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ルリタマアザミ

暑さに強い◎ガーデニングにおすすめの夏の花22選!夏に植えることもできる?

Photo by ひまわりっこさん

夏に植える草花は、日本のジメジメとした暑い夏にも耐え、秋まで鮮やかに咲く花ばかりです。5〜6月に植えれば真夏に咲き、7〜8月に植えれば秋口に美しい花を楽しませてくれます。暑さに強い花を植えて、夏の花でガーデニングを楽しみましょう!

今回は、暑さに強い夏のガーデニングにおすすめの花と、夏に植えることができる花を、それぞれ分けてご紹介します。

暑さに強い!ガーデニングにおすすめの夏の花

アスター(エゾギク)

【花期:7〜9月】
【植え付け時期:2〜3月】

アスターは紫や紅色系の、トーンが落ち着いた花色が多いキク科の一年草です。咲き方も、八重咲きやぽんぽん咲き、大輪種など多彩に楽しませてくれます。

トレニア

【花期:6〜9月】
【植え付け時期:4〜8月】

トレニアはスミレにも似た花を咲かせ、別名ナツスミレとも呼ばれています。花付きが良く、茎にほふく性のある品種もあり、ハンギングにも最適です。

カンパニュラ

【花期:4〜7月】
【植え付け時期:9月】

カンパニュラはほぼ周年出回る、丈夫な草花で、小さい釣鐘型の花をつけるメディウムという品種が人気です。ほふく性のフラギリスはこんもりと咲くのでハンギングにもよいです。

ヒマワリ

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:5〜6月】

ヒマワリは古代インカ帝国で太陽神のシンボルとされてきた花です。暑い夏の日差しを好み、太陽に向かって咲きます。矮性の品種も多く、家庭の花壇でもよく映えます。

エキノプス(ルリタマアザミ)

【花期:7〜8月】
【植え付け時期:3〜4月/10〜11月】

エキノプスはキク科の多年草で、涼しげな紫色の、ハリネズミのようなトゲトゲした花を咲かせます。高温多湿が苦手なので、日陰での栽培が適しています。

カスミソウ

かすみ草 母の日 カスミソウ

【花期:5〜8月】
【植え付け時期:2〜4月/10〜11月】

カスミソウは小さな花が株全体を覆って、まさに霞みがかったように花を咲かせる一年草です。花壇の空間埋めや、切り花としても使い勝手がよく、長年人気です。

ルピナス

【花期:4〜7月】
【植え付け時期:3月/10〜11月】

ルピナスは円錐型の花穂を伸ばし、春から夏にかけて、下から咲き上がるので、別名のぼり藤とも呼ばれています。60cm以上の大きな花穂をつけるラッセルルピナスが人気です。

西洋オダマキ

【花期:5〜7月】
【植え付け時期:2月】

西洋オダマキは花びらのように見える萼片と、その内側の花びらとのコントラストが楽しめます。とくにマッカナジャイアントという品種は大輪で、切り花としの人気も高いです。

アサガオ (朝顔)

【花期:7〜9月】
【植え付け時期:5〜6月】

奈良時代から日本の庭を彩ってきたアサガオは、つる性の特性であんどん仕立てや、グリーンカーテンとしても利用されています。浴衣の柄でもおなじみの曜白朝顔が人気です。

ペチュニア

【花期:3〜10月】
【種まき:3〜5月/9月】

ペチュニアはアサガオを小型にしたような形で、花柄・花色を豊富に展開する一年草です。こんもり咲くプッシュタイプと半ほふくタイプがあり、花壇のほかハンギングにも対応できます。

マリーゴールド

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:4〜6月】

マリーゴールドはオレンジや黄色のビタミンカラーが鮮やかな一年草で、非常に丈夫な花です。とくにフレンチ種には害虫のセンチュウ忌避効果があるので、その面でも人気です。

ナデシコ(ダイアンサス)

【花期:翌年5〜6月】
【植え付け時期:3〜5月/9〜10月】

ナデシコは、秋の七草のひとつでもあり、古くから日本で楽しまれています。花の縁に細かな切れ込みが入った愛らしい花で、とくにヒゲナデシコはカーペットのように地面を覆って咲きます。

パンジー・ビオラ

【花期:11〜5月】
【植え付け時期:10〜12月】

パンジー・ビオラは秋冬の花壇を彩る花として人気で、品種によって一年草・宿根草などがあります。花色や花がらが豊かで、ブラックなどの珍しい色味も最近人気を集めています。

夏に植えるのもOK!夏のガーデニングにおすすめの花

インパチェンス

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:5〜7月】

インパチェンスは丈夫で育てやすく、わずかな日当たりでも、次々とこんもり花を咲かせます。花色が豊富で、花期も長いので、夏の花壇のレギュラーメンバーになります。

ケイトウ

【花期:6〜11月】
【種まき:5〜8月】

ケイトウはその名の通り鶏のトサカに見える花を咲かせる一年草です。花に見える部分は、茎が変形した部分のため、鑑賞期間も長く楽しめます。

コスモス

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:4〜9月】

コスモスは秋のイメージがありますが、最近は花期が長くなるよう開発された園芸品種が多いです。育てやすさと花色の豊富さからも、夏と秋の花壇を彩る花として人気です。

一年性サルビア

【花期:5〜10月】
【植え付け時期:5〜7月】

サルビアは燃えるような赤や、青紫色、ピンクの花を咲かせます。多くの品種は宿根草で、耐暑性が弱いものも含まれますが、一年草の品種は比較的暑さに強く、夏からの植え付けも可能です。

ジニア(ヒャクニチソウ)

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:5〜7月/9月】

ジニアは開花期が長く、初夏から晩秋まで次々と花をつけます。ボリューミーで豪華なエレガンスや、小輪一重咲きのアングスティフォリアなど、花色や花姿も豊富です。

ニチニチソウ

【花期:4〜10月】
【植え付け時期:5〜7月】

ニチニチソウはその名の通り、毎日花が咲き続け、春から秋まで、シンプルな花と艶のある濃い葉のコントラストを楽しめます。ほふく性のある品種はグランドカバーとしても使えます。

センニチコウ

千日紅 センニチコウ

ap.jp/post/6099577″ target=”_blank”>Photo by kumakoさん@GreenSnap

【花期:6〜10月】
【植え付け時期:5〜8月】

センニチコウは枝先にピンクや紅紫色の球状の花を咲かせる一年草、多年草です。花の水分が少ないのでドライフラワーにしても、鮮やかに色が残ります。

ハボタン

【花期:11〜3月】
【植え付け時期:5〜9月】

ハボタンはアブラナ科でキャベツの仲間の一年草です。日本で観賞用に改良され、バラのように咲くものや、葉がちりめん状に咲く品種など、多様な花姿を楽しめます。

ストック

【花期:10〜11月/2〜4月】
【植え付け時期:9〜11月】

ストックは白やピンク、紫のある花をさかせ、その芳香も楽しむことができます。一重咲き、八重咲き、高性など、花姿はさまざまですが、どれもシックな色味で秋を演出します。

夏の花でガーデニングを楽しもう!

今回ご紹介した草花は、どれも育てやすく、入手もしやすい人気の花です。しかし、夏場はとくに日差しも厳しいので、その花が直射日光に耐えられるかどうかを調べて、その植物にあった場所をチョイスして植えるようにしましょう。

夏に種まきや苗植えを楽しんで、夏秋の花壇を彩りましょう!

冬植え・冬まきの草花|寒い時期でも育てられるおすすめ種類10選

カンパニュラ

日本の冬の寒さは植物にとっても過酷な環境ですが、中には耐寒性が高く、厳寒期の1〜2月を避ければ、苗植えや種まきをして、寒い冬の時期でも丈夫に育てられる草花もあります。

今回は、主に12月〜3月の冬に植えられる草花をご紹介します。

冬植え・冬まきの草花!寒くても育てられるおすすめ種類10選

冬に植える花① ノースポール


【植え付け:12月/開花期:12〜5月】

ノースポールは中心が黄色の白い花です。すっきりとした花姿がかわいらしく、育てやすい上に開花期も長いので、ガーデニング初心者にもおすすめです。

耐寒性はふつうなので、冬の間は花が減りますが、暖かくなるにつれて花を茂らせ、こんもりとしたボール状の株姿で楽しめます。

冬に植える花② クレマチス


【植え付け:12〜2月/開花期:品種によって一年中】

クレマチスはつる性の多年草で、育てやすい人気の草花です。とくに四季咲きのクレマチスは、12〜2月が休眠期にあたるので、この時期に苗を植えつけるといいでしょう。

根付いた後は、適度な剪定を繰り返すことで、品種によっては一年中開花を楽しむことができます。

冬に植える花③ ビオラ・パンジー


【植え付け:10〜3月/開花期:10〜5月】

ビオラ・パンジーは品種が数多く存在しますが、中には気温-10℃まで耐える、耐寒性の高い品種もあります。

秋冬から春先にかけて園芸店には花苗が出回り、冬から植えて育てられる草花として不動の人気を誇っています。

冬に植える花④ カンパニュラ


【種まき・植え付け:2〜3月/開花期:6〜7月】

カンパニュラは小さなベルのような形をした花をつける多年草です。風鈴草(フウリンソウ)とも呼ばれ、可憐な花姿で人気です。

カンパニュラは耐寒性が高く、逆に寒さに当てないと花がよくつかないので、2〜3月の気温5℃ほどの時期から、種まきや植え付けをして育て始めるといいでしょう。

冬に植える花⑤ クランベリー


【植え付け:2〜3月/開花期:6〜7月】

クランベリーは初夏に白い花をつけ、夏にピンクの丸い果実をつける果樹のひとつです。花と果実を楽しめるので、鑑賞期が長く、その愛らしさからも鉢物や寄せ植えで楽しむ人が急増しています。

クランベリーも耐寒性が高く、寒さに当てることで花・果実がよくつくようになります。

冬に植える花⑥ カレンデュラ(キンセンカ)


【植え付け:10〜3月/開花期:12〜5月】

カレンデュラは開花期が長く、耐寒性が強いキク科の花です。黄色やオレンジなどの暖色系の色味が多く、ポットマリーゴールドとも呼ばれています。

またカレンデュラの花には、皮膚や粘膜の治癒に効果的な成分が含まれていて、薬用ハーブとしても活用できます。

冬に植える花⑦ サイネリア


【植え付け:1〜4月/開花期:11〜5月】

サイネリアは冬の間に満開に咲くキク科の花です。とくに花が半ボール状にこんもりと咲くので、鉢花として人気が高いです。

耐寒性は高めではありますが、5℃以下になると弱ってしまうので、地域によっては室内で育てるのがおすすめです。

冬に植える花⑧ エキノプス(ルリタマアズミ)


【植え付け:2〜3月/開花期:7〜8月】

エキノプスはハリネズミが名前の由来となった通り、トゲトゲしい丸い花姿の多年草です。耐寒温度は-10℃なので、東北以南であれば広い地域で、冬2〜3月から育て始められます。

花に含まれる水分が少ないので、夏の開花を楽しんだ後は、ドライフラワーとしても長く楽しめることができます。

冬に植える花⑨ シロタエギク


【植え付け:一年中/鑑賞期:一年中】

シロタエギクはもっともポピュラーなシルバーリーフのひとつで、キク科の多年草です。耐寒性が強く、耐暑性もある程度あるので、寒い冬の時期からでも育てることができます。

寄せ植えやフレンチガーデン、ナチュラルガーデンとの相性が良く、6〜7月には小さな黄色い花も楽しめます。

冬に植える花⑩ アジサイ


【植え付け:12〜3月/開花期:5〜6月】

アジサイといえば梅雨の風物詩として馴染み深い花ですが、苗の植え付けや植え替えは、休眠期である冬の間に行うといいでしょう。

土壌酸度(pH)の度合いによって、花の色が青、紫、ピンクと変わるのが特徴です。花と思われている部分は萼が変化したもので、鑑賞期間も長いです。

冬植え・冬まきの草花!冬のガーデニングを楽しもう♫

今回ご紹介した冬植え・冬まきの草花は、どれも耐寒性が高い種類ですが、基本的に生育適温は5℃程度のものがほとんどなので、霜が当たるような日、地域では室内で育てたり、二十鉢にして育てるなど、寒さ対策をするといいでしょう。

皆さんも耐寒性の高い草花で、冬のガーデニングを楽しんでみてください。

ルリタマアザミの育て方|種まきや植え付け、植え替えの時期と方法は?

ルリタマアザミと呼ばれるように、濃い青い色の丸い蕾が印象的なキク科エキノプズ属に分類される草木です。品種は120種類ほどあります。耐寒性があり、多年草で、ヨーロッパやアジアに自生しています。今回は、そんなルリタマアザミの育て方をみていきます。

ルリタマアザミを育てる場所

ルリタマアザミは、日なたでの栽培が適しています。耐寒性があり、マイナス10度ぐらいの気温ならば成長に影響はでませんが、高温過ぎたり、多湿過ぎたりする環境は苦手です。

関東より西の場合は、高温や多湿のせいで、夏に枯れたりする恐れがあります。それらを考慮すると、置き場所を替えることができる鉢植えで育ててあげるのがおすすめです。

ルリタマアザミの水やり

ルリタマアザミは多湿が苦手な草木ですので、地植えの場合は、やりを特別にする必要はありません。ただし、そのときの天気によって何週間も雨が降っていない、土が干上がっている等の場合は、水をあげましょう。

鉢植えの場合は、土の表面をチェックしか乾いていたら水やりをします。

ルリタマアザミの肥料

ルリタマアザミは土壌の良し悪しにかかわらず、多くの肥料は必要ありません。春と秋の種まきの前に緩効性化成肥料を与えます。

ルリタマアザミの土

ルリタマアザミを育てるときは、水はけの良い土かつアルカリ性のものが適しています。pH7~7.5の土がおすすめです。

ルリタマアザミの種まき・植え付け・植え替え

種まき

ルリタマアザミは実生でも育ちますが、種まきでの場合は、5~6月を目安に行います。ちなみに、秋蒔きも可能で、9~10月がおすすめです。ただし、種まきの場合は、花が咲くのは3年目くらいになります。

植え付け

ルリタマアザミの植え付け時期は、春先3~4月と秋の10~11月頃が適期です。そのときの天気よって春先は、4~6月が良い場合もあります。

苗を庭に直接植え付ける場合は、ルリタマアザミの根が地中に深く伸びる性質を持つため、深めに穴を掘ります。株と次の株の間は、できれば40cmほどあけましょう。

苗木を2つ以上並べて植えたいときは、千鳥植えという植え付けをします。これは、15cmほど交互に話しながら植えて行く方法です。株と株の間は、1条植えと同じぐらいとります。

植え替え

ルリタマアザミの植え替えですが、成長にもよりますが庭で育てている場合は、2年ないし3年に一度株をわけて植え替えます。鉢植えでは1年おきに鉢を一回り大きなものに替えます。

ルリタマアザミの増やし方

株分け

ルリタマアザミの増やし方は、植え替えのときに行う「株分け」という方法です。株分けをする時期は、植え替え時期の時に、株を2ないし3に分けておくと便利です。

種まき

また、「種まき」で増やすこと可能です。発芽に適した気温は20℃前後です。ルリタマアザミの種が発芽し、ある程度の大きさの苗になるまでは、ポット蒔きで水を適宜与えながら発芽するまで管理します。

本葉が3枚ほどになったら、鉢植えもしくは庭に直植えします。耐寒性がありますが、春まきがおすすめです。

ルリタマアザミの手入れ

ルリタマアザミは、花が咲き終えると色褪せが始まります。花がらを摘まないでいると、開花前の花の栄養が足りなくなります。そうなると、花の開花時期が短くなり、鑑賞時期が短くなります。

そのため、定期的に花がらを摘んで手入れをしましょう。茎から切り落としてあげるといいですよ。

ルリタマアザミの育て方で注意すべき病気・害虫

つきやすい虫

ルリタマアザミの蕾に、アブラムシが発生することがあります。発生したら、すぐにピンセットなどで駆除します。

かかりやすい病気

病気は、葉や茎が白くなるうどんこ病になる可能性があります。梅雨時期になりやすいので、気をつけましょう。

ルリタマアザミは、もととも多湿が得意な草木ではないので、鉢植えの場合は、風通しのよい場所におくと病気予防になります。

ルリタマアザミの花

ルリタマアザミの開花時期は、夏の7~9月頃です。この時期になると、濃い青や紫、白色のまん丸の花を咲かせます。

ルリタマアザミの花はドライフラワーなどにも人気です。ドライフラワーにする場合は、ルリタマアザミの花が開く前に、ほどよい長さの状態で切り取ってあげる良いでしょう。

ルリタマアザミの花言葉

ルリタマアザミの花言葉は、「鋭敏」「傷つく心」などです。

ルリタマアザミの名前の由来

ルリタマアザミの蕾がハリネズミのようにトゲトゲしいことから、学名ではエキノプス「Echinops」といいます。これはギリシャ語ので「ハリネズミのようだ」という意味です。

ルリタマアザミの花を育てて、アレンジまで楽しもう!

ルリタマアザミは、草丈が150cmぐらいまでに育ちます。夏になると濃い青色のほかに、紫や白などの花を咲かせるので、観賞用に育てても楽しい草木です。

また、ドライフラワーなどにも適していて、蕾の丸い形状は無造作に切り取り、ほかの花と束ねたり、リース状にしてもアクセントになります。多年草ですので、毎年花を楽しめます。水はけに注意して育ててみてはいかがでしょう。

※トップ画像はおしげどんさん@GreenSnap