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ローズマリー

ローズマリーの増やし方!挿し木の時期や水耕栽培で発根させるコツは?

ローズマリー 挿し木

育てているローズマリーを挿し木で増やしてみませんか。ここでは挿し木の方法やおすすめの時期、失敗しないコツをご紹介していきます。挿し木に成功したら今よりもっとローズマリーを増やすことができます。これから挿し木に挑戦したい方は必見です。

ローズマリーは挿し木で増やすことができる?

挿し木とは植物を増やす方法の1つで、適当な茎を剪定し、それを新しい鉢に移植して増やす方法です。ローズマリーは挿し木でかんたんに増やすことできます。また、挿し木は種や新しい苗は不要なので、お金をかけずに増やすことができるのも魅力です。

ローズマリーの挿し木に必要なもの

ローズマリーを挿し木で増やすときに必要な道具をご紹介します。

  • ハサミ
  • 発根促進剤
  • 新しい鉢

挿し木用の土(挿し木用の土、無菌の土)が売られていたらそちらを選んでください。土が古い場合は雑菌が入っていることがあります。

また、挿し木に向かない土もあります。向かない場合は挿し木をしても枯れてしまったり、根が出ないなどで失敗することもあります。可能な限り園芸店で挿し木に向いた土を選んでください。

ローズマリーの挿し木の時期はいつ?

ローズマリーはいつでも挿し木で増やせるわけではありません。挿し木をするには最適な時期がありますので、この時期を守るようにしてください。

ローズマリーの挿し木の時期は5月から6月、9月から10月です。真夏と真冬を避けて挿し木するようにしましょう。この時期以外では、挿し木には向かず、根が出ないことや枯れてしまうことがありますのでご注意ください。

【図解】ローズマリーの挿し木での増やし方

ローズマリー 挿し木 イラスト

ここからはローズマリーの挿し木の方法についてご紹介していきます。

  1. ローズマリーの枝を剪定する

    ハサミの刃の部分を消毒し清潔な状態にします。これは切り口に雑菌が入らないようにするためです。若くて元気なローズマリーの枝を選び、10センチから15センチほどの長さを剪定します。
    切り口は斜めに切るようにしましょう。斜めに切る理由ですが、このあと使う発根促進剤を付ける面積が広くなるからです。

  2. 下葉を落とす

    剪定した枝の下の葉を落としてください。すべて落とすのではなく、枝下3センチほどの葉のみ取るようにします。土に挿す部分の葉を取るイメージです。

  3. 剪定した部分に発根促進剤をつける

    剪定した部分からしっかりと根が出るように発根促進剤をつけてください。

  4. 土に挿す

    挿し木用に用意した新しい土が入った鉢に剪定したローズマリーを挿します。そして土が湿るようにたっぷりと水やりをしましょう。その後、挿し木したローズマリーから根が出るまで待ちます。

根は3週間ほどで出てきますが、まだ不安定なので1ヶ月は待つようにしてください。根が出たかどうかは気になるかと思いますが、刺激を与えずに何もせずにじっくりと待ちましょう。
根がしっかりと出たら、増やしたい場所に移し替えます。

ローズマリーの挿し木は水耕栽培(水差し)でも育つ?

ローズマリーの挿し穂は、水耕栽培で育つこともできます。

先端から7~10cmほどの箇所で斜めに剪定し、切り取った茎を水に挿します。先端の葉は少し残して、そこから下の葉はすべて取り除きましょう。

直射日光の当たらない場所で管理し、水を清潔に保つため毎日取り替えます。

1週間ほどで発根してくるので、水に液体肥料を混ぜて様子を見ていきましょう。

ローズマリーの挿し木による増やし方で失敗しないコツ

ローズマリーの挿し木をしたのにも関わらず、根がでないことやせっかく根が出たのにすぐに枯れてしまうということがあります。そうならないためにも、必ずローズマリーの挿し木の時期を守りましょう。そして、挿し木をする土ですが、肥料の入っていない土を選ぶようにします。よく成長させたいからといって培養土を選びたいかもしれませんが、挿し木には向いていません。

培養土には雑菌が含まれています。栄養分の多い培養土では雑菌が繁殖しやすくなるので、茎の切り口から菌が入ってしまい枯れる原因になります。古い土にも雑菌がいるためおすすめしません。迷ったらバーミュキュライトがおすすめです。

そして、失敗しないためには水やりにも気をつけましょう。水をやりすぎると腐ってしまうので、水やりは土の表面が乾いたら湿る程度に与えてください。

ローズマリーの増やし方は「挿し木」がおすすめ!

ローズマリーを挿し木で増やしてみませんか。水やりにはコツが必要ですが、成功すればご自宅にあるローズマリーが増えますよ。

挿し木は複数してみても良いかもしれません。1つ枯れてしまっても他のものは成功することもあります。

新しい苗を購入して増やすことも可能ですが、挿し木のほうが今まで育てたローズマリーを増やすことになるのでより愛着がわくはずです。ぜひ挑戦してみてくださいね。

ローズマリーの剪定時期と収穫の仕方を図解!木質化したらどうする?

ローズマリー 剪定

爽やかな力強い香りが特徴で、食用として料理に使用されるローズマリーは、とても丈夫で、乾燥して痩せた土地でもしっかり育つので、家庭菜園が初心者の方にもおすすめです。そんなローズマリーの枝が混み合ってきたら、剪定を行いましょう。剪定を行うことで、株を健康に保つことができるほか、木質化を遅らせて長い期間楽しめるようになりますよ。

今回は、剪定初心者の方でもわかりやすいように、ローズマリーの剪定時期や方法、手入れのコツについて詳しく解説していきます。

ローズマリーは、どうして剪定が必要なの?

ローズマリーの剪定は、以下3つのことを目的に行います。

  • 見た目を整えるため
  • 木質化を防いで株の老化を防ぐため
  • 新芽を伸ばして花をつけやすくするため

ローズマリーは常緑樹のため、一年を通して枝葉が伸び生長します。放っておくと1〜2mにまで大きくなることもあり、葉が増えて通気性が悪くなります。ローズマリーは湿気や蒸れが苦手なので、通気性が悪いと枯れる原因になってしまいます。

また、株が大きく生長すると、株全体に栄養をエネルギーを行き渡らせるために株の負担が大きくなります。さらに古い枝が木質化して、収穫がむずかしくなってしまいます。

さらに、ローズマリーは新しい枝に花がつきやすいという性質があります。上の方にしか花がつかなくなってしまったり、

味や香り、見た目の美しさ、株の健康を保つためにも、ローズマリーの剪定は欠かせない作業です。

家庭菜園士 七尾びび

ローズマリーの広がり方は種類によって異なります。

垂直に育っていくタイプは「立ち性」、横に広がって地面を這って行くタイプは「ほふく性」と呼ばれます(中間タイプもあります)。

広がりを抑えたい場合は、立ち性ローズマリーがおすすめですよ。

ローズマリーの剪定時期は?

ローズマリー GSオリジナル

ローズマリーの剪定に適した時期は、花が咲き終わった4〜6月頃です。

ローズマリーは夏の高温多湿が苦手なので、梅雨入り前に剪定を終わらせるのがポイントです。すっきりとした状態で本格的な夏を迎えることができれば、夏越しがしやすくなりますよ。

真夏の剪定はローズマリーの負担になり枯れてしまう可能性があるので避けましょう。また秋以降に剪定すると翌年花がつきにくくなるので、注意してくださいね。

家庭菜園士 七尾びび

秋に開花する木立性のローズマリーも、夏に入るまでに古い枝を剪定しておくと、新芽が伸びて花がつきやすくなりますよ。

【図解】ローズマリーの剪定方法

ローズマリー 剪定 イラスト

ローズマリーの剪定には、「切り戻し」と「摘心」の2パターンがあります。

「切り戻し」は、傷んだり枯れた枝を取り除き、枝葉が混み合った部分を透かして風通しをよくすることが目的です。

「摘心」は、わき芽を出すのが目的です。

切り戻し剪定

ローズマリーの切り戻しは、まだ株が小さいうちは行わなくても大丈夫です。2年目以降の株に対して、切り戻しを行いましょう。

  1. 枯れた枝や向きの違う枝があれば、花がらの下で剪定する
    剪定の際は必ず少し葉を残すのがポイント!飛び出している枝は、周囲の枝の高さに合わせるようにカットする
  2. 枝が込み合っている部分は、通気性をよくするために適度な隙間を空けて整える
  3. どちらの枝を切るか迷ったら外側に位置する枝をカットする
    外側の枝を切ることで株の広がりを抑え、コンパクトな見た目に整えることができる

摘心

摘心では、株全体を大きくするために、まず伸びてきる枝の先端を剪定します。ローズマリーの枝先を摘心すると、枝先からさらに枝分かれした小枝が生長していきます。

株にボリュームを出したい時は、摘心を行うのがおすすめです。

なお摘心は、植え付けからしばらく経って、しっかりと根が根付き、枝が伸び始めた頃に摘心を行いましょう。

家庭菜園士 七尾びび

ローズマリーを剪定するときは、できるだけ長い茎を選ぶのがポイントです。短い枝ばかり剪定してしまうと、チグハグになってしまうので、株全体からバランスよく剪定してくださいね。

また、ローズマリーの茎は硬いので、しっかりとした園芸用ハサミを使用して剪定しましょう。

ローズマリーの剪定の注意点!

ローズマリーは剪定しすぎるとスカスカに見え、貧相になってしまうので注意しましょう。また、ローズマリーは強剪定が苦手なので、太い枝をたくさん切らないように注意しましょう。

剪定の際には、以下の点に気をつけてくださいね。

  1. 株全体を見て、生長している枝、飛び出した枝を見つける
  2. 葉を少し残して剪定する
  3. 株全体を適度に透かすように剪定する
  4. 株全体を見て、向こう側が薄く見えている状態くらいまで剪定する
  5. 強剪定は避ける
  6. 木質化した部分から剪定すると、新しい枝が生えてこないことがあるので要注意!

ローズマリーは剪定は、収穫と同時に行ってもOK!

ローズマリーは年中収穫できるため、剪定と収穫を同時に行えば効率的です。

剪定した枝も収穫したものと同じなので、さまざまな用途で使用できますよ。収穫と同時に剪定を行うことで、一度にたくさんの枝を収穫できるのもメリットです。

収穫した枝を一度に使いきれない場合は、ドライハーブにして保管するのもおすすめです。

家庭菜園士 七尾びび

一度にたくさん刈り込むと株の勢いが落ちて枯れてしまうこともありますので注意しましょう!

ローズマリーが木質化したらどうする?

ローズマリーの木質化

ローズマリーは秋になっても落葉せず、一年中葉をつける常緑低木です。生長して枝が古くなるにつれて、根元が茶色く硬くなり、木のように硬くなっていきます。このことを「木質化」と呼びます。

この木質化は自然なことで、定期的な剪定(切り戻し)を行っても、株は徐々に古くなっていきます。

木質化した部分からは新しい枝が出なくなるので、木質化が進んだら、挿し木をして新しい株をつくるのがおすすめです。挿し木の方法は、関連記事を参考にしてくださいね。

家庭菜園士 七尾びび

木化すると枝が太くなり、新芽の勢いが落ちます。木化すると気候の変化にも弱くなるので、株姿を整えながら育てていきましょうね。

ローズマリーの剪定と収穫を楽しもう!

ローズマリーの剪定は、時期さえ守れば難しいことはありません。伸びてきた部分をバランスよくカットすることで、きれいな株を作ることができますよ。

ローズマリーは剪定と同時に収穫も楽しめるので、収穫した花や葉は、食べるだけでなくドライフラワーやポプリなどにして楽しむこともできますよ♪剪定で収穫したローズマリーを様々な用途に使って、香りや効果を楽しんでくださいね!

家庭菜園士 七尾びび

荒れた土地、肥料のない痩せた土地でも生長するほど逞しいローズマリーですが、湿気には弱いのが特徴です。乾燥を好む特性をできるだけ活かしてあげて、長く収穫しましょう。

ローズマリーの育て方をプロが解説|室内や鉢植えでも栽培できる?植え替えのコツは?

ローズマリーは地中海沿岸地方が原産のシソ科の常緑性低木で、家庭菜園でも人気の万能ハーブの1種です。針葉樹のような強い香りがあり、ヨーロッパではお肉の臭みを取るために使われたり、煮込み料理の風味づけに使われます。鉢植えで栽培すると、新鮮なローズマリーが常備できるので、料理に使ったり、お風呂に入れたりして楽しめます。

そんなローズマリーは、ポイントさえ抑えておけばハーブの中でも比較的育てやすい種類であるといわれています。今回は、ローズマリーの育て方を中心に、植え替えの方法や枯らさないコツなどを家庭菜園士の七尾びびさんに詳しく聞いてみました。

ローズマリーを枯らさないために重要な育て方のポイントは?

家庭菜園士 七尾びび

ローズマリーは多湿を嫌い、風通しがよい場所を好みます。

ローズマリーの株は混み合いがちなので、梅雨の時期になる前に剪定して風通しをよくしておき、水やりも基本的に控えめにしましょう

また、ローズマリーは放っておくと2mを超えるほどの高さにもなるため、鉢植えやプランターで栽培するのがおすすめです。地植えで育てることもできますが、鉢植えの方が管理しやすいため枯らしにくいというメリットがあります。

もし地植えで育てる場合は、日当たりの良い斜面などに育てることのがポイントです。

ローズマリーは湿気が苦手なので、水はけの良い高植えで育てると、花つきがよくなります。斜面で育てられない場合は、土を高めに盛るといいでしょう。

ローズマリーは地植えでも鉢植えでも栽培できますが、初心者には「鉢植え」がおすすめのようですね。

鉢植えなら、ベランダや玄関などの狭いスペースや室内でも育てることができるだけでなく、お部屋の見た目もおしゃれに彩ってくれます。また、キッチンに置いて栽培すれば、使いたいときにさっと収穫できるのでとても便利で、気軽に栽培を始められそうですね。

ローズマリーの苗の選び方

ローズマリーには、「立性」「半匍匐性」「匍匐性」の3種類があります(それぞれの特徴などは、以下の記事を参照ください)。

匍匐性は茎が横に広がって育つので、鉢植え・プランターで育てるなら「立性」を選ぶと良いでしょう。

なお、料理やハーブティーなど、食用に使いたい場合は、「食用」と書かれているものを使用しましょう。観賞用の庭木として栽培する場合は、品種によって花や葉に違いがあるので、好みの品種を選んでくださいね。

ローズマリーの栽培環境・日当たり

ローズマリー

ローズマリーは、日当たりと水はけの良い乾燥した場所を好みます。

半日陰の環境でも育ちますが、なるべく日光の当たる場所に置いた方が丈夫に育ちます。

品種によって耐寒性に違いがありますが、基本的に、冬場は室内などの暖かい場所に移動させましょう。

家庭菜園士 七尾びび

ローズマリーは風通しがよい場所を好みます。ほふく性(横に這って行くタイプ)は広い場所に植える必要があります。もしくは鉢に入れて垂れ下がるように仕立てましょう。

ローズマリーの土

ローズマリーは基本的にどんな土でも育ってくれるので、あまり神経質になる必要はありません。ただし、ローズマリーは多湿が苦手なハーブなので、水はけの良い土を作ることを意識しましょう。

鉢植え・プランターの場合

鉢植えのローズマリーは、市販のハーブ用培養土を使用することで問題なく育ちます。

地植えの場合

地植えのローズマリーは、ローズマリーが深く根をはれるように、水はけのよい場所に植えるのがポイントです。排水性が気になる場合は、川砂や小粒赤玉石、腐葉土などを混ぜて根が深く張れるようにしておきましょう。

家庭菜園士 七尾びび

荒地でも十分たくましく育つので、多くの肥料は不要です。植え付けのときと毎年春先に適量与えればOKですよ!

ローズマリーの苗の植え方

ローズマリー 植え付け 鉢 イラスト

ローズマリーの苗は、購入してから時間を置かず、なるべくすぐ植えましょう。苗の植え付け時期は、種まきと同じく4〜5月、もしくは9〜10月頃が適しています。

地植えで植える場合、日当たりの良い斜面や高植えにするとよく育ちます。

  1. 根鉢を崩さないように、ポットから取り出す
  2. 根鉢と同じ大きさの穴を掘り、苗を植え付ける
  3. 株元に土をよせ、根と土が密着するように軽く押さえる
  4. 植え付け後、たっぷりと水やりする

ローズマリーは種まきからでも育てられるの?

ローズマリーは種まきから育てられますが、生長するのにかなり時間がかかります。種から発芽するまでには1カ月近くかかり、植え付けできるサイズに育つまでに3ヶ月ほどかかるので、苗を購入するのがおすすめです。

ローズマリーの日々のお手入れ

ローズマリーの株が若いうちは、特に高温多湿の環境に弱いです。葉が茂ってきたら、定期的に剪定をして風通しをよくしましょう。

ローズマリーの植え替え

ローズマリー 植え替え イラスト

ローズマリーの植え替えは、1〜2年に1度の頻度で行います。植え替えをしないと、鉢の中で根詰まりして徐々に弱ってしまいます。

ローズマリーの根元に気根(地上部に出る根)がたくさん出てきたら、植え替えの合図です。株を取り出し、ひと回り大きな鉢かプランターに植え替えましょう。植え替え時期は、真夏や真冬でなければいつ行っても大丈夫です。

ローズマリーを大きく育てたくない場合は、根鉢を取り出したあと、上から力を加えて古い土を3〜4ヵ所削り取ります。古い枝葉を剪定してから、もう一度同じ鉢植え・プランターに植え直しましょう。ローズマリーは移植を嫌うので、根鉢はなるべく崩さないように、土を優しく取り除いてくださいね。

通常の植え替えは以下の手順で行います。

  1. 根鉢を崩さないように取り出し、ひと回り大きな鉢に置く
  2. 気根が中に入るように土の高さを調整する
  3. 土を入れ、割り箸などでつついでしっかりと株を固定する
  4. たっぷりと水やりする

ローズマリーの水やり

ローズマリーの水やりは、土の表面が乾いていれば、鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと与えます。表面の土が乾いていても、土の中は湿っていることがあるので、土を掘ってみてみて、地中もしっかりと乾いていれば水やりしましょう。

夏の時期

ローズマリーの夏場の水やりは、真夏は日中をさけ、朝か夕方に水やりするのがポイントです。ローズマリーの葉っぱは硬くて細いので、比較的乾燥に強く、水を吸う量もほかのハーブより少なめです。そのため、頻繁に水やりする必要はありません。

冬の時期

ローズマリーの冬場の水やりは、あまり必要ありません。ただし、ローズマリーを室内で育てている場合は、暖房などで空気が乾燥しがちです。ローズマリーの状態を見て、土の中まで乾燥していたら、水やりをしましょう。

ローズマリーの肥料・追肥

ローズマリー GSオリジナル

ローズマリーは、春と秋の生長期に1カ月に一度の頻度で液体肥料か、緩効性の化成肥料を与えます。真夏は暑さのためにローズマリーの生育が止まるため、追肥は控えましょう。

ローズマリーは肥料を与えなくても枯れることはありませんが、長く栽培したい時は適宜追肥を施してあげるのがコツです。ただし、肥料を与えすぎると、肥料焼けを起こして弱々しく成長してしまうことがあるので注意してくださいね。

ローズマリーの開花時期

ローズマリー GSオリジナル

ローズマリーの開花時期は、5〜11月頃です。この期間には、青くて小さな花を長期間咲かせてくれます。

ローズマリーの収穫

ローズマリー 収穫 イラスト

ローズマリーは、一年中収穫することができます。高さが30cm以上になったら、必要な量の葉を摘み取って収穫しましょう。枝を切ってそのまま使用するか、枝をしごいて葉だけを使うこともできます。

収穫時に、茂っている部分をまとめて収穫することで、株の形を整えたり、風通しをよくすることができます。伸ばしたい芽がある節の上で切りとれば、そこからわき芽が伸びてさらに増やすことができますよ。

ローズマリーの冬越しできる?

ローズマリー

ローズマリーは耐寒性があるので、冬の寒さにも強いハーブです。気温が0℃くらいまで下がっても育つほど丈夫ですので、霜に当たるくらいの寒さであれば、放っておいても問題ありません。

とはいえ、強い霜に当たってしまうと枯れる原因になるので、極寒地の場合は冬場は室内で管理してあげましょう。また、品種によっては冬越しできないものがあるので、鉢植えで育てている場合は、室内で管理する方が安全です。

ローズマリーの増やし方

ローズマリーは、「挿し木」という方法で増やすことができます。挿し木は春か秋の生長期に行うのがコツです。挿し木の方法は、関連記事を参考にしてくださいね。

ローズマリーの育て方で注意すべき病気・害虫

ローズマリーがかかりやすい病気や害虫はほとんどありません。

風通しが悪くなり、湿気が溜まるとハダニやカイガラムシがついてしまうこともありますが、被害にあった葉っぱを取り除けば害虫の被害を抑えることができます。

ローズマリーを鉢植えにして、室内栽培してみよう!

爽やかな香りが特徴のローズマリーは、さまざまな用途に活躍してくれます。一年中緑の葉っぱをつけてくれるので、料理やハーブティーに、また消臭剤や掃除にも使えますよ。

鉢植えで育てれば、室内でもコンパクトにおしゃれに栽培することができます。丈夫で育てやすいローズマリーを育てて、家庭菜園を楽しんでみてくださいね!

ローズマリーの効能、香りや精油にはどんな効果がある?

ローズマリー 花 アップ

紫色の可愛らしい花を咲かせるローズマリーは、爽やかな香りが特徴のハーブですね。花や葉の観賞を楽しむのはもちろんですが、ローズマリーは料理やアロマなどで使用することができ、私達の生活でも活躍しています。

今回は、ローズマリーの特徴や用途、ローズマリーの効能や効能などを中心に詳しく紹介していきます!ローズマリーに興味がある方は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。

ローズマリーとは

ローズマリーはシソ科に分類され、地中海地方に自生するハーブの一種です。乾燥した環境でもよく育ち、生育が旺盛で木立性とほふく性の2種類があります。ローズマリーは暑さや寒さには強いですが、多湿が苦手なので排水性のよい土で育てましょう。

春から秋の時期になるとピンク色や紫色の小花を咲かせますが、育てる環境によっては四季咲きです。ローズマリーをご自宅のお庭などに植えて、ぜひとも楽しんでみましょう。

ローズマリーにはどんな用途がある?

ローズマリーの歴史は古く、古代エジプト時代には存在していたと言われています。昔から神秘的な力があるとされ、儀式や魔除けなどに利用されていたと伝わります。

ローズマリーは爽やかな香りを放ち、その香りを利用して肉や魚料理の臭み消しとして使用されています。また、ローズマリーはハーブティーとしても好まれ、アロマなど現在でもさまざまな場面で利用されていますね。

それでは、ローズマリーの効能について詳しく見てきましょう!

ローズマリーの効能

抗酸化作用

ローズマリーには細胞の老化を抑制する効果があることから、抗酸化作用があります。14世紀にリウマチに苦しむハンガリーの王妃がローズマリーの蒸留水を使ったところ、見事に回復したという話も伝えられています。アンチエイジングに効果が期待できるので、ぜひ試してみたいですね!

集中力を高める

ローズマリーの香りには中枢神経を刺激する働きがあるため、集中力を高めたい時におすすめです。勉強などになかなか集中できない時は、ローズマリーのアロマなどを焚くと効果が期待できそうですね。

抗菌・抗ウイルス作用

ローズマリーは「ロスマリン酸」が主成分であることから、抗菌や抗ウイルス作用があります。ローズマリーから発見されたロスマリン酸はポリフェノールの一種で、多くのハーブに含まれています。

アレルギー症状の軽減

ローズマリーに含まれるロスマリン酸は、「ヒスタミン」と呼ばれる成分を抑制する働きがあります。そのことから花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できるため、アレルギー症状のある方は生活にローズマリーを取り入れるとよいでしょう。

血行促進

ローズマリーには「ジオスミン」という成分を含み、弱った血管を強くする働きがあるため血行促進の効果が期待できます。頭皮の血行も促進するため、アロマバスやローズマリーのシャンプーなどを使うと効果が期待できるでしょう。

リフレッシュ効果

ロスマリン酸にはリラックス効果があることから、気分を高揚させる働きがあります。そのため、軽い鬱病など精神的な病気を改善する効果にも効果があると言われています。落ち込んだ時などは、気分転換する気持ちでローズマリーの香りを嗅ぐとよいかもしれません。

ローズマリーの香りの効果・効能

ローズマリーは古くから「若返りのハーブ」と呼ばれ、体の機能を高めたり循環を促す効果があります。そのため、ローズマリーを使ってマッサージすることで、肩こりなどに効果があり体をすっきりさせてくれます。

また、ローズマリーの清々しい香りはやる気を起こして、集中力や記憶力をアップさせる効果があります。

ローズマリーの精油の効果・効能

ローズマリーは精油として用いされることも多く、「シネオール」「カンファー」「ベルベノン」の3種類のケモタイプがあります。

シネオールには呼吸器系や消化器系、そして感染症などへの効果が期待でき、カンファーには肩こりやリウマチ、筋肉の疲労などに効果があるとされています。ベルベノンにはヘアケアやスキンケアに効果があるようで、肌のシワや抜け毛などに効果的と言われています。

ローズマリーのケモタイプによって効果や効能が異なるので、症状によって使い分けるとよいでしょう。

ローズマリーをいろいろな楽しみ方で効果・効能を感じよう

今回の記事では、ローズマリーにはさまざまな効果や効能があることが分かりましたね!ローズマリーを観賞するのもよいですが、料理やアロマなどで使用すれば生活を豊かにできそうですね。

ローズマリーにはいろいろな楽しみ方があるので、実際にローズマリーを使ってその効果や効能を感じてみましょう!

ローズマリーが枯れる原因|対策や復活方法は?元気がないのはどうして?

ローズマリー

ローズマリーは、乾燥して痩せた土地でも育てやすいため、園芸初心者でも育てやすいハーブです。しかし、時には元気がなくなり枯れてしまうこともあります。

ローズマリーは、どうして枯れてしまうのでしょうか。今回は、ローズマリーが枯れる原因や、復活させる方法について詳しくご紹介していきます。

ローズマリーはどんなハーブ?

ローズマリーは、地中海地方が原産のすっきりとした清涼感のある香りが特徴のハーブです。ローズマリーの香りは、集中力や記憶力を高める効果があるとされています。

ローズマリーには、垂直方向に伸びる立性、地面を這うように育つほふく性などの種類があり、鉢植えやプランターに向いているのは立性のローズマリーです。日本の環境でも元気に育ちますが、湿気には注意が必要です。

ローズマリーが枯れる原因は?

ローズマリーが枯れる原因は、多湿、過度の水やり、長雨、根詰まり、病害虫の被害、植え替えの失敗などが考えられます。その中でも一番多いのが、過度な水やりと、日本の湿気によって枯れてしまうことです。

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家庭菜園士 七尾びび
寒さにあまり強くないのもローズマリーの特徴です。
ほかに、葉が茂りすぎて通気性が悪くなると下葉が落ちることがあります。湿気に弱いので梅雨の時期には切り戻しをするなどの対処が必要です。枯れかけた葉や黄色くなった葉をカットして株をすっきりさせます。少しでも風通しをよくすること、栄養の無駄遣いをさせないことが目的ですよ。

ローズマリーが枯れる原因:多湿

ローズマリーは地中海地方が原産のハーブなので、日当たりがよくカラリと乾燥した場所を好みます。四季があり、高温多湿の日本では、過度の水やりを避けて乾燥気味に育てることが大切。梅雨の時期など長雨が続くと、葉が茶色く枯れてしまうことがあります。

また、葉が茂って風通しが悪くなることも枯れる原因となってしまうので、定期的な剪定は欠かさないようにしてくださいね。

ローズマリーが枯れる原因:水やり

ローズマリーは水をやりすぎると、根腐れを起こしたり、多湿によって枯れてしまうことがあります。ただし、乾燥しすぎるのもよくありません。

土がカラカラに乾いていて、ローズマリーの枝先の葉が萎れていたら、たっぷりと水をやりましょう。

ローズマリーを枯らさないためのポイント

ローズマリー GSオリジナル

水やりを控えめに

ローズマリーは乾燥を好むので、毎日水やりする必要はありません。土の表面が乾いたタイミングで水やりをしましょう。ただし、土の表面が乾燥していても土の中が湿っている場合があります。土に割りばしを軽く挿してみて、湿っていれば水やりは必要ありません。

鉢植え・プランターで育てる

ローズマリーを屋外で栽培する際は、地植えではなく鉢植えやプランターで育てるのがおすすめです。鉢植えで栽培することで、雨が降っても手軽に室内へ移動できます。梅雨の季節でなくても、雨が続くと湿度が高くなります。いざというときすぐに室内へ移動できたら手間もかかりませんね。

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家庭菜園士 七尾びび
少しでも水はけをよくするために、土を少し盛り上げて植えるなどの工夫も有効ですよ!

定期的に剪定する

ローズマリーは生育旺盛なので、葉が混み合って湿気が溜まることがあります。株の内側の混み合った枝をすくようにして、株全体に風が通るようにしましょう。

剪定は春と秋に行います。剪定の方法について、詳しくは関連記事を参考にしてくださいね。

植え替え時は、根を傷つけないように注意する

ローズマリーは生育旺盛なので、1〜2年に一度の頻度で、春か秋にひと回り大きな鉢に植え替える必要があります。ただし、ローズマリーは移植を嫌う傾向があるので、植え替える時には、根鉢を崩して根を傷つけないように注意しましょう。

植え替えをしないと、根詰まりしてしまうことで弱って枯れてしまうことがあるので注意です。地植えのローズマリーは、基本的に植え替えはしません。

病害虫を予防する

ローズマリーは比較的病気に強いハーブですが、うどんこ病やハダニ、アブラムシ、ベニフキノメイガ、ヨコバイの被害には注意しましょう。

うどんこ病は名前の通り、うどん粉のような白い粉のようなカビが発生する病気です。ひどくなると枯れてしまうので、病気になった部分を刈り取って様子をみましょう。ひどい時は薬剤を散布するのも効果的です。

ベニフキノメイガ、ヨコバイは、シソ科の植物を好んで食害する害虫です。虫を見つけ次第、捕まえて駆除しましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
過湿による腐敗菌、根腐れにも注意しましょう。対処法はとにかく通気性をよくすることですよ!

枯れたローズマリーは復活する?

枯れたローズマリーは、復活するのに時間がかかります。部分的に枯れてしまった場合は、まだ枯れていない枝を挿し木にして再生させることができます。枝を切り取ってしばらく水に漬けておくことで根が生えてくるので、根が生えてきたら土に植え付けましょう。

全体的に枯れてしまったときは、春まで新芽が出るのを待ってみましょう。枯れているように見えて、実は新芽が出てくる可能性があります。春になっても枯れたまま何も起こらなければ、諦めましょう。

日頃からローズマリーを観察し、弱ってきたり枯れてきなと思ったら早めに挿し木しておくとよいですね。

ローズマリーを枯らさず、元気に育てよう!

ローズマリー GSオリジナル
ローズマリーは育てやすい反面、湿気の多い日本の環境では想像以上に枯れやすいハーブです。できるだけ乾燥気味に育てることで、枯れることを防げるので、今回ご紹介したポイントを押さえて元気に栽培してくださいね。

元気なローズマリーを収穫して、お料理や紅茶などさまざまな方法で楽しんでくださいね。しっかり対策して、ご自宅で元気なローズマリーを育ててみましょう!

ローズマリーの寄せ植え|相性のいい植物やおすすめの組み合わせは?

オーストラリアンローズマリー 寄せ植え

紫の花色が可愛らしいローズマリーは、料理やアロマなどでも人気があるハーブの一種です。ローズマリーは地植えでも育てられますが、鉢植えの栽培が好まれることが多く寄せ植えも人気があります。他の植物も一緒に植えて、可愛らしい寄せ植えを作ってみたいですね。

ここでは、ローズマリーの寄せ植えのポイントや相性のよいハーブなどについて詳しく紹介していきます!

ローズマリーで寄せ植えをつくってみよう

シソ科のローズマリーは寄せ植えとしても人気があり、玄関先やお庭などに飾っておくだけでお洒落な雰囲気が演出できますね。ローズマリーと相性のよい植物を一緒に植えることで、育ちもよく管理しやすいと言えます。反対に、あまり相性のよくない植物とともに植えてしまうと、失敗しやすいです。

それでは、ローズマリーの寄せ植えのポイントをいくつか紹介しますので、詳しくみていきましょう!

ローズマリーの寄せ植えのポイント!

生育環境が似ている植物を寄せ植えする

ローズマリーを寄せ植えする上で、同じような生育環境の植物を一緒に植えることが大切です。地中海地方が原産のローズマリーは、乾燥した環境でよく育つ丈夫な植物です。そのため、毎日水やりする必要はなく、土の表面が乾いてきたら水を与えましょう。

水やりが毎日必要な植物は多いですが、同じハーブであれば乾燥気味で育つ種類も多いので、一緒に寄せ植えしやすそうですね。

繁殖力が強いものと弱いものを寄せ植えしない

寄せ植えでは、繁殖力が強いものと弱いものを一緒に植えることは控えるようにしましょう。繁殖力に差があると管理することが大変ですし、見た目のバランスもよくありません。

ローズマリーは繁殖力が旺盛なので、同じようによく繁殖する植物を選んで寄せ植えするとよいでしょう。

用途別に寄せ植えすると収穫しやすい

ハーブは食用できるものがほとんどなので、用途別に寄せ植えしておくと収穫しやすいです。ローズマリーは、肉や魚料理の香り付けや臭み消しとして活躍します。その他、ローズマリーの花もエディブルフラワーなので、葉だけでなく花も食用できます!

ローズマリーと同じように、肉や魚料理に使用できたりエディブルフラワーなどを一緒に寄せ植えすることで、収穫して料理にも使いやすいですね。

ここまでローズマリーの寄せ植えのポイントについていくつか紹介してきましたが、実際にどんな植物と一緒に寄せ植えすればよいか気になりますよね。次にローズマリーと相性のよいハーブをいくつか紹介するので、寄せ植えの参考にしてみてください。

ローズマリーの寄せ植えにおすすめのハーブ

ラベンダー

ハーブの中でも人気があるラベンダーは、ローズマリーと同じく地中海地方に自生するシソ科の植物です。日本のような高温多湿の環境は苦手ですが、寒さには強く水はけがよい環境でよく育ちます。

ラベンダーの開花時期は4~7月頃なので、ローズマリーと一緒に開花が楽しめます。

ゼラニウム

ゼラニウムは南アフリカが原産で、中でもセンテッドゼラニウムという品種は虫よけ効果がああります。そのため、ヨーロッパでは窓辺に置くことで虫よけ対策として使用されることが多いです。

色鮮やかなゼラニウムは4~7月頃にかけて花が咲き、乾燥した環境でも元気に育ちます。

セージ

セージは昔からハーブティーや食品の防腐剤として重宝され、シソ科のハーブで地中海地方に生息しています。水はけのよい土を好み、ローズマリーと同様に繁殖力が強いです。強い香りが特徴で、ソーセージやハンバーグなどで香り付けとして使われることが多いです。

セージは5~7月頃に白色やピンク色の花を咲かせます。

タイム

シソ科のタイムにはいくつもの品種があり、その中でもコモンタイムは臭み消しに効果があることから主に肉料理に使われることが多いです。原産地はヨーロッパをはじめ、北アフリカやアジアなど広範囲で、開花時期は4~6月そして9月頃です。

タイムもローズマリーと同様で繁殖力が強く、乾燥した環境ですくすく育ちます。

ローズマリーを寄せ植えしてみよう

今回は、ローズマリーの寄せ植えのポイントや相性のよいハーブを中心に紹介しました。植物にも相性があるので、ただ好きな植物同士を寄せ植えしてしまうと失敗してしまうこともあります。ローズマリーをはじめ相性のよいハーブはどれも育てやすいものばかりで、管理もしやすいのですね。

ローズマリーを寄せ植えする際は、ぜひとも今回紹介したハーブを一緒に寄せ植えしてみてはいかがでしょうか。

ローズマリーの花が咲かない原因は?開花させるためのポイントは?

ローズマリー

ハーブとして知られるローズマリーは花を咲かせますが、今年は花が咲かないなと感じている方もいると思います。花を咲かさないのには理由があるはずです。

今回はローズマリーの花が咲かない原因について解説しています。どうすれば花が咲くかも記載したのでご参照ください。

ローズマリーの花が咲く時期は?

ローズマリーは種類によって花期は異なりますが、だいたい11月から5月で、涼しい時期に開花するローズマリーが多いです。ローズマリーの種類によっては夏開花することもあります。

5月までに咲かないからといって諦めずに様子を見てください。

ローズマリーの花が咲かない原因

剪定していない

ローズマリーは剪定が必要な植物です。剪定をしないと株が大きくなりすぎて、あちこちに栄養を行き渡らせなければいけません。さらに株が大きくなることでエネルギーも消費します。花の開花にも体力を消費するため、ローズマリーが開花を諦めてしまうこともあります。

ローズマリーを開花させるには、必要な箇所に必要な分の養分が行き渡るように剪定をする必要があります。しかし、剪定をしすぎても株が弱り花が咲かないことがあるため、適度な剪定が必要です。

日当たりが悪い

ローズマリーは日当たりのよい場所を好みます。日当たりが悪い場所で育てているとヒョロヒョロしてくることがあります。そのまま栽培していても枯れずに育つこともありますが、花が咲かなくなる可能性が高いので日当たりには気をつけましょう。

鉢植えで栽培をしている場合は、明るい場所に移動させてください。

地植えでローズマリーを育てている場合は、日陰となるものがあればそれを移動させるか、剪定をして株が元気になるように工夫をしましょう。

肥料や水を与えすぎている

ローズマリーは肥料を与えなくても育つ植物といわれています。

せっかく育てるならしっかりと肥料を与えたいという方も多いかもしれませんが、土のなかにも養分はしっかりあるのでそれだけでも十分に育ちます。むしろ肥料を与えすぎることで葉が増えるばかりで、花が咲かなくなります。

ローズマリーは乾燥気味の土壌を好む植物です。水を与えすぎると株が弱ることがあるため、水の与えすぎには注意をしましょう。土がしっかりと乾いたことを確認してから水やりをします。

夏の高温期でも土が乾いてから与えてください。気温が高い時期は夕方や早朝の水やりをおすすめします。冬は水やり頻度を落として、土が乾いたことを確認した数日後に与えるとよいでしょう。

ローズマリーの花を咲かせるポイント

剪定をすることがローズマリーの花を咲かせるポイントになりますが、剪定はいつでもしていいわけではありません。ローズマリーの剪定に適した時期は4月から6月です。気温がおだやかな時期に剪定をしましょう。

ハサミを入れることでローズマリーに刺激となり花をつけるようになります。このとき、新しい枝を剪定してしまうと花がつかなくなるため気をつけましょう。新しい枝は残すと覚えてください。

ローズマリーの花が咲かない原因を対策を覚えよう

ローズマリーは若すぎても花は咲きません。購入したばかりの幼苗であれば花は咲かないため、そのまま育ててあげましょう。

生長した株で花を咲かせない場合は、剪定が大きく関係しているかもしれないので剪定を見直してみてください。

剪定を上手にしてぜひローズマリーのきれいな花を楽しみましょう。

ローズマリーの使い方|料理や掃除、乾燥させて使う方法は?

ローズマリー 花

ローズマリーは若返りのハーブともいわれ、美容をはじめさまざまな効果があるハーブです。ハーブの中でも長い歴史があり、昔から多くの方に親しまれてきました。

ローズマリーはアロマでも使用されているので、ハーブにあまり詳しくない方でも知っている方は多いのではないでしょうか。

ローズマリーには沢山の効能や使い方などがあるので、詳しく紹介していきます。

ローズマリーとは

ローズマリーは地中海沿岸地方に自生するハーブで、シソ科マンネンロウ属に分類される常緑低木です。耐寒性や耐暑性に強いため育てやすく、木立性とほふく性の2種類があります。ローズマリーの開花時期は10~5月頃で、ほふく性の場合は夏の時期に開花する品種もあります。

ローズマリーの花言葉は「記憶」や「変わらぬ愛」「献身」など数多くあり、愛に関する花言葉が多いことから贈り物として選ばれることが多いです。

ローズマリーの香りを嗅ぐと記憶力を向上させる効果が期待できることから、記憶という花言葉がつけられました。また、変わらぬ愛という花言葉はローズマリーを乾燥させても香りが続くことが由来とされています。

ローズマリーには多種多様な用途があり、料理やアロマ、さらに掃除などでも使用できる万能なハーブです。

 ローズマリーの使い方

料理

ハーブであるローズマリーはすっきりした香りが特徴で、お魚やお肉などのくさみを消したり鶏肉や煮込み料理などの香りづけとして利用されることが多いです。ローリエの葉は煮込み料理に使われることが多いですが、ローズマリーの葉もローリエと同じように使うことができます。

野菜の中ではじゃがいもとの相性が抜群で、ジャーマンポテトにローズマリーの葉を入れることでほのかなローズマリーの香りが楽しめますよ。

アロマ、入浴剤

ローズマリーはその清々しい香りからアロマや入浴剤などにも使われていて、女性に人気がある香りですね。ローズマリーにはスキンケアや代謝促進などの効果があるので、美容にもおすすめです。

ただし、ローズマリーのアロマは体調不良の時には使用しない方がいいとされていて、妊娠中も使用は控えましょう。妊娠中にアロマを使いたい方は、事前に専門家に聞いてみることをおすすめします。

掃除、消臭

シソ科には殺菌作用がある植物が多く、ローズマリーもその中の1種です。ローズマリーには消臭効果もあることから掃除でも大活躍し、ローズマリーのドライハーブとお水があれば消臭スプレー、さらにドライハーブとお酢でトイレ掃除の時に使えるハーブビネガーを作ることができます!自然のもので作れるので身体や環境にも優しく、特に人工的な香りが苦手という方にはおすすめですよ。

作り方は2つとも簡単なので、消臭スプレーやハーブビネガーが欲しい方はご自分で作ってみてはいかがでしょうか。

乾燥させて使う

ローズマリーはフレッシュな状態でも使用できますが、乾燥させてドライハーブにすることで使える幅も広がります。ドライハーブの作り方は簡単で、フレッシュなローズマリーを用意して水でよく洗い水気を落とし、キッチンペーパーの上にローズマリーをのせてレンジで約2分加熱すれば出来上がりです。

乾燥剤と一緒に容器に保存しておけば数か月は使えるので、手元にローズマリーがあれば一度は作ってみましょう。

ローズマリーをいろいろな使い方で楽しもう

清々しい香りがするローズマリーには数々の使い方や効能などがあり、私たちの生活の場面でも役立つことが多いですね。ローズマリーはハーブの中でも特に使い方が豊富でアロマなどで気軽に取り入れられ、ご自宅で育てれば役に立つこと間違いなしです。

機会があれば、今回紹介したような方法でローズマリーを楽しんでみることをおすすめします。

ローズマリーの種類|食用の品種や、色や香りの違いは?

ハーブのなかでも高い知名度を誇るローズマリー。アロマオイルとしてや、肉料理に合うハーブとしてなど、様々な使い方があります。ローズマリーには、地面を這うように成長する品種や、木のように上に向かって成長する品種、食用に向くものや、食べられない観賞向きの品種など様々な種類があります。

今回は、そんなローズマリーの種類と特徴を解説していきます。

ローズマリーはどんな植物?

ローズマリーは地中海沿岸地方が原産で、年間を通して緑の葉を茂らせるシソ科の常緑植物です。収穫した枝からすぐ新芽が出やすく、水挿しでも発根しやすいため簡単に増やすことができるので、ガーデニング初心者向けのハーブといえます。

ローズマリーは花色や形が多種多様です。開花時期の4月~6月頃には、濃い青色やピンク色、白色などの花色で私たちの目を楽しませてくれます。

ローズマリーの種類や品種はどれくらい?

ローズマリーの歴史は古く、紀元前の古代エジプトや古代ギリシャ時代から親しまれていたとされています。そのため、ローズマリーの品種や交雑種は世界中に数多く存在しています。

ローズマリーは、以下の3つの形で分類されます。それぞれの分類ごとに品種をご紹介します。

  • 匍匐性(ほふくせい):地面を這うように成長する
  • 立ち性(たちせい):上に向かってすっと枝をのばす
  • 半匍匐性(はんほふくせい):匍匐性と立ち性の中間のような性質

ローズマリーの種類:匍匐性(ほふくせい)

地植えにすると、地面を這うように枝を伸ばし鉢植えの場合は枝垂れるように成長する性質を匍匐性(ほふくせい)と呼びます。匍匐性のローズマリーは根腐れしやすくやや乾燥した環境を好みますが、条件次第ではグランドカバーとしても利用できます。

ダンシングウォーター

ローズマリー・ダンシングウォーターは比較的成長が早く、数多くの花をつける多花性であることが特徴です。葉や花が風に揺れて踊っているようにみえることから「ダンシング」の名前がつきました。

プロストラータス

「プロストラータス」とはラテン語で”地を這う”という意味で、まさに匍匐性のローズマリーにぴったりの名前です。栽培環境がよければ、年間を通して薄紫色の花を咲かせます。

ウィルマスゴールド

ゴールドイエローが眩しいウィルマスゴールドは、食用よりもカラーリーフとして利用されることが多いです。3月~6月の初夏までは鮮やかな黄色が楽しめますが、暑さが増すと緑色が濃くなります。

サンタバーバラ

ローズマリー・サンタバーバラは比較的コンパクトにまとまりやすく、多花性で四季咲きの品種です。半耐寒性があり開花時期は夏の暑さがおさまった9月頃~翌春にかけてです。

ローズマリーの種類:半匍匐性

半匍匐性(はんほふくせい)は匍匐性と立ち性の中間のような性質で、成長し始めは上に伸びやすく、ある程度成長するとやや枝垂れてきます。上にも横にもよく伸びるため、収穫もかねて剪定しながら育てるのがおすすめです。

ウッドローズ

ローズマリー・ウッドローズは葉が濃く花色も鮮やかな紫色なため、バランスがよい品種として人気が高いです。やや耐寒性が低いため鉢植えで栽培し、冬は屋内での管理がおすすめです。

カプリ

ローズマリー・カプリは、ローズマリーのなかでも爽やかな香りが特徴的です。葉にはやや苦みがあるため、香りを楽しめるポプリなどに利用するとよいでしょう。

モーツァルトブルー

深い青紫色の花を咲かせるローズマリー・モーツァルトブルーは、成長が緩やかですが大きく育ちやすいです。見た目の華やかさから、食用よりもハーブガーデンのアクセントとして利用されることが多いです。

ディープブルー

濃く鮮やかな紫色が目をひくローズマリー・ディープブルーは、半匍匐性とされていますが立ち性に近いともいわれています。花付きは豪勢ではありませんが、安定して濃い紫色を保ちます。

ローズマリーの種類:立ち性

樹木のように真っ直ぐと上に枝を伸ばし、自立する性質を「立ち性」といいます。成長が早く、最大2mほどにまで成長します。葉も大きく太い傾向があり、管理のしやすさからも立ち性のローズマリーは人気が高いです。

トスカナブルー

ローズマリー・トスカナブルーは非常に強健な性質なため、ガーデニング初心者でも安心して育てられる品種です。トスカナブルーは成長が早いため年中収穫しやすく、香りと味のバランスもよいため食用に向いています。

マリンブルー

ローズマリー・マリンブルーは日本で古くから食用などさまざまな用途で親しまれていたこともあり、流通量も多く栽培しやすい品種です。柑橘系を彷彿とさせる爽やかな香りが人気ですが、鮮やかなブルーの花色には個体差があることが多いです。

マジョルカピンク

ローズマリー・マジョルカピンクはかわいらしいピンク色の花が非常に人気で、ガーデニングによく使われる品種です。半匍匐性または立ち性の品種があり、葉の香りを楽しみたい場合は「半匍匐性」、花の色を楽しみたい場合は「立ち性」を選ぶとよいでしょう。

シッシングハースト

ローズマリー・シッシングハーストは多くの花色をもち、白色から濃い青色までさまざまな種類があります。軽やかな印象の細い葉は、松に似た爽やかな香りがします。

ミスジェサップ

ローズマリー

Photo by L8さん@GreenSnap

ローズマリー・ミスジェサップは遅咲きで、9月頃の秋から翌春にかけて開花し、耐寒性にも優れています。葉や枝が細いことから全体的に華奢なシルエットで、花数は多いですが芳香は弱めです。ミスジェサップは成長が遅いですが、地植えにするとゆっくりと大きく育ちやすいです。

ホワイト

真っ白な花を咲かせるローズマリーはじつは珍しく、ローズマリー・ホワイトはその代表品種です。ローズマリーのなかではやや繊細な性質があり寒さや蒸れに弱いですが、水やりは比較的しっかりと行いましょう。葉は広くツヤがあり上品な見た目ですが、香りが強く食用にはやや不向きです。

ローズマリーの品種を覚えて活用しよう

ローズマリーは香草として料理に利用するほかにも、グランドカバーや観葉植物として観賞するなど私たちの生活の中で幅広く親しまれています。匍匐性や立ち性など、それぞれのローズマリーの特性を生かし、用途や目的に合わせて選んでみてくださいね。

家庭菜園向きのハーブ12選!相性のいい野菜は?プランターで栽培できる?

ハーブ バジル ローズマリー ミント

ハーブは自然の薬として、心身ヘの効果が医学的にも認められていると同時に、その育てやすさからも家庭菜園向きの植物としても人気です。

また、ハーブにはコンパニオンプランツとしての効果も期待でき、相性のいい野菜と寄せ植えすることで、より美味しくより簡単に収穫ができるようになります。

今回は、数あるハーブの中から家庭菜園で育てて料理に使えるハーブと、コンパニオンプランツとしてハーブと相性のいい野菜の組み合わせをご紹介します。

家庭菜園で簡単に育つハーブ12選!

オレガノ(ワイルドマジョラム)

オレガノケントビューティー など、有名な園芸品種もあるオレガノですが、ハーブとしては消化促進や整腸作用などの効果があります。独特なスパイシーな香りで、トマト料理との相性がバッチリですよ。葉を乾燥させてラタトゥイユ、ミネストローネなどの風味づけに使うのがおすすめです。

イタリアンパセリ

イタリアンパセリはカロテン、ビタミンB、C、鉄分などの栄養が豊富なハーブです。摘んですぐサラダとあえて食べると、日本のパセリよりも口当たり柔らかな味わいを楽しめます。また、熱しても風味が落ちにくいので、細かく刻んでグラタンや煮込み料理にまぜるといいですよ。

カモミール

カモミールにはリンゴのようなフルーティーな香りがあり、古くから薬用・食用のハーブとして利用されてきました。その甘い香りを生かしてスイーツやサラダに使えますが、カモミールティーにすると、鎮静作用や不眠改善効果があります。

エゴマ

エゴマは韓国料理でよく使われる、アジア原産のシソ科のハーブです。一年草なので家庭菜園では気軽にプランターなどで育てられます。葉は肉を巻いて食べたり、味噌漬けにして食べるほか、種はゴマのように使うことができます。

アーティチョーク

アーティチョークは西洋野菜のひとつとしてスーパーにも並んでいますが、薬用のハーブとして、食すことで消化器の不調改善、二日酔い軽減、中性脂肪値を下げる効果があります。一度植えると4〜6年は収穫できます。

セージ

セージは古代ギリシャ時代がら栽培され、浄化をもたらす神聖な植物としても知られています。ハーブとしては葉と花を食用にし、葉にはほのかな苦味があり、肉量にの臭み消しやソーセージによく利用されます。

タイム

タイムは家庭菜園でも育てやすいハーブのひとつです。葉には辛味がある、煮込み料理などでよく使われてきました。ハーブの中でも群を抜いて強い殺菌効果と抗ウイルス作用をもち、ティーにして飲むと、風邪やインフルエンザの予防などにも繋がります。

バジル

すっかりおなじみのバジルは、実は抗酸化作用につながるβカロテンが豊富で、ガン予防にもなると言われています。カプレーゼに添えるのもいいですが、バジルペーストを作っておくと便利ですよ。バジルの葉、炒った松の実、オリーブオイルをミキサーにかければ簡単に作れちゃいます!

フェンネル

フェンネルには消化促進、利尿・発汗作用があり、ダイエットに効果的なハーブとして知られています。フェンネルの葉の部分は魚の生臭さを消してくれるので、サーモンソテーとあえてリゾットにしたり、根の部分は玉ねぎのような扱いで炒めたり、サラダにしたりして食べることで、ほのかな甘みを味わえます。

ヒソップ

ヒソップには去痰作用や、腸内のガスを排出してくれる効果などがあります。また、ハッカに似たすっきりとした香りのハーブなので、油の多い肉料理や魚料理にぴったりです。例えばミートローフやテリーヌなどに混ぜて作ると、肉の臭みが和らいでおいしく仕上がります。

ローズマリー

ローズマリーは強い抗酸化作用が含まれており、若返りのハーブとして名高いです。すっきりした爽やかで甘い香りが肉料理にもぴったりで、熱にも負けない風味の強さがあるので、一緒に焼いたり煮込んだりするのにおすすめです。下ごしらえに刻んで肉とあえておくと、より風味が際立って、ワンランク上の味わいになります。

ディル

ディルの見た目はフェンネルとそっくりですが、フェンネルに比べて酸味が強いのが特徴で、ビタミンとミネラルが豊富に含まれています。魚料理と相性が良く、刻んでサーモンマリネに混ぜたり、イカのソテーに混ぜたりすると、臭みが気にならないすっきりとした味のハーモニーを楽しめます。

家庭菜園ではハーブをコンパニオンプランツとして活用しよう!


ハーブには独特の香りや成分から、特定の病害虫をしりぞけたり、一緒に植えるとより旨みが増すようになる『コンパニオンプランツ(共生植物)』としての役割もあります。

家庭菜園ではハーブをコンパニオンプランツとして、いろんな野菜と寄せ植えすることで、より簡単により美味しいハーブ・野菜の収穫ができるようになりますよ。

ハーブと相性のいい野菜

  • イタリアンパセリ:トマト、ニラ、アスパラガスなどと相性がいい。害虫を避け益虫を呼び、風味をよくする効果もある。
  • オレガノ:かぼちゃ、きゅうり、ゴーヤ、メロンなどと相性がいい。より風味が増す効果がある。
  • バジル:トマト、梅や桃などのバラ科の果樹などと相性がいい。害虫をさけ、適切な水分量の環境を作り出す。
  • ミント;キャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科との相性がいい。害虫を避け、風味を良くする効果がある。
  • ローズマリー:キャベツ、にんじん、そら豆、えんどうなどの豆類と相性がいい。害虫を避ける効果がある。

家庭菜園ではハーブの寄せ植えを楽しもう!

もちろんハーブ同士をひとつのプランターや花壇に寄せ植えして育てることもできます。

ただし、その場合はハーブの栽培環境をそろえて組み合わせることが大切です。ハーブは乾燥を好むものや、湿潤を好むものなど、出身の地域によって差があるので、似た環境を好むハーブを組み合わせて寄せ植えしましょう。

家庭菜園ではベランダなど限られたスペースで楽しんでいる人も多いかと思いますが、ハーブを寄せ植えすれば狭いスペースでもいろんな種類のハーブが楽しめますよ。

家庭菜園初心者は「栽培キット」でハーブを育てよう!

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家庭菜園でハーブを育てて料理に活用しよう!

今回ご紹介したハーブはどれも、耐陰性が強く、室内向きのハーブです。また、寄せ植えして育てる場合はハーブの原産地に注目するといいですよ。原産地別でハーブの育て方もご紹介しているので、こちらの記事もご覧ください♫

キッチンでハーブを育てて、パッとお料理につかえば、味も気分もワンランク上がりますよ。ぜひみなさんも挑戦してみてください!