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2020年 8月 の投稿一覧

多肉植物好きのプレゼントは「多肉ブーケ」!マネしたくなるおすすめアイデア?

多肉植物 多肉ブーケ アレンジ

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

多肉植物はその扱いやすさで、いろんなアレンジができるのが魅力の一つですよね。GreenSnapでも寄せ植えや多肉トピアリー、多肉リースなどをご紹介してきましたが、今回ご紹介するのは、ちょっとしたお祝いやプレゼントに大活躍してくれる多肉ブーケです。

ということで、多肉ブーケの魅力とデザインアイデア集を、GreenSnapユーザーさんのステキな投稿とともにご紹介します!

プレゼントにおすすめ!多肉ブーケの魅力とは?


多肉ブーケの魅力は、その見た目の華やかさもさることながら、プレゼントした後も、もらった側は多肉植物を育てられるというところ!普通のお花は、いつか寿命がやってきますが、多肉ブーケなら多肉植物を植えつければずーっと育てることができます。

大切な記念日やプレゼントの思い出を、多肉を愛でながら残せるのはステキですよね♫

マネしたくなる多肉ブーケのおすすめアイデア集

多肉植物がアクセントになっている多肉ブーケ


ウェディング用のブーケにつくってもらったそうで、トルコキキョウやピンクと白のバラの中に、ロゼットが美しいシルバーがかった葉色のエケベリアがアクセントになっています。なかなかお花でこの色は出せないので、多肉ブーケだからこその仕上がりですよね。

多肉植物とかすみ草で柔らかい雰囲気になった多肉ブーケ


こちらはほとんどエケベリアの多肉でつくられたブーケですね。赤黒いのは「あずき」でしょうか…?シックな雰囲気で引き締め役として使われていますね。そんな多肉だらけのブーケをかすみ草で全体をぼかすように、柔らかい雰囲気をつくっています。

黒いエケベリアがかっこいい大人多肉ブーケ


センターをかざる黒いエケベリアがかっこいいですね!こちらは「古紫」でしょうか?(違ったらごめんなさい)全体的にかっこよさもありながら、月兎耳のもけもけ感や、多肉のお花が華やかで、絶妙なバランス感のある多肉ブーケに仕上がっています。

ナチュラル感が大人っぽい多肉グリーンブーケ


グリーンブーケでは、とくにエケベリア系のロゼット型に葉を広げる多肉が大活躍してくれますよね。センターの「トップシータービー」の躍動感がステキですね。ミントも添えてあるのですっきりとした香りとともに楽しめそうです。

色とりどりのエケベリアがかわいい多肉ブーケ


エケベリアづくしの多肉ブーケですが、どれも色あざやかでステキ!主役のエケベリアはちょっと赤黒い「ブラックプリンス」ですかね?となりのフサフサシルバーは「ハムシー」です。どれもかわいらしくて、思わず見入ってしまいます。

ちなみに、ブーケをほどくと多肉はこうなっている!


全てが同じ作り方ではないかとは思いますが、多肉ブーケをほどくと、中の多肉植物は茎がこんなに長くなっています。これはブーケに組めるように、接ぎ木してあるようで、つなぎ目の部分から切って植え付けると、ぐんぐん成長していくそうですよ。

Hiroshi_1953さんが、多肉ブーケをもらって、その後の多肉栽培の様子を、みどりのまとめにしてくれています。
>>ブーケの中に多肉がはいっていた<<

多肉ブーケで粋なプレゼントをしよう♫


プレゼントしたい方が多肉植物好きであったり、もちろん自身の多肉布教活動としても、多肉ブーケのプレゼントはおすすめです。みなさんも、大切な日のプレゼントにまよったら、多肉ブーケを贈ってみてはいかがでしょうか。

オンライン教室レポート✏︎秋のひまわりフラワーアレンジメント?

ヒマワリ アレンジ

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

8月から本格的にスタートした〔GreenSnapSCHOOL〕では、いろんな講師の方が、生け花はもちろん、鉢のDIYや多肉植物、苔玉づくりなどの教室を開催しています。

今回はその中でも、先日開催された「秋のひまわりフラワーアレンジメント?」の様子をレポートでお届けします〜!

>>GreenSnapSCHOOL<<

「秋のひまわりフラワーアレンジメント?」オンライン教室について


ひまわりといえば夏!黄色!元気!というイメージがありますが、今回は秋を思わせる大人っぽい色使いや、花材でのフラワーアレンジメントを教われるレッスンです。花材やフラワーベースなど材料一式込みで、参加料は税込6600円!

8月27日の13:00から限定5名での開催で、zoomというアプリを使って、パソコンやスマートフォンなどの画面越しで教わる、オンライン教室になります。

今回のフラワーアレンジメントを教えてくれたのはこの方!

今回はフラワーコーディネーターのナナコさんに、教室を開催してもらいました。ナナコさんは東京都町田市にショップをかまえる他、こちらのGreenSnapショップページからオーダーメイドのネット注文もできるそうなので、皆さんも気になったらぜひのぞいてみてください♫

「秋のひまわりフラワーアレンジメント?」オンライン教室レポート!

今回のレッスンで届いた花材や材料はこちら!

  • ヒマワリ・パナッシュ→メインのお花
  • ヒマワリ・ムーランルージュ→メインのお花
  • ケイトウ→脇役(サブ)のお花
  • オミナエシ→アレンジの隙間埋め
  • ベビーハンズ→器の縁隠し
  • 紅葉ヒペリカム→フローラルフォーム隠し
  • リューカデンドロン→アレンジの隙間埋め

全ての花材とも、根元をゼリーに入れてくれているので、とっても元気な潤いある状態で届きました!それぞれの花材には役割があるので、マネしてつくるときは、役割と草花の形を参考にしながら、似た花材を選ぶといいですね。


加えて、花器になる編みカゴと、フローラルフォーム、セロハンシートも届きました。
レッスンに必要なものは一式送ってくれるので、自分で用意するものといえば剪定ばさみと、机養生用の新聞紙やビニール袋くらいで済みますね。

「秋のひまわりフラワーアレンジメント?」オンライン教室スタート!


ナナコ先生をはじめ、参加ユーザーさん同士で好きなお花などを交えながらで挨拶。とっても和やかなムードでレッスンが始まりました。

まずはフラワーベースのセッティングから!一緒に届いた梱包紙を、編みカゴへ底上げ用に詰めたら、セロハンシートを敷いて、水を含ませたフローラルフォームをはめていきます。フローラルフォームはカッターで切り、カゴを隙間なく埋めていって、最後に角を切り落としながら整形していきます。こんな感じ!


ベースの準備ができたら、最初は縁隠しとなるベビーハンズから挿していきます。枝分かれしたところから短く切って、バランスを見ながら4枚ほど挿します。ちなみに、切り口をこんなふうに斜めに切り落とすと、フローラルフォームにすっと挿さるそうですよ。


次に、紅葉ヒペリカムを短めに切って、フローラルフォームの地肌を隠すように挿していきます。ヒペリカムを適当に挿したら、主役のひまわり、まずは黄色いパナッシュのほうから挿していき、バランスを見ながらリューカデンドロンも挿していきます。


次は茶色のシックなひまわり、ムーランルージュを挿していくのですが、ここで小技ワンポイント!

花首がうつむきがちなムーランルージュは、挿す前に頑丈なケイトウを挿して、ケイトウを支えにするように、ムーランルージュの花首を乗せながら挿していきます。すると写真の通り!ムーランルージュがちゃんと上を向いてくれるんです。

ヒマワリ アレンジ

最後に、空いたスペースをオミナエシで埋めていけば、完成です!!オンラインでも細かくチェックしながらレッスンを進めてくれたので、安心して楽しめました。生け花アレンジの経験が少ないスタッフでも、わりといい完成度で仕上がったのではないでしょうか!?(笑)

ムーランルージュの茶色いひまわりが、全体のアレンジの引き締め役となって、大人っぽい仕上がりになりました♫

秋のひまわりフラワーアレンジメントは、スツールに置いてインテリアに!

ヒマワリ アレンジ
ナナコ先生によると、今回はわりとボリューミーなフラアワーアレンジメントなので、リビング机の上などよりも、玄関やスツールにおいて、華やかなインテリアとして楽しむといいとのことでした。

さっそく飾ってみましたが、黄色と茶色のヒマワリのバランスがよくて、部屋のインテリアとの調和もよく、落ち着き感を保ちつつも明るくなった感じがします。これは感激〜!!

ナナコ先生、オンラインでの細かなフラワーアレンジメントレッスン、ありがとうございました♫

GreenSnapSCHOOLならお家で気軽に習い事ができる!


GreenSnapSCHOOLでは、現在もさまざまな教室で参加者を募集中です。たとえば、「多肉植物の寄せ植えに興味があるけど、作り方も自信がないし、道具を揃えたりするのも面倒」という方にも、おすすめな教室がたくさんあります!

詳しくはこちらをチェック!
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フェニックスの花言葉|意味や種類、インテリアにおすすめ!

フェニックス

南国のエキゾチックなムード漂うフェニックスをご存じでしょうか。羽のようないきいきとした葉が魅力的で、観葉植物としても大人気です。今回はフェニックスの花言葉や特徴などについてまとめてみました。

フェニックスの花言葉


フェニックスとは、ヤシ科の植物の1種です。花言葉は「躍動感」。これはフェニックスの羽のような形をした葉が生き生きと四方に広がる様子からこのような花言葉が付けられたようです。

このような花言葉をもつフェニックスは、育て方も簡単なことから、個人の活躍やビジネスの発展などを願ってお祝い・ギフトとして贈られることもあります。

フェニックスの基本情報

学名
Phoenix
科・属
ヤシ科・ナツメヤシ属
原産国
インドシナ

フェニックスは東南アジア原産のヤシ科フェニックス属の植物です。樹高2~4mの常緑低木で、ヤシ科の植物の中でも小型です。葉は光沢がありやわらかく直立した幹の先端から枝もなく直接葉が生えて広がっています。

エキゾチックな雰囲気が漂う優美な姿のフェニックスは、観葉植物としても人気です。成木は鉢植えとして、葉はフラワーアレンジメントなどのアクセントやポイントとして用いられています。

また日本国内の屋外の活用法としては、海水浴場や遊園地など施設内のランドマークとして用いられていることがあります。

九州以南や太平洋・瀬戸内海に面した比較的温暖な土地などで育ちやすく、宮崎県では県の木としてフェニックスが指定されているほか、道路植栽などにも用いられているので、街中には南国らしい雰囲気が溢れています。

栽培・管理上の注意としては、フェニックスはヤシ科の植物の中でも比較的寒さに強いといわれる品種です。ただし、霜や雪にあたると弱ってしまうことが多いので、暖地以外の場所では、露地植えよりも鉢植えの方が管理しやすいです。特に気温0度を下回ってしまうような厳寒期は室内に取り込むなど防寒対策をしましょう。

フェニックスの由来

フェニックスの名前の由来についてですが、植物名の由来には諸説あります。

大きく広がる葉が古代エジプトの伝説の鳥「フェニックス」の羽を連想させるという説のほか、別種のフェニックス属の植物の果実が赤紫色になり、それが赤紫の染料の産地とその同じ色名である「フェニキア」からフェニックスになったという説があります。

フェニックスの特徴


フェニックス・ロベレニーの特徴は南国風ですらっとした樹勢が印象的なところです、また葉には枝がなく幹の先端部分から直接葉を生やします。幹は成長してもほとんど太さが変わりません。雌雄株同士が受粉すると実は付けますが、

よくあるヤシの木のイメージ(ココヤシのような大きなヤシの実)にもあるような形ではなく、食用にはむきません。

フェニックスの種類、品種


フェニックスはヤシ科の南国植物で、アフリカやアジアの熱帯地域に約17種程が分布しています。

日本国内で流通している多くは、ラオス原産のフェニックス・ロベレニーという品種で、そのほとんどが八丈島で生産されています。小ぶりで育てやすく手間がかからないという点でも非常に人気の高い観葉植物です。

それ以外にカナリーヤシ」「ナツメヤシ」など個性的な品種があります。

フェニックスはインテリアにおすすめの観葉植物


いかがでしたか。お部屋に飾ることで、室内にいながら南国のエキゾチックな雰囲気を楽しめるフェニックス。見た目が美しいだけでなく育てやすいというところがポイントです。インテリアとして取り入れ、ステキな空間を演出してみませんか。

フサスグリの花言葉|種類や意味、実の食べ方は?

フサスグリ

今回はフサスグリの花言葉や品種など植物としての基本的な知識についてご紹介します。赤く透き通った見た目も美しいフサスグリ。実は酸味が強いことなどからジャムや果実酒などに加工されることが多いのです。

フサスグリの花言葉


赤い実を付けるフサスグリ。和名では「酸塊(スグリ)」と書くのですが、これはスグリの実が酸っぱいことに由来します。フサスグリの英名は「Redcurrant(レッドカラント)」といいます。

フサスグリを含む「スグリ」という植物の花言葉には、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」、「私はあなたを喜ばせる」、「目新しい」、「新しい経験」、「珍しさ」、「予想(を裏切る)」、「幸せの訪れ」、「真の幸福」などさまざまな花言葉があります。

例えば「あなたの不機嫌が私を苦しめる」は、スグリ科の植物には枝に鋭いトゲがあり、果実を収穫しにくく手間がかかることにちなんでいるといわれています。赤い実に由来したものだと、「私はあなたを喜ばせる」、「予想(を裏切る)」などがあります。

「私はあなたを喜ばせる」はスグリの甘酸っぱくおいしいというところから由来していますが、その味には人それぞれの好みが分かれるようです。

「予想を(裏切る)」は甘みも感じるフサスグリの実ですが、それ以上に酸味が強いという特徴もあります。赤くてつややかでとてもおいしそうに見える実ですが、「すっぱい」かどうかは予想できない…というところから来ているのかもしれません。

その他、すべての花言葉に意味や由来があるかどうかはわかりませんが、実際フサスグリという植物にふれることで、花言葉に見合う何かが見つかるかもしれませんね。

フサスグリの基本情報

学名
Ribes rubrum
科・属
スグリ科・スグリ属
原産国
ヨーロッパ
別名
レッドカラント

樹高は1~1.5mほどの落葉低木で、フサスグリはヨーロッパ原産でスグリ科の植物です。酸味が強く、果肉に比べて種が大きめで生食では食べにくいのことから、ジャムやゼリー、果実酒など加工されます。

また、フサスグリの赤い実は、鉢植えで観賞用として育てられたり、切り枝として生け花やフラワーアレンジメントなどに利用されます。スグリ科の植物の中にはトゲがあるものも多いですが、フサスグリにはトゲはありません。

フサスグリを栽培するときの基本としては、まず日当たりのよい場所(午前中の朝日があたりやすい場所)で育てましょう。日照時間が少ないと結実しにくくなりますが、午後からの西日が長時間当たる場所や、日照の強い場所は葉焼けなどの原因になるので避けましょう。

また、冷涼地向きの果樹なので耐寒性はありますが、夏場の暑さには弱いとされています。その他、葉が蒸れると病害虫などがつきやすくなるので、風通しのよい場所を選びます。

フサスグリの由来

ヨーロッパ原産のフサスグリは、古くからオランダやデンマークなどで庭園用植物として栽培されていたとされています。文献で最初に登場したのは1550 年代にイギリスで庭園植物として「グーズベリー」が用いられたことが記載されています。

日本には明治5~6年頃で、当時北海道開拓使によってスグリ 8 品種とフサスグリ 10 品種が導入されたといわれています。その後昭和から平成にかけて、米国から導入された品種が青森県や千葉県、長野県など日本各地で栽培されているようです。

現在、日本にもスグリ属野生種は自生していますが、栽培品種として改良さ れて利用されているものはありません。

フサスグリの花の特徴


フサスグリの花の開花時期は4月~5月で淡い黄色の花が咲きます。フサスグリは自家受粉するので、1本の木のみで自然に開花・受粉します。人工授粉も不要です。

花の特徴ですが、花は外見的には目立ちません。花は両性なので、基本的には花をつけただけ果実が実ります。

フサスグリの種類、品種


フサスグリには、赤色種には主に「アカフサスグリ」、「カーラント」という2つがあります。またその中で「フェイ」、「パーフェクション」「レッド・ダッチ」というような品種にわかれています。

フェイ

アメリカで1868年に育成された品種で、”ビクトリア”と”チェリー”という2品種の交雑種。樹は中程度の大きさで樹勢は旺盛、開花期も早い。開花後果房には12~15個程度の果粒をまばらにつける。果実は円形で果皮は滑らかで薄いが丈夫で半透明である。果肉自体は硬く、多汁で酸味が強い。実は熟すと多少軟らかくなる。

パーフェクション

1887年に”フェイ”と”ホワイト・グレイプ”という品種の交雑実生の中から選抜された品種。樹の大きさは中程度。果房には15~25個と比較的多くの果粒を付け、果房の揃いも良い。

果粒は円形または扁円形と粒によって多少の違いは見られるものの、果粒の大きさは大きめで粒ぞろいもよいとされる。果肉は多汁で軟らかい。酸味は強いが、熟すにつれて他の品種同様、軟らかさも増し香りも良くなる。

レッド・ダッチ

来歴は不明とされているが、米国では古くから栽培されている。樹は大きく、樹勢旺盛。開花期は早く、花房に多くの花をつける。早生~中生品種で、果房は長め。10~18個の果粒を着ける。

果粒の大きさは中~小で不揃いなのが特徴。果皮は光沢のある赤色で、滑らかだが、果皮はやや厚みのある半透明。果肉は硬く、果汁は他と同様酸味が強い。

その他にもプリンスアルバート(Prince albert)、ベルサイユ(Versailles)、 ビクトリア(Victoria)、ワイルダー(Wilder)、ローズオブホーランド(Rose of holland)というような品種があります。

フサスグリの実をジャムやジュースにして楽しもう


日本でも比較的古い栽培歴史のあるフサスグリ。透ける果実はまるでルビーのようですね。観賞用としても美しいフサスグリの実は、酸味が強いだけでなく、果肉に比べて種が大きいことなどから生食には不向きとされています。

ぜひジャムやジュース、果実種などに加工していただきましょう。

マサキの花言葉|種類や花の特徴、庭木におすすめ?

マサキ

マサキの花言葉についてご紹介します。1年を通して緑の葉をつける姿や花を咲かせたあとに熟した赤い実はとても美しいです。潮風や大気汚染などの環境にも強く、古くから庭木として用いられてきたマサキ。

花言葉を通してマサキの葉や花の特徴、品種などについてもふれてみませんか?

マサキの花言葉


マサキには、「厚遇(こうぐう)」、「円満(えんまん)」というような花言葉があります。

これらの花言葉には、マサキの葉が関係しているかもしれません。マサキの葉は、厚みがあり1年を通してつややかな葉をもつ美しい常緑樹です。

葉の厚みから手厚くもてなす意味のある「厚遇」、年中変わらず美しい葉でおだやかにあり続けることから、「円満」のような言葉にあてはまったのではないかと考えられます。

マサキの基本情報

学名
Euonymus japonicus
科・属
ニシキギ科 ニシキギ属
原産国
日本,中国,朝鮮
別名
フユシバ

マサキは常緑樹といって、1年を通じて緑の葉を見ることができる植物です。成長が早いので芽吹きもよく、刈り込むことによって樹形維持しやすいことから生け垣などにもよく使われています。潮風や大気汚染しやすい場所でも育つという特徴から、海岸沿いや自動車の交通量の多い都市部などでも植栽に使われることが多いようです。

その他、寒さにも比較的強いので、東北地方などでも広く栽培されています。樹高は2~6m程度とされています。葉は対生し、ヘラ形で厚い革質をしており、よく見ると表面に光沢があります。葉は幅が広いものや狭いものなど変異も見られます。

葉が茂り過ぎるとカイガラムシやケムシなどが付きやすくなるので、定期的に葉や枝を間引いたり、5月~9月の間に薬剤散布を行うなど対策を取りましょう。

マサキの由来

マサキの名前の由来は、年中緑の葉をつけていることから、「真青木(マサアオキ)」という名がつき、それが訛って「マサキ」となったという説がありますが、その他にも由来の諸説はありはっきりとしたことはわかっていません。

マサキの花の特徴

マサキは雌雄同株ですが、毎年6月頃に花を咲かせます。花は薄緑色をしており遠くからは目立ちませんが、4枚の花弁をもつ花をつけます。花は「花盤(かばん)」(花葉を支える部分が一部大きくなってつきだしたもの)が発達し、雄しべは花盤の縁に4つ、雌しべは真ん中に1個ついています。

花は「葉腋(ようえき)」といって、葉のつけ根にあたる部分から、その主軸の先端に花がつき、少し下から横枝が出てその先に花をつける形式(集散花序という)で花が咲きます。

花が咲き終わったあとは、実がなります。マサキの実は10月~11月頃、赤く熟します。熟した実は「蒴果(さくか)」といって乾燥して裂け、そこから種を放出します。

種は橙色の仮種皮(種子の表面を覆っている皮のようなもの)に包まれて落ちずにぶら下がるようになります。また仮種皮を剥くと、白色で表面が滑らかな種子が出てきます。

赤く熟したマサキの見は野鳥にとってもおいしい実です。メジロやジョウビタキ、ムクドリなど都会でもよく見られる鳥が採食しにくることがあります。

最後にマサキの幹や枝についてですが、マサキの樹皮は少し灰色がかっており白っぽくも見える褐色をしており、縦に浅い溝が入ります。

マサキの種類、品種


マサキにもいくつか種類があり、キンマサキ、ギンマサキなど多くの品種が作り出されています。そのほか、主なマサキの品種と特徴についてまとめています。

オウゴンマサキ

名前のとおり新しく芽吹く葉は黄金色をしています。庭木や植栽などで植えるととても明るい雰囲気になります。葉は古くなると濃い緑色に落ち着きます。黄色と緑のコントラストが楽しめます。

キンマサキ

黄色と緑色が斑入りのように混ざった品種です。これとよく似た品種に「ベッコウマサキ」がありますが、葉っぱの中央に黄色い部分があるのがキンマサキ、外側に黄色い部分があるのがベッコウマサキです。

ギンマサキ

葉に白い縁取りがあります。

キフクリンマサキ

葉の縁が黄色をしている。

マサキは丈夫で育てやすい植物


潮風や多少空気が悪い環境でも育ちやすいマサキ。1年中青々と葉を茂らせていますが、特に秋に赤い実を付ける時期は緑と赤のコントラストがとても美しいです。古くからお庭へ植栽されてきた植木です。目隠しや生垣などにぜひ用いてみましょう。

ライスフラワーの花言葉|意味や種類、ドライフラワーで人気!

ライスフラワー

ドライフラワーとして人気のライスフラワーはお米のような蕾が集まって咲いている姿からこの名前がつけられたと言われています。日本の気候にはあまり合わないので育てるのは少し難しいです。

今回は、ライスフラワーの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ライスフラワーの花言葉


ライスフラワーの花言葉には、「豊かな実り」という意味があります。

海外の結婚式でよく挙式が終わったあとに、教会から出てきた新郎新婦へ何かを降り掛けている場面ありますよね。あれはライスシャワーと呼ばれるもので、これから二人の人生が豊かさであることと、子宝に恵まれることを祝福してお米を振り掛けています。

古代ローマ人は主食だった小麦粉を、結婚する新婦にふりかけ子宝に恵まれることと、食べ物に困らないようにと願いがこめられて行われたことがきっかけだそうです。それがいつしか小麦からお米に変わっていきました。

結婚式でライスシャワーのお米が投げられた分だけ幸せになれるという、言い伝えもあるそうです。このことから米に似ているライスフラワーも、同じ意味がこめられて「豊かな実り」という花言葉がつけられましたとされています。

お米の代わりに、同じ意味がこめられたライスフラワーを投げかけてもよいかもしれませんね。

ライスフラワーの基本情報

学名
Ozothamnus rosmarinifolius
科・属
キク科・オゾタムヌス属
原産国
オーストラリア、南アフリカ
別名
ホワイトドッグウッド

ライスフラワーの由来

お花つぼみが米粒のような姿に見えることからその名が名付けられました。

学名では「Ozothamnus」と呼ばれギリシャ語の 匂いという単語の「ozo」と低木という「 thamnos 」が語源になります。これは 匂いのする葉という意味でもあり、ライスフラワーは爽やかな香りと艶美な香りをかけ合わせたような個性的な香りがします。

ライスフラワーがドライフラワーとして親しまれているのは、香りもよいからなのです。

ライスフラワーの花の特徴


ライスフラワーは主に小さい花つぼみの姿が観賞用として愛されています。もちろん花も咲きますが、花はつぼみよりも小さいため、つぼみ姿を好むことが多いそうです。

また、ほかの花は一度開花すると花の色はずっと同じなのに対し、ライスフラワーの花はピンクから白、または白からピンクへと花色が変化するのが特徴です。一度で二度楽しめる花といえるでしょう。

ライスフラワーの種類、品種


ライスフラワーはキク科のオゾタムヌス属の常緑低木です。オーストラリアのクイーンズランド州やニューサウスウェールズ州といった東海岸に近い場所に自生しています。

高さは2〜5メートルの大きさぐらいまで育ちます。主にオーストラリアやアメリカで栽培されています。

日本でも栽培ができるようになりましたが、中々気候の変化があって難しいため輸入品としてほとんど株は入ってきません。日本は生花という文化が根付いているため、切り花用として昔から輸入されていました。

ライスフラワーをドライフラワーで楽しもう


ライスフラワーは結婚式でのブーケやドライフラワーでよく用いられる花です。日本の気候にはあまり合わないので、自分で育てたライスフラワーでドライフラワーを作るのは初心者の方には少し難しいかもしれませんが、チャレンジしてみても良いかもしれませんね。

育てるのが大変な方は買ってきたドライフラワーなどで楽しんでみてください。

外で楽しむ多肉植物!地植えで育てられるおすすめの種類と管理方法とは?

多肉植物 エケベリア 七福神 花が咲いている

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

GreenSnapでも多肉植物好きのユーザーがとっても増えていますが、「そろそろ室内だとおさまらない」ですとか、「お庭も多肉で飾れたらいいのに」という方もいるのではないでしょうか。意外と外で地植えにして育てられる多肉植物は、いっぱいあるんですよ。

今回は、外で育てられる、地植えにおすすめな多肉植物の種類と管理方法を、GreenSnapユーザーさんの投稿とともにご紹介します!

外で育てられる多肉植物のおすすめの種類とは??

セダム・虹の玉

セダムはグランドカバーにも使えるほど、生命力が強く、屋外の地植えでもぐんぐん伸びていきます。虹の玉はセダムの中でも比較的大きくて厚みのある葉をつけ、赤く紅葉するので、花壇の中でもアクセントになりそうです。

>>虹の玉の育て方<<

クラッスラ・茜の塔


茜の塔はクラッスラ特有の角ばった葉を上に上にと伸ばしていきます。茜の名の通り、赤い葉が特徴で、ユニークな見た目も相まって存在感は抜群です。直射日光が好きなので、日当たりのいいところで育てるのがおすすめです。

>>クラッスラの育て方<<

グラプトペタルム・朧月(おぼろづき)


朧月は形の良いロゼット型に咲き、葉色はシルバーがかった明るい緑色です。耐暑性も耐寒性も高く、西日さえ避ければさほど場所を選びません。ただし、過湿には弱いので梅雨時期は雨よけを張るなど、ケアが必要です。

>>朧月の育て方<<

オロスタキス・子持ち蓮華


子持ち蓮華は繁殖力旺盛で、日に当てるとどんどん葉を横に広げていきます。とくに春と秋は生育期ですので、繁殖しやすいのですが、真夏の高温は苦手なので、半日陰か明るい日陰に植えるといいですよ。

>>子持ち蓮華の育て方<<

センペルビウム


センペルビウムは属名ですが、ほとんどの品種が地植えでも育てることができる、強健な多肉植物です。きれいなロゼット型に葉を開きますが、エケベリアなどより葉が厚さがうすいので、シャープな印象になります。過湿に弱いので、梅雨などは雨よけなどのケアが必要です。

>>センペルビウムの育て方<<

エケベリア・七福神

七福神は、爽やかなグリーンの丸みのある葉を、ロゼット状に咲かせます。春には黄色やオレンジの花を咲かせ、花壇をにぎわせてくれますよ。地植えするときは直射日光が当たらない、明るい日陰ほどの場所がおすすめです。

>>七福神の育て方<<

多肉植物を外・地植えで育てるときの管理方法とは??


今回ご紹介した多肉植物は、比較的雨ざらしにも強い品種ばかりですが、基本的に長時間雨に降られるのは避けたいところ。梅雨時期や、夏の台風シーズンなどは、上にビニールを張って雨よけをするといいでしょう。

>>多肉植物を外で育てる!雨ざらしで放置しても大丈夫?<<

土も、一般的な多肉植物の配合よりも、やや水はけをよくしておくといいです。

お庭でも楽しめる!地植えで多肉植物を育ててみよう!


多肉植物を地植えにして外で育てるときは、それぞれの多肉植物の原産地に注目してみるといいかもしれません。なるべく原産地の気候にそぐわない季節は、雨よけや霜よけ対策などをして、フォローしてあげると、すくすく育っていきますよ。

かわいい多肉植物がお庭でお出迎えしてくれるのって、かわいいですよ♫
皆さんもぜひ挑戦してみてください!

オジギソウの育て方|種まきや水やりの方法は?室内でも育つ?

オジギソウ photo by nao

葉に触れると順々に葉を閉じ、下向きになるオジギソウは、まさにその名の通り、まるでお辞儀をしているかのようなユニークな姿をした植物です。また、葉に触れるだけでなく、熱や振動などの刺激が加わってもお辞儀します。寒さ以外には強く丈夫で、日本でも暖かい沖縄では自生していたりします。今回は、そんな不思議な植物、オジギソウの育て方をご紹介します。

オジギソウを育てる場所

オジギソウは南米原産のマメ科の植物で、本来は多年草ですが、寒さに弱く、日本の寒い冬を乗り越えることはできずに枯れてしまうため、日本においては一年草として扱われています。

オジギソウを育てるときは、日当たりと水はけのよい場所であるほか、なるべく暖かい場所を選びましょう。もっとも、オジギソウを地植えする場合は、日本の寒い冬を越すことはできませんので、特に冬越しの準備等は必要ありません。翌年、一から育てましょう。

オジギソウの水やり

オジギソウへは、土の表面が乾いていたら、たっぷり水やりをしましょう。

オジギソウの肥料

オジギソウはあまり肥料を必要としません。オジギソウの生育初期に、液体肥料を1~2回施せば十分でしょう。逆に肥料が多いと、葉ばかり茂ってしまい、花付きが悪くなってしまいます。

オジギソウの土

オジギソウを育てるときは、水はけのよい用土を用いましょう。あまり難しく考えず、腐葉土を多めに混ぜて水はけをよくするか、市販されている草花の培養土を使いましょう。

オジギソウの植え付け・植え替え・種まき

植え付け

オジギソウの植え付け時期は、5月~6月頃が適期です。

オジギソウを地植えにする場合は、腐葉土をたっぷり混ぜた用土を使い、水はけをよくしておきましょう。オジギソウは一株一株が広がるので、株間を20~25cmくらい広めにして植え付けます。鉢植えの場合は、一鉢に一株の苗を植え付けます。

植え替え

オジギソウは冬には枯れるので、植え替えの必要はありません。

種まき

なお、オジギソウは種を発芽させて植え付ける方法もありますが、最初は苗を買ってきて植え付けた方が簡単です。種から育てる場合は、秋に種を採取し、翌年からの楽しみにとっておくことをおすすめします。

オジギソウの増やし方

種まき

秋に採取して保管しておいた種を、翌年の5月頃に種まきします。オジギソウの種は表面が硬いので、一晩水につけてから種まきしましょう。直まきでも育ちますが、株間のことを考慮し、育苗ポットで発芽させ、その後定植することをおすすめします。

1つのポットに3~4粒の種をまき、繰り返し間引きして、元気のいい苗を1本残します。根どうしが絡んでいて、引き抜いて間引きすると根を傷める可能性がありますので、地面ギリギリの所をハサミで切り間引きしましょう。

オジギソウの本葉が3~4枚に育ったら、根を傷めないよう根鉢を崩さず、そのまま定植してください。

オジギソウの育て方で注意すべき病気・害虫

オジギソウは丈夫な植物ですので、特に心配する病害虫はありません。

ただし、まれにハダニが付くことはあります。ハダニは葉裏に寄生して、汁液を吸う害虫です。ハダニに汁液を吸われた部分は、葉緑素が抜けてしまい、小さな白い点のようになります。

はじめは気づきにくく、ハダニの数が増え、被害が拡大して、白い点と点がくっつき、カスリ状に見えるようになって気づくことが多いです。葉緑素を失った葉は、光合成ができずに発育不良に陥ってしまいますので、なるべく早めにハ園芸用の殺虫剤などで駆除しましょう。

オジギソウの種の採取

冬になると枯れてしまうため、翌年も楽しみたいのなら種を採取しておきましょう。

オジギソウは花後に種ができるので、種の入ったサヤが茶色くなったらサヤごと採取して、日陰で乾燥させましょう。サヤが乾燥したら、中の種を取り出します。採取した種は袋などに入れ、冷暗所で保管してください。

オジギソウの花

オジギソウは開花時期の7〜10月頃になると、ピンク色のふわふわしたボールのようなかわいい花を咲かせます。

オジギソウの花言葉

オジギソウの花言葉は、「繊細な感情」「感受性」「感じやすい心」「敏感」「謙虚」などです。

オジギソウの、葉に軽く触れるだけで葉が閉じ垂れ下がってしまい、まるでお辞儀をしているように身えり、その敏感な反応が「敏感」「繊細な感情」「感受性」「感じやすい心」などの花言葉の由来となり、お辞儀をする姿が「謙虚」という花言葉を生んだといわれています。

オジギソウの花を育ててみよう!

オジギソウの育て方などについてご紹介しました。オジギソウの魅力は、何といってもそのユニークな生態です。葉に触れる、熱、振動などの刺激が加わると、葉が閉じ垂れ下がり、お辞儀をします。とても不思議ですね。また、オジギソウはとても丈夫なので、初心者にも育てやすいという魅力もあります。

一年草として扱われていますが、冬に暖かい室内で育てれば冬越しすることもできるようです。ぜひあなたもオジギソウを育ててみませんか?

※トップ画像はnaoさん@GreenSnap

『ひとてま込めて2020』フォトコン結果発表!

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

今回はアース製薬さん主催の「ひとてま込めて」フォトコンテスト2020の結果をお送りします!

「ひとてま込めて」フォトコンテスト2020について

「ひとてま込めて」フォトコンテスト2020

「ひとてま込めて」フォトコンテスト2020は、アース製薬が提唱する、
「ガーデニングにちょっとした”ひとてま”をくわえればもっと楽しくなる、ワクワクする。」を
テーマにしたフォトコンテストです。

今回の応募数は949枚!

皆様のガーデニングにひとてま込めた写真がたくさん集まりました。ありがとうございます!

この中から厳選なる審査の上、優秀賞に選ばれた作品をご紹介します。

今回の受賞作品一覧


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GreenSnap 編集部
愛情がこもったカラフルな花壇は見るだけで元気になれそう!




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GreenSnap 編集部
お庭の芝桜が今後どんな風に広がっていくか楽しみですね♪




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GreenSnap 編集部
トックリランに合わせたみごとなDIYプランターがかっこいい!




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GreenSnap 編集部
今にも動き出しそうなテラコッタ人形はユニークな1枚^^




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GreenSnap 編集部
綺麗にお手入れされたまっすぐなストレチアが素敵です!




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GreenSnap 編集部
木陰で気持ちよさそうなセダムに癒やされますね。




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GreenSnap 編集部
白い花かんざしとラベンダーがとても可愛らしい!




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GreenSnap 編集部
リメ鉢と多肉は相性バッチリですね。




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GreenSnap 編集部
たくさんのペラルゴニウムが華やかで素敵です♪




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GreenSnap 編集部
小瓶の中のタンポポ綿毛がどうなっていくのか気になりますね^^



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GreenSnap 編集部
ガラス皿とミリオンベルが夏らしくてかわいい!



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GreenSnap 編集部
ピンクのスワッグが華やかでおしゃれですね。



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GreenSnap 編集部
エアプランツとジャンク雑貨の組み合わせが素敵です!



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GreenSnap 編集部
盆栽仕立ての多肉はまさに芸術!



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GreenSnap 編集部
のぞきこみたくなるような綿毛ハーバリウムがおしゃれな1枚^^



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GreenSnap 編集部
遊び心あふれる小さな卵のプランターがかわいい^^



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GreenSnap 編集部
気持ちのこもった素敵なフラワーアレンジにほっこりしますね。



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GreenSnap 編集部
立体感のある大きな植え込みリースが素敵!



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GreenSnap 編集部
ベランダとは思えないクオリティの高さ!こんなベランダがほしい(^o^)



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GreenSnap 編集部
薔薇の蔦を活かしたオリジナリティあふれる1枚!


以上の20枚です!
受賞者の皆さん、おめでとうございます!!

いかがでしたでしょうか?
どの植物も愛情を持って手間をかけられている事が伝わってきました。

面倒だと思われがちな手間も、加えていくとどんどんガーデニングが楽しくなってきますので、
ぜひ皆さんも、ひと手間込めたガーデニングライフを楽しんで下さいね!

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の育て方|球根の植え付けや増やし方は?

ダイヤモンドリリーPhoto by ターちゃんさん

ダイヤモンドリリーはヒガンバナ科の球根植物であり、秋に花を咲かせます。ダイヤモンドリリーは、花弁に光が当たると宝石のように輝くことからその名がつきました。夏場には休眠することも特徴です。ここではそんなダイヤモンドリリーの育て方について解説します。水やりや植え付けのコツについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)を育てる場所

ダイヤモンドリリーは、日向もしくは半日陰で育てます。

日差しの強いところにおくと花色が鮮明になる反面、花の持ちは悪くなります。このため、咲き初めたら半日陰にダイヤモンドリリーを移してみると良いでしょう。こうすることでより長くダイヤモンドリリーを楽しむことができますよ。

また、ダイヤモンドリリーは寒さにあまり強くないため、基本的に地植えは適していません。鉢植えで育てると良いでしょう。もしも外気温が5度以下になるようならば室内に移します。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の水やり

ダイヤモンドリリーは、あまり水やりを必要としません。土が乾いてきたら水を上げましょう。また、6月以降に葉っぱが枯れてきたら、休眠期が近づいてきた証拠です。これ以後は10月近くになるまでは、水をあまり与えなくても問題ありません。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の肥料

ダイヤモンドリリーは、肥料もさほど必要としません。育ちが悪いときに限って、肥料を与えるようにすると良いでしょう。その場合、育ち盛りの10月頃に肥料を与えてみてください。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の土

ダイヤモンドリリーを育てるときは、赤玉土と腐葉土を混ぜたものを用います。比率は赤玉土6に対し腐葉土4程度です。水はけが良い用土であることが何より大事です。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の植え付け・植え替え

ダイヤモンドリリーは地植えも可能ですが、鉢植えのほうがより防寒対策などをしやすいので、鉢植えがおすすめです。鉢は標準の9cm鉢を用いましょう。

ダイヤモンドリリーの球根の植え付け時期は、8月から9月にかけてが適期となります。3分の1程度、球根が埋まるくらいの深さに植え付けましょう。

植え付けしたら、その後2週間くらいは涼しいところにおいておきます。この際、カビの発生を防ぐためにも、水は極力与えないようにしましょう。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の増やし方(分球・種まき)

分球

ダイヤモンドリリーは「分球」して増やすことができます。

鉢に当初は一つしか球根を植えていなくとも、数年立つと鉢からあふれるくらい球根が増えてきます。こうなったら分球する良い時期です。球根を分球し、新しい鉢に植え付けましょう。

種まき

ちなみに種から増やすこともできます。花がしぼんだあとに種ができるので、これを採取します。ただし、ダイヤモンドリリーを種から育てる場合、花が咲くまでに4年程度かかるので辛抱強く待ちましょう。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の育て方で注意すべき病気・害虫

赤ダニ

赤ダニを放っておくと、ダイヤモンドリリーの栄養分を吸い取られてしまいます。赤ダニを見つけたら、殺虫剤を用いるか霧吹きなどで洗い落としましょう。ほかの植物から離すなどで予防しても良いでしょう。

センチュウ

センチュウは、土中に潜むウナギのような体長数ミリ程度の虫です。もしダイヤモンドリリーの発育が悪い場合には、センチュウの可能性があるので殺虫剤を撒いて駆除します。

菌核病

菌核病は、カビによって引き起こされる病気で、発症すると葉がしおれ、最悪の場合枯れることもあります。菌核は土中に生息しているので、もしもこの病気が発生したら土を取り替えましょう。水をやりすぎていないかチェックしながら防ぎましょう。

白絹病

白絹病は5月から10月にかけて発症しやすく、土の表面などに白い絹糸のようなものが出てきます。症状が進行すると、対処不可能になってしまうので、病気にかかる前に清潔な土を用いるなどして、予防をしっかりしておきましょう。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の手入れ

ダイヤモンドリリーは水やりの手間も少ないです。もしも花が枯れてきたら、花を花茎ごと切り落としておきましょう。また、ダイヤモンドリリーは白絹病などにかかるので病気の兆候がないか常に観察しておくようにすると良いでしょう。

もしダイヤモンドリリーの球根が腐ってしまった場合は、水を与えすぎてしまうことが原因でしょう。これを防ぐためにも、ダイヤモンドリリーを植え付けたらなるべく水を与えないでおきましょう。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の花

ダイヤモンドリリーは開花時期の10月から11月にかけて見頃の季節を迎えます。品種によっては、一ヶ月以上もの長い間花を咲かせるもののもあり、花もちが良いのも魅力です。

ちなみに、ダイヤモンドリリーは約50種類以上の品種があり、それぞれで花色なども異なります。例えば、赤色の花を咲かせるサルニエンシスやピンク色の花を咲かせるソレントスワンなどがあります。草丈が50cm近くになるピンクフェアリーも見ていて面白いです。ダイヤモンドリリーのこうした品種の違いにも着目してみると良いでしょう。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の花言葉

ダイヤモンドリリーには「箱入り娘」「麗しい微笑み」「また会う日を楽しみに」などの花言葉があります。こうした花言葉はギリシア神話にちなんだものが多いです。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)を球根から育ててみよう!

この記事ではダイヤモンドリリーについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

ダイヤモンドリリーは見ていて楽しい花の一つです。長く咲いてくれることも魅力です。とはいえ、ダイヤモンドリリーを育てる際には「水を与えすぎない」「病気に気をつける」といったようなポイントはしっかり理解しておくと良いでしょう。

※トップ画像はターちゃんさん@GreenSnap