥料を使うのであれば、2週間に1度のペース配分にして与えてください。

露地植えであれば、1平方メートルに対して100gの化成肥料を施肥します。

バーベナの種まき・植え付け・植え替え

植え付け

バーベナはポット苗を購入したら、すぐに植え付けを行ってください。鉢で植え付けるのであれば、切り戻しを行っておきます。

植え替え

わき芽が伸びてきたら丁寧に鉢から取り出して、根をほぐしてから植え替えましょう。

地植えしているときは、定植するとその後は植え替える必要がないです。作業が少なくなるのは、露地植えでの育て方ですね。

種まき

バーベナは、自分で育てた花から種子を採取することができます。

種を蒔く時期は、3月の中頃〜4月下旬と9月の中頃か10月が適しています。種を蒔くときは、発芽させるために物質や汚れている部分を取り除く作業を行いましょう。

取り除くには、ぬるま湯に一晩浸けてからしっかり洗います。種を蒔いていくにあたって必要なものは、種まき用ポットやトレーなどを準備する必要があり、トレーなどの育苗箱に種が被らないようにして蒔いてください。

上に薄く土で覆ったら、種を流さないようにゆっくり水を与えます。20日程度経てば芽が出てきます。本場が4枚ぐらい付いてきたら仮植えをしてもう少しそこで育てます。

葉がしっかりと育って根が十分に這ってきたら、各々の育てたい場所に植え替えましょう。種まきから育てることができるのは、一年草タイプのバーベナです。

バーベナの増やし方

バーベナの増やし方には、「挿し木」という方法があります。一年草タイプのバーベナは種子から増やすことが多く、挿し木では宿根草タイプの品種になります。挿し木で増やす品種のバーベナには、栄養繁殖系品種として出回り品種名とラベルがついています。

挿し木の適期は4月または5月、9月のいずれかに行いましょう。挿し穂を作るために5cm〜6cmに切り分けます。切り口を約30分水に浸しておきます。

その後、切り口に植物成長調整剤を塗布して、土に挿しましょう。2週間ほどで根が出てきて十分に生長したら、お好きな場所に植え替えを行ってください。

挿し木に使う土には、挿し木用培養土というものがあります。または赤玉土を単品で使用します。小さめの鉢やポットに注いで使いましょう。

バーベナの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

バーベナは、うどんこ病と呼ばれる病気にかかる可能性があります。主に春や秋に発生する病気で、茎であったり葉っぱであったりと白い粉を覆ってしまいます。

予防としては、株を蒸らさないように風の通る環境で育てることが一番です。また、STダコニール1000やアーリーセーフなどを使うのもいいでしょう。

つきやすい虫

またバーベナには、オンシツコナジラミやハダニも湧いてくることがあります。ハダニは高温・乾燥を好む害虫です。

ハダニがつくと葉っぱがカサカサになって、白い斑点やかすったようなキズが付いてしまいます。駆除するにはテープで取り除くか、牛乳などで窒息死させるようにして駆除してください。牛乳を撒いてそのままの状態にしていると腐ります。水できれいに流しておいてください。

オンシツコナジラミは葉裏につく白く小さい害虫です。大量になるとすす病を招く恐れがあります。薬剤などを用いて駆除しましょう。

オンシツコナジラミではアクテリック乳剤やオルトラン液剤などがあります。ハダニにはベニカマイルドスプレー1000などを使うようにしてください。

農薬をできるだけ使用したくないのであれば、牛乳と水を1割ずつで割って散布しましょう。木酢液を作って吹きかけるのも効果的です。

バーベナの香り

バーベナはハーブとしても使用される植物で、お茶やアロマテラピーなどにも用いられます。ほんのりレモンの香りを漂わせることから、レモンバーベナといわれています。ランスのカフェでは定番メニューとして登場します。

バーベナの管理温度

バーベナは、15度〜20度の気温で発芽するようになっています。

一年草タイプのバーベナは、耐寒性・耐暑性ともに普通ぐらいの耐性を持っています。宿根草タイプであれば暑さにも寒さにも負けない強さをしています。

バーベナの種類・品種

バーベナという植物は、北アメリや南アメリカの熱帯地域及び亜熱帯地域に自生しています。世界中には250種類程の野生種が分布しています。

日本では「クマツヅラ」という品種が自生していて、長期開花する植物で夏の暑さでも花が開いています。

日本でよく流通しているバーベナは、アメリカ産の品種を掛け合わせてできた園芸品種です。

また、「花手毬」という品種はサントリーが開発した新種となっています。そのほかにも、「テネラ」や「タピアン」などという品種も存在します。

バーベナの収穫

バーベナの収穫は、5月〜7月の時期に行います。先端から2節のところをはさみでちょっきんと切ってしまいましょう。切った部分から新たな茎が生えてきて収穫する量も増加します。

バーベナの花

バーベナは4月〜11月にかけて暑さも気にせず花が咲き誇ります。開花期間の間は肥料を切らさないようにすることが、花を咲き続けさせるコツです。

バーベナの花の色は、白やピンク、紫、赤、青、オレンジなどバリエーション豊かです。

最後の小花咲き終えたら花茎の付け根を切除しましょう。花の姿が桜のようになっており、5つの弁から成り立っています。

バーベナの花言葉

バーベナの全般的な花言葉として、「魔力」と「魅力」という意味があります。予言や呪術の力を高めるとされるバーベナが古代から媚薬として使われていたことに由来します。

また、花の色によっても花言葉の意味が異なります。

赤い花では「(一致)団結」、白い花には「私のために祈ってください」、ピンクの花には「家族との和合」、紫の花では「私はあなたに同情します」「後悔」という花言葉になります。

小さな花が集まって一輪の花に見えることから家族との和合や一致団結という意味となっています。

バーベナの育て方をマスターしよう!

バーベナという花の育て方についてご紹介しました。

カラフルな花を咲かせるバーベナには色によって別の花言葉を持つことが知れました。育てるのもそれほど難しいというわけではありません。初心者の方も挑戦してみてください。

春から秋にかけて花を鑑賞できるのはまさに魅力的な植物ですね。