GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料

ペンタス

春の花でガーデニング!4月・5月・6月の春に植える花19選

マーガレット

春のガーデニングは、心地よい天気の中で楽しめる、一番のガーデニングシーズンですね。この時期の気候は、多くの草花にとっても生育しやすい環境です。初心者でも失敗しにくいので、春植え・春まきの草花でガーデニングを楽しみましょう。今回は、春のガーデニングで植えたい、春植え・春まきの草花19選をご紹介します。

春の花をより楽しむためのガーデニングのコツ

春といえばたくさんの花が元気に咲く季節、ガーデニングに向いている季節です。この春からガーデニングを始めようという方も多いかもしれませんね。

そんな方のために、まずは春の花でよりガーデニングを楽しむ3つのコツをご紹介します。

良い花苗の選び方は?

春のガーデニングをすぐに楽しみたいなら、花苗を購入して苗から育てるのがおすすめです。

苗を選ぶときは次のポイントをチェックして購入しましょう。

  • 葉と葉の間がつまっていて徒長していない
  • 葉の色が濃くてハリがある
  • 葉の裏や茎に病班や虫の痕跡がない
  • 株にぐらつきがないか
  • 根っこがしっかり張っているか

もちろん春は種まきから簡単に育てられる草花もたくさんありますが、種まきから開花するまでは非常に時間がかかるので、なかなかすぐには楽しめません。

花苗のほうが割高ではありますが、3〜4月の春先から花を楽しみたいという方は、花苗から育てるのがおすすめです。

春はぐんぐん成長するから株間は広めに

花苗を植えるときは、春のガーデニングでは株間を広めにとっておきましょう。

植えるときは小さくても、暖かくなるにつれて分岐がふえて横に広がっていく草花が多いので、地植えならだいたい20cm以上は離して植えましょう。

植え付けた時点で見栄えがよくなるように、株間を狭く植えてしまうとやがて密植状態になり蒸れてしまい、のちのち枯れることもあります。

とくに春のガーデニングは暑さや蒸れの影響を受けやすくなるので株間は広めにとって植えましょう。

花の色合いは2色程度に

春はいろいろな花が咲いて、ついつい欲張っていろんな色の花を植えてしまいがちですが、おしゃれな花壇にセンスのいい寄せ植えにしたいのであれば、2色程度におさえておくのがおすすめです。

春におすすめの花色の組み合わせは、ピンク×クリームなどです。好みにもよりますが、原色に近いビビッドな色合いよりも、パステルカラーやニュアンスカラーといったやわらかい色合いがおすすめですよ。

いろんな色を楽しみたいという方は、花壇のブロックごと、寄せ植えの鉢ごとにカラーテーマを変えて植えてみてはいかがでしょうか。

no-img2
松原真理子
本格的な夏に向けては、涼し気なイメージの色や、また元気の出るイエローやオレンジもコーディネートしてみても良いですね。

4月・5月・6月のガーデニングで植える春の花19選

チューリップ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 3月~5月
植え付け 10月下旬~11月
花色 赤、白、ピンク、黄色、紫、複色

チューリップはトルコが原産の球根植物で、春を代表する花で知られています。16世紀にオランダで品種改良が盛んに行われ、これまで約5,000種類以上もの園芸品種が誕生したといわれています。チューリップは切り花や花壇などで他の植物と寄せ植えしたりなど、楽しみ方も豊富です。

ラナンキュラス

栽培難易度 ★★★☆☆
開花期間 3月~5月
植え付け 10月~12月
花色 赤、ピンク、白、紫、緑、オレンジ、複色

ラナンキュラスはキンポウゲ科の球根植物で、花びらが幾重にも重なる美しい花姿が特徴です。八重咲きや変わり咲きなど咲き方もさまざまで、花色も実に豊富です。ラナンキュラスは日当たりと風通しのよい環境で育て、土の表面が乾燥したらたっぷり水やりします。

キンギョソウ(金魚草)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~6月
植え付け 3月~5月
花色 ピンク、赤、黄、オレンジ、白

キンギョソウはふわふわとした花の形が特徴的な花です。花色や咲き方が多くガーデニングに人気です。多年草に分類されていますが、湿気を嫌い、梅雨から真夏の時期には弱って枯れてしまうこともあるため一年草扱いされます。

アネモネ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 2月~5月
植え付け 10月~12月
花色 ピンク、赤、白、青、紫、複色

アネモネはキンポウゲ科の多年草で、和名では「紅花翁草(ベニバナオキナグサ)」や「牡丹一華(ボタンイチゲ)」などと呼ばれています。アネモネには多くの品種があり、大輪の花を咲かせることが特徴です。花色のバリエーションも多く、特に洋風の庭園とよく合います。

no-img2
松原真理子
球根植物は、球根から育てる場合も比較的簡単なので、次の秋にぜひ『秋植え球根』としてチャレンジしてみてください。

インパチェンス

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月~11月上旬
植え付け 5月~7月上旬
花色 赤、ピンク、白、オレンジ

インパチェンスは春から秋まで咲く、開花期間の長い、春植え・春まき一年草です。花色や咲き姿の種類が豊富で、育てやすいことからも、ガーデニング初心者にもおすすめの草花です。

ネモフィラ

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~5月
植え付け 5月上旬~4月
花色 青、白、紫、複色

ネモフィラは、真っ青な花を美しく咲かせる一年草です。花付きもいいので、花壇に植えると、最盛期には一面ブルーのネモフィラ畑が楽しめます。プランターに植えても、こぼれるように咲くので美しく、春のガーデニングで楽しみたい草花のひとつです。。

マーガレット

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 11月~5月
植え付け 3月~6月
花色 ピンク、赤、クリーム、白、黄、淡いオレンジ

マーガレットが豊富な花びらと、中央の黄色がかわいらしい春植えの多年草です。花色も豊富なので、秋から初夏の花壇をカラフルに彩ってくれます。耐寒性が低いのでプランターや鉢植えにして、霜に当たらないように移動しながら管理するといいでしょう。

ジニア(ヒャクニチソウ)

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月〜11月
植え付け 4月中旬〜8月
花色 赤、白、ピンク、黄色、オレンジ

ジニアはヒャクニチソウ(百日草)という和名の通り、100日ほどの開花期間で楽しませてくれる、長く楽しめる一年草です。

春のガーデニングを代表する花で、4月ごろに種まきをするか、同時期に出回るポット苗を植え付けをすれば、夏から秋の長期間、プランターや花壇を彩ってくれます。栽培も簡単で初心者向きです。

センニチコウ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 7月〜11月
植え付け 5月中旬〜8月
花色 赤、白、ピンク、紫

センニチコウは花びらではなく、苞がおもな鑑賞部分の一年草です。耐暑性が高く、乾燥に強いのが特徴で、秋のガーデニングまで楽しませてくれます。厳しい夏の暑さにも負けず、長い期間花をつけ続けることから、千日紅との名前がつけられた、ともいわれています。

木立ち性ベゴニア

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月中旬~12月上旬
植え付け 4月中旬~7月上旬、9月~10月
花色 赤、ピンク、白、オレンジ、複色

木立ち性ベゴニアは、茎を枝分かれさせて、花茎の先にいくつも花をつける春植えの多年草です。常緑性のある多年草で、葉の色や柄もさまざまなので、花が終わったあとも美しい株姿を楽しめます。春のガーデニングではカラーリーフとして楽しめます。

ペンタス

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 5月~10月
植え付け 5月~6月
花色 ピンク、赤、白、紫

ペンタスは小花を手まり状に密集させて咲かせる春植え・春まきの多年草です。もともとは低木花木でしたが、品種改良が進み、矮性品種が鉢花や花壇苗として流通しているので、花壇や寄せ植えにも使えます。春から秋まで開花するので、長期間楽しませてくれる、丈夫な草花です。

オトメギキョウ(ベルフラワー)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~5月
植え付け 2月~3月上旬
花色

オトメギキョウは、青や紫のベル状の花を咲かせる春植えの多年草です。2月〜3月に種まきをして育てると、春から初夏にかけて、涼しげに咲いてくれます。耐暑性は弱いので、花は夏には終わりますが、常緑性のあるこんもりとした葉が残り、長く楽しめます。

宿根バーベナ

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月中旬~11月中旬
植え付け 5月~7月中旬、9月
花色 赤、ピンク、白、紫、複色

バーベナは、やや小さな花を密集させて咲かせる、春植え・春まきの宿根草のひとつです。ほふく性があり、横に広がるように育つので、グランドカバーにもおすすめです。冬には地上部を枯らしますが、春頃になると再び芽吹きはじめます。

フランネルフラワー

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~6月、9月~12月
植え付け 4月~5月、9月~10月
花色 白、複色

フランネルフラワーは全体が繊毛に覆われていて、まさにフランネル生地のような、もこもことした質感が魅力の春植えの多年草です。開花期間も長く、花が終わっても常緑性があるので、シルバーリーフとしても楽しめます。

蒸れに弱いので夏越しをする際には十分に注意しましょう。

ナデシコ(ダイアンサス)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月~8月
植え付け 3月~5月、9月~10月
花色 ピンク、赤、白、黄、黒、複色

ナデシコは主にピンクや赤の花を咲かせる、春植え・春まきの多年草です。園芸品種が多く開発されており、花姿がさまざまに展開しています。品種によっては四季咲き性もあり、耐寒性も高いので、一年中楽しめる草花です。

春に植えて夏に楽しめる草花は?

アンゲロニア

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 6月~10月
植え付け 4月~7月
花色 ピンク、白、紫、青、複色

アンゲロニアは花を縦に連ならせるように咲かせる、春植え・春まきの一年草です。品種によって草丈は30cm〜1mとさまざまですが、春に植えて、夏ごろにはボーダーガーデンの花壇の後方に配置したり、縦のラインを演出するのに欠かせない草花です。

ナスタチウム(キンレンカ)

栽培難易度 ★★☆☆☆
開花期間 4月下旬~7月、9月~11月上旬
植え付け 3月下旬~5月
花色 オレンジ、黄、赤、複色

ナスタチウムな金蓮花(キンレンカ)という和名のとおり、蓮のような丸い葉と、黄色やオレンジ色の花が特徴の一年草です。春のガーデニングで植えておけば、夏に晴れやかに咲いてくれます。耐暑性が低いので、夏の間は半日陰に移せるように、プランターで栽培するのがおすすめです。

アゲラタム

栽培難易度 ★☆☆☆☆
開花期間 5月~11月
植え付け 4月~7月
花色 ピンク、白、青

アゲラタムは細い花びらをつけた小さな花を、手まり状に密集させて咲かせる春植え・春まきの一年草です。ふんわりとしたフォルムは、主役の花を引き立てる名脇役として重宝します。青や紫、白などの花色が多いので、涼しげに春から秋のガーデニングを彩ってくれます。

ラベンダー

栽培難易度 ★★★☆☆
開花期間 4月下旬~7月
植え付け 3月下旬~4月上旬、10月上旬~10月中旬
花色 紫、ピンク、白

ラベンダーはハーブの一つでもあり、初夏に涼しげな花を咲かせる、春植え・春まきの多年草です。常緑性があるので、初夏の花を楽しんだあとは、花壇をエメラルドグリーンに彩ります。越冬すると木質化するので、低木のような側面もある草花です。

春の花でガーデニング!4月・5月・6月に植える花を楽しもう

春植えの草花には、夏から秋にかけて、長期間咲いてくれる種類ものもたくさんあります。夏秋のガーデニングを楽しむためにも、今から春植えの草花を、プランターや花壇に植えておきましょう。

ペンタスの育て方|屋外で冬越しできる?寄せ植えで相性がいい花は?

ペンタス

夜空に光る星が集まっているかのような花が咲くペンタスは、5〜10月の長期間にわたって花が咲くため、ガーデニングでは人気の高い植物です。

今回は夏のガーデニングに欠かせないペンタスの育て方についてご紹介します。

ペンタスの育て方のポイント

ペンタス

松原真理子

ペンタスの育て方はとても簡単ですが、長い期間育てたい場合は「冬越し対策」を行うことがポイントになります。

そもそもペンタスは耐寒温度が5℃程度のため、一年草として使われますが、本来は多年草なので、うまく冬越しできれば毎年花を楽しむことができます。

確実に冬越ししたいなら、鉢に寄せ植えして楽しむのがおすすめですが、地植えで育てても防寒対策をすれば、冬越しすることは可能です。

ペンタスを育てる場所

ペンタスは日当たりの良い場所で育てましょう。

ペンタスは夏の暑さに強いため、日よけをする必要はありません。むしろ、日の光が当たらない場所で育てていると、花のつき具合が悪くなることがあります。また、茎が間延びする原因にもなります。

直射日光にあたっても、水の管理をきちんとすれば花を咲かせるので、日当たりに関してはあまり心配する必要はありません。

ペンタスの水やり

ペンタスは、鉢植えで育てている場合、春から秋までの間は土が乾燥したらたっぷりと水やりするのが基本です。ペンタスは過湿を嫌うため、水やりのしすぎは枯れる原因になるので気をつけましょう。

真夏は水切れを起こしやすいので、朝夕の1日2回の水やりを目安に水やりしましょう。

地植えでペンタスを育てている場合、しっかりと根付いていれば水やりの必要はありません。ただし、晴れが続いてしおれているようであれば、たっぷり水やりしてください。

ペンタスの肥料・追肥

ペンタス

ペンタスは春から秋にかけて、長期間花を咲かせるので、その間は肥料を定期的に与えましょう。開花期間中に肥料が途切れてしまうと、花つきに悪影響を及ぼすので注意してください。

肥料は草花用の液体肥料を7〜10日に1回、水やりの代わりに与えます。固形肥料をまくのであれば、窒素・リン酸・カリが均等の肥料を置き肥しましょう。

ただし、真夏の暑い時期に肥料を与えてしまうと、立ち枯れになりやすくなるので避けましょう。

no-img2
松原真理子
真夏になんとなく元気がなかったり、花付きが悪くなったりすることが稀に起こりますが、肥料切れが原因ではない場合がほとんどです。無闇に肥料を与えてないでくださいね。

ペンタスの花がら摘み(切り戻し)

ペンタスの春から秋までの開花期間中は、定期的に花がら摘みを兼ねた切り戻しをしてあげると、開花が持続したり、花つきもよくなります。

切り戻す位置は、先端から2節目(花から2つ目の葉の生え際)です。すぐ下につぼみがある場合は、とりあえずつぼみの上の開ききった花だけ切っておくといいです。

ペンタスの冬越し

ペンタスを冬越しさせるには、水やりをかなり控えめにすること防寒対策を徹底することが大切です。

冬の休眠中は、葉がしおれるように垂れ気味になってきてから水やりしましょう。必ず日中の暖かい時間帯に水やりし、水温も15〜20℃(常温)にして与えてください。

防寒対策は、鉢植えなら室内の日当たりのいい場所にしまうのが一番効果的です。

屋外で冬越しするにはどうする?

もし屋外で冬越しさせる場合は、二重鉢といって、一回り大きい鉢に鉢ごといれて隙間を土で埋めておくといいでしょう。

地植えの場合、数年鉢植えでの屋外越冬に耐えた株を植え付けた場合は、冬越しできる可能性があります。防寒対策は、マルチングがおすすめです。腐葉土を7cmほど株元に盛っておきましょう。

ペンタスの植え替え

鉢植えのペンタスは1〜2年に1回は植え替えをしましょう。生育旺盛な植物ですので、放っておくと根詰まりで枯れてしまいます。

ペンタスの植え替え時期は、開花が始まる直前の5月ごろです。

  1. 水やりを控えて土を乾燥させておく。
  2. 一回り大きい鉢に鉢底ネット、鉢底石をしき、市販の草花用培養土を3分の1ほどいれる。
  3. 元の鉢からペンタスをぬきとり、根と周りの土を3分の1ほど崩して土をおとす。
  4. 黒い根や細長く伸びた根を清潔なハサミで切る。
  5. 伸びすぎた枝を、草丈が半分になるように切り戻す。
  6. 新しい鉢にペンタスの株をいれ、隙間を土で埋めていく。
  7. 鉢のふち下1〜2cmまで土をいれたら、たっぷりと水やりをする。

ペンタスの寄せ植えで相性のいい植物

ペンタス

ペンタスをつかった寄せ植えをするときは、開花期間が同じくらいで、直射日光や暑さに強い植物と組み合わせましょう。

ペンタスの寄せ植えにぴったりな相性のいい植物は下記です。

ペンタスの増やし方

ペンタスの増やし方は挿し木か種まきです。挿し木のほうが時期と気温が日本にあっているので、簡単に増やせます。反対に種まきは時期と気温が合っていないので温度管理が難しく、やや難易度が高いです。

挿し木

ペンタスの挿し木は5〜9月の間におこないます。

茎や葉を二葉が3〜4組ついている枝を選んで、茎をばっさりと切ります。水分を余計蒸発させないために葉を半分にカットしましょう。

清潔なポットに挿し木用の土をいれ、割り箸などで穴を空けて、その部分に切り取った挿し穂を挿します。挿し木したら半日陰で乾燥しないように管理します。

芽が出てきたことを確認したら小さな鉢に植え替えます。わき芽を出させるために伸びた茎の先端を摘んでおくといいです。

種まき

ペンタスは種まきで育てることも可能です。3月ごろに種まきを始めましょう。発芽温度は20度なので、保温に努めてください。

ペンタスは好光性種子なので、育苗箱やセルトレイに種まきしたら、土はかぶせずに霧吹きして、発芽まで乾かさないで日向で管理しましょう。

ペンタスの育て方で注意すべき病気・害虫

ペンタスがかかりやすい病気には、灰色かび病と立ち枯れ病があります。

灰色かび病は茎や葉が溶けていくように腐って灰色のカビが付着します。主な原因は風通しが悪く過湿になっていると引き起こしやすいです。

立ち枯れ病は、日中でも萎れてしまい、悪化すると下葉から徐々に変色し、株全体にそれが広がり立ち枯れを起こします。こちらの原因も風通しが悪いことが考えられます。

害虫は、カイガラムシに注意しましょう。

ペンタスの育て方を覚えて、夏の開花を楽しもう!

ペンタス

星の形をした可愛らしい花を雨の日に使う傘のように集合して咲くペンタスについてご紹介しました。春・夏・秋にかけて長期間咲き続けるので暑い時期に長く楽しめます。

育て方はの難易度はさほど高くないので初心者にも育てやすいでしょう。花に願いを叶えてもらいませんか。

ペンタスの花言葉|色別の意味や由来は?種類・品種、花の特徴は?

ペンタス

星のような形をした花びらが特徴的なペンタスは、花言葉もその花姿に由来しているといわれています。今回は、そんなペンタスの花言葉や由来、色別に意味が違うのかなどのほか、種類や花の特徴などについてもご紹介していきます。

ペンタスの花言葉

ペンタスの花言葉は、「希望がかなう」「願い事」です。

ペンタスの花言葉の由来

ペンタスの花びらが星のような姿をしていて、流れ星に願うことから由来してつけられました。

色別のペンタスの花言葉

ペンタスの花色は赤、白、ピンクなどさまざまありますが、特に色別の花言葉は設定されていないようです。

ペンタスの花の基本情報

学名
Pentas Lanceolata
科・属
アカネ科ペンタス属
原産国
熱帯アフリカ
別名
クササンタンカ

ペンタスはマダガスカル島や熱帯アフリカにおよそ30種類が分布しているアカネ科の植物です。常緑低木として育てられるので、ガーデニングファンにも人気があります。草丈も0.3〜0.6mの高さなので育てやすいです。

ペンタスの名前の由来

ペンタスという名前には、ギリシャ語の「5」の意味がある「Penta(ペンテ)」という言葉からつけられました。花の形が五芒星の形をしていることから因んでます。学名も「Pentas lanceolata」とペンテが入っています。

また、ペンタスには和名で「クササンタンカ」という呼称があります。クササンタンカとつけられた理由には、同じ分類のアカネ科のサンタンカも星の形をした花を咲かせ、類似している草花であることから名付けられました。

サンタンカは木であるため、ペンタスには「クサ(草)」が前についています。漢字で書くと「草山丹花」になります。花が傘のように集合して咲く様子から英名では「star cluster」と呼ばれています。star clusterは星団という意味です。

ペンタスの花の特徴

ペンタスの開花時期は8月〜10月で、星のような花が咲く姿はとても素敵です。

寒さが苦手ですが、5度以上を保つことができれば冬を越すこともできます。鉢植えにして、冬は室内で育てることがおすすめです。

ペンタスの種類・品種

ペンタスが園芸で親しまれているのは、2〜3品種と少なめです。

「ペンタス・ランケオラータ」といわれる品種が最もよく普及しています。そのほかのペンタスの品種には、「オーシャン・ブルー」、「グラフィティー・レッド」と呼ばれるものがあります。

シリーズに分類すると、主に知られているグラフィティーシリーズやバタフライシリーズとして分けられています。

また、八重咲きになるライカシリーズやボリューム感たっぷりのパニックタワーシリーズと呼ばれる品種もあります。

たくさんの色を楽しめるペンタスの花言葉を贈ろう!

ペンタスは夏のガーデニングにおすすめで、長い期間咲いてくれ、鉢植えだと一年中楽しむことができます。

星のようなかわいらしい花がたくさん咲き乱れている姿はロマンチックで素敵ですよ。