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赤玉土とは|使い方は?鹿沼土との違いは?デメリットもあるの?

赤玉土 培養土 ジョウロ

赤玉土はコンテナ栽培や鉢植えをするときの、土づくりに欠かせない園芸資材です。赤玉土にもさまざまな種類があり、その特徴や合う植物も変わるので、土づくりの基本となる赤玉土の特徴や、使い方を押さえておくといいでしょう。

今回は、園芸資材の中で基本中の基本とも言える、赤玉土について、ご紹介いたします。

赤玉土とは?どんな特徴がある?

赤玉土が使われた培養土

赤玉土とは、鉢やプランター栽培の培養土のベースとなる基本用土のひとつです。植物が育ちやすい土質で、無菌で弱酸性のため、あらゆる植物を育てるのに適しています。

もとは関東平野の火山灰が降り積もった、関東ローム層にある赤土が原料で、赤土を乾燥させてふるいにかけ、粒の大きさで分けたものが赤玉土として流通しています。

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家庭菜園士 七尾びび
赤土をふるいにかけて残った一定の大きさの粒のことを「赤玉土」と呼んでいます。特徴は赤土と同じですが、粒状になっているため通気性・透水性がよいです。

特徴① バランスのよさ

赤玉土は植物の生育に適した、保水性、排水性、保肥性に優れており、もっともよく使われる基本用土です。

原料の赤土が粘土質のため、鹿沼土などの基本用土より、若干排水性は劣りますが、腐葉土よりも排水性に優れており、バランスのとれた使い勝手のいい土です。

特徴② 無菌で清潔

赤玉土の原料である赤土は、火山灰土であり無機質な用土です。保肥性はあっても、肥料・栄養分自体は含んでないので、害虫や菌が寄り付かない・繁殖しにくい環境であり、清潔な用土として、育苗にも使うことができます。

特徴③ 酸度(pH)を調整しなくても使いやすい

pHとは土が酸性かアルカリ性かを表す指標です。植物によって適したpHは変わりますが、ほとんどがpH5.5〜7.0ほどの弱酸性〜中性を好みます。赤玉土のpHは5.5〜6.5ほどですので、ほとんどの草花や観葉植物は酸度調整なしで栽培できます。

ただし、野菜の栽培に関しては、苦土石灰などで、調整が必要な場合もあります。

赤玉土と鹿沼土の違いとは?

赤玉土と同じ基本用土の一つに「鹿沼土」という用土があります。鹿沼土は栃木県鹿沼市が原産の軽石を原料とした用土で、高い排水性が特徴です。

赤玉土に似た土質で代用もできますが、赤玉土に比べてpH5.0前後と低く、酸性の傾向が高いので、酸性を好むサツキやブルーベリーなどの植物に適しています。

赤玉土の種類による違いとは?

赤玉土 粒の大きさの種類

種類 粒の大きさ 用途
大粒 約12〜20mm 鉢底石や軽石の代用として使う。赤玉土の中でも、排水性はもっとも高く、保水性はもっとも低い。
中粒 約6〜12mm 果樹や比較的大きな観葉植物や野菜栽培で、基本用土として使う。排水性・保水性のバランスがいい。
小粒 約3〜6mm あらゆる草花や野菜などの栽培基本用土や、挿し木用の土に使う。排水性・保水性のバランスがいい。
細粒 約1〜3mm 多湿を好む植物の栽培に適し、種まき用の土にも使える。排水性はやや悪いが、保水性がかなり高い。

赤玉土にデメリットはある?

赤玉土のデメリットは、粒が崩れやすく、使っていくうちに微塵がでて排水性が悪くなることです。また、赤玉土自体に栄養はなく、赤玉土だけでは排水性が足りないので、植物栽培では他の改良用土や肥料を加えて使う必要があります。

なお、赤玉土の製品の中には、焼き固めて硬度を高く加工した「硬質赤玉土」もあるので、より品質のいいものを使いたいときは探してみましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
自分で培養土をつくる場合、赤玉土の排水性が悪くなってくることを見込んで、腐葉土と混ぜて使われることが多いですよ。

赤玉土の使い方

赤玉土 多肉植物

① 草花の培養土

赤玉土は草花のプランター栽培の培養土としてよく使われています。配合の比率は「赤玉土小粒6:腐葉土4」の割合を基本配合に考えるといいでしょう。そこから、排水性のいい環境を好む植物であれば、パーライトを1割まぜたり、改良用土を適宜加えましょう。

それぞれ、配合する用土の粒の大きさを揃えることも大切です。

② 野菜の培養土

赤玉土は野菜をプランター栽培するときの培養土としてもよく使われています。配合は「赤玉土小粒6:腐葉土3:バーミキュライト1」の割合で配合したものに、苦土石灰や化成肥料をまぜて使います。

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家庭菜園士 七尾びび
バーミキュライトの代わりに「ピートモス」が使われることもあります。ただしピートモスは酸度が高いので使い方に注意しましょう。

③ 観葉植物の培養土

赤玉土を観葉植物の培養土として使うときは、「赤玉土小粒6:腐葉土3:パーライト1」の配合を基本にするといいでしょう。植物の性質によって、乾燥を好むなら赤玉土を少なめにするなど、微調整することもできます。

④ 多肉植物・サボテンの培養土

赤玉土を多肉植物やサボテンの培養土として使うときは「赤玉土(小粒) 4:鹿沼土(小粒) 3:腐葉土3」の配合にして、他の植物よりも赤玉土を少なめに配合しましょう。

⑤ 挿し木用の土

指し木とは、植物の枝葉などを切り取って土に指して発根させ、新たな株として育てていく植物の増やし方のひとつです。

挿し木の場合、茎や枝が切り取られているため、とてもデリケートな状態です。そのため無菌で清潔な赤玉土のような土だけをつかって発根を促す必要があります。

⑥ ビオトープの用土

赤玉土は、水を弱酸性にする効果もあるので、水の中で藻が繁殖しにくくなります。そのためビオトープで底砂として敷いて、水草栽培やメダカの飼育にも使うことができます。

赤玉土を使う際の注意点とは?

赤玉土が混ざった培養土

赤玉土を使う際には、微塵(みじん)を取り除くことが重要です。微塵は粘土質の高い赤土に戻った状態であり、混入していると排水性が極端に悪くなり、根腐れの原因にもなります。

使う前にフルイにかけて取り除くか、容器に用土とたっぷりの水をいれて、かき混ぜたら水を捨て、これを水が透明になるまで何度か繰り返すといいでしょう。

赤玉土の価格相場は?どこで販売されている?

赤玉土はホームセンターやネット通販はもちろん、最近ではダイソーやキャンドゥなどの100円ショップや、大きめのスーパーなどでも販売されています。

価格相場は大袋10Lで800〜1200円ほどです。硬質赤玉土は割高な傾向があります。なお、ダイソーは1.7Lの少量で取り扱っており、そんなに用量を必要としないときにおすすめです。

ただし、100均の赤玉土は崩れやすく微塵が発生しやすいので、数年も植え替えをしないと水はけがかなり悪くなるので注意しましょう。

赤玉土を使って、ガーデニングを楽しもう!

赤玉土はプランターや鉢、コンテナ栽培の用土で、一番使われる基本用土です。粒の大きさによる特徴や、正しい使い方を知って、ガーデニングや家庭菜園をより楽しんでくださいね。

観葉植物の土|市販品の選び方は?土の種類や配合は?100均の土でも大丈夫?

観葉植物 土 鉢

元気な観葉植物を育てるのに大切な土選び。100均などの市販の培養土も便利ですが、観葉植物の種類や栽培する環境によって、土の配合を変えることで、より健康に育てることができます。

また、観葉植物には定期的な土の入れ替え作業も必要となりますので、好ましい土質を理解しておくことも大切です。

今回は、そんな観葉植物の土の作り方や配合例などのほか、カビや虫への対策についてもご紹介していきます。

観葉植物の土は、なぜ入れ替えが必要なの?

鉢 土 スコップ

観葉植物に適した土は、保水性・排水性・通気性・保肥性のバランスがとれた土です。

長年同じ土で育てていると、上記のような土の機能性が落ちてしまい、根腐れの原因になったり、蒸れて病害虫が発生しやすくなります。少なくとも、観葉植物の土は1〜3年に1度のペースで土を入れ替えてあげましょう。

初心者は市販の観葉植物の土がおすすめ!

初心者の方は、市販の観葉植物の土(培養土)がおすすめです。本来、観葉植物の土は数種類の用土を配合してつくりますが、市販の培養土であればもとから配合されているので、ひとつ買っておけば簡単に植え替えができますよ。

おすすめの観葉植物の土(培養土)は、虫や病気がわきにくい有機質無配合のものです。

GreenSnapSTOREでは有機質無配合の「evoみどりが鮮やかになる土」が人気です。木質堆肥、ココナツファイバー、パーライト、バーミキュライトなどの無菌資材を使っているので、カビにも虫にも強く、室内で観葉植物を育てる土には最適ですよ。

100均の観葉植物の土でも大丈夫?

最近ではダイソーやセリア、キャンドゥといった100均などにも、観葉植物の土として培養土が販売されています。ただし、商品やメーカーによって異なりますが、肥料が含まれていなかったり、土の中に微塵が混じっていて排水性が悪いものもあるようです。

心配な場合は緩効性肥料を元肥として加えたり、改良用土を追加で混ぜて使いましょう。どんな改良用土を追加で混ぜればいいのかについては、こちらの項目で詳しくご紹介しますね。

市販の観葉植物の土の選び方

市販の培養土を選ぶときは、下記の点に注意しておきましょう。

  • 品質表示の確認
  • 肥料が配合されているかの確認
  • 土の粒サイズの確認

まずは品質表示を確認して配合原料や適用植物、肥料の配合の有無を確認をしておきましょう。また、メーカー名や連絡先の記載がある信頼性の高いものを選ぶと、トラブルも少ないです。

なお、土の粒は大きいほど水はけがよく、小さいほど保水性が高いです。観葉植物を植えるときは、粒の大きさは大型の観葉植物なら中粒、ミドルサイズやテーブルサイズの観葉植物なら小粒がおすすめです。

観葉植物の土の種類とは?

観葉植物 土 配合

ここからは、観葉植物の土をいちから配合して作りたい方や、市販の培養土に手を加えて植物に合わせて微調整したい方向けに、用土の種類や特徴をご紹介していきます。

観葉植物が好む土は、下記のような「基本用土(主体となる土)」と「改良用土(植物の特性や環境に合わせて補う土)」と呼ばれる、いくつかの種類の土を配合してつくります。

基本用土

赤玉土 赤土を乾燥させて、大粒・中粒・小粒に振り分けた用土。無菌で清潔。保水性、排水性、保肥性に優れる。
鹿沼土 軽石が風化した用土。赤玉土と似た性質に加え、硬質で崩れにくい。混ぜすぎると土がアルカリ性に傾くため注意。
黒土 関東ローム層の表層土。保水性、保肥性が抜群に優れているが、通気性、排水性が悪いので調整が必要。
日向土 宮崎県でとれる軽石。排水性・通気性が優れ、硬質で崩れにくく、ほぼ無菌で清潔。

改良用土

腐葉土 落ち葉を腐熟させた用土。栄養豊富で微生物が土質を改良し、通気性、保肥性、保水性が上がる。
ピートモス 水苔を泥炭化させた用土。通気性、保肥性、保水性が上がり、無菌で清潔。酸度調整済のものを使う。
バーミキュライト 苦土蛭石を高温膨張させた用土。栄養分は含まないが、無菌で清潔。排水性や保肥力が上がる。
パーライト ガラス質の火山岩を高圧焼成した用土。黒曜石は通気性、排水性を上げ、真珠岩は保水性・保肥性が上がる。

観葉植物の土の配合は?

観葉植物の土は、だいたい「基礎用土:改良用土=6:4(7:3)」の割合で土を配合するのが好ましいとされています。一番単純なのは赤玉土6:腐葉土4ですね。

ただし、植物によって乾燥を好むもの・多湿を好むものなどの性質があったり、ハンギングで育てる・室内で育てるといった状況によって、土の配合は変わります。

乾燥を好む観葉植物の配合

ガジュマルやウンベラータなどのフィカス類の観葉植物や、サンセベリアなどの乾燥地帯出身の観葉植物は、排水性と通気性の高い土を好みます。

  • 赤玉土6:バーミキュライト3:腐葉土1
  • 赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土4

湿気を好む観葉植物の配合

モンステラやクワズイモなどのサトイモ科や、アジアンタムなどのシダ類の観葉植物は、保水性と通気性の高い土を好みます。

  • 赤玉土3:黒土2:日向土2:腐葉土3
  • 赤玉土6:腐葉土3:真珠岩パーライト1

ハンギングで育てる観葉植物の配合

吊り鉢やハンギングバスケットなどで観葉植物を育てる場合は、軽い用土にする必要があるので、下記の配合を参考にしてください。

  • 赤玉土3:ピートモス3:真珠岩パーライト2:バーミキュライト2
  • 鹿沼土3:ピートモス3:バーミキュライト3:もみ殻くん炭1

室内で観葉植物を育てるときの配合

室内で育てるときは、コバエなどの害虫が湧かないように、無菌で清潔な用土を使うのがおすすめです。また、風通しの悪い室内では、排水性や通気性をあげておきましょう。

  • 腐葉土を調整済みピートモスに置き換える
  • カビが発生しにくい加熱処理済みの用土を使う
  • 鹿沼土or日向土or軽石orバーミキュライトを1割混ぜて排水性・通気性を上げる

市販の培養土を改良したいときの配合

100均の培養土や、安価で少し機能性が心配な市販の培養土は、下記のように改良用土などを加えてあげるといいですよ。

  • 排水性・通気性を上げる→市販の観葉植物の培養土9:バーミキュライトもしくは日向土1
  • 保水性・保肥性を上げる→市販の観葉植物の培養土9:真珠岩パーライト1
  • 機能性を底上げする→市販の観葉植物の培養土6:腐葉土3:バーミキュライト1

観葉植物の土の植え替え方法

観葉植物 土 鉢

観葉植物にあった土を準備したら、いよいよ入れ替え作業に取りかかります。観葉植物が成長期を迎える前の時期、もしくは植え替えのタイミングと同時に行いましょう。

土の入れ替え手順については、以下の通りです。

  1. 苗より一回り大きな鉢を用意し、鉢底石などを底に敷きつめます。
  2. 用意した土を、鉢の1/3程度まで入れます。
  3. 観葉植物の苗を入れます。
  4. 土を足し、根っこの隙間を埋めるように手で固めます。
  5. 鉢の上2〜3cm程度まで土を入れます。
  6. 水やりをして、完了です。

観葉植物は土が大切!植物に合った配合で育てよう♫

観葉植物や多肉植物、野菜など、植物の種類によって好む土は異なります。何も考えずに庭の土に植えれば良いわけではありません。適した保水性、水はけの良さ、栄養分の土を選ぶことが大切です。

迷ったら観葉植物用の土を園芸店で購入してみましょう。慣れてきたら自分でブレンドした土で観葉植物を育ててみてくださいね。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の育て方|水やりや肥料やりの頻度は?植え替えは必要?

キクザキイチゲ

キクザキイチゲ(菊咲一華)は、早春から春にかけて青や白の花を咲かせる多年草です。近畿、関東、東北、北海道各地の山林のなか、そして渓流のそばで咲き乱れるさまを目にすることができます。ここでは人気の高い山野草、キクザキイチゲの育て方全般についてご紹介します。

キクザキイチゲ(菊咲一華)を育てる場所

置き場所

冷涼な気候の土地の山林で育つキクザキイチゲには、温度と通風管理が重要です。地植え・鉢植え共に開花時期にあたる早春から春の終わりまでは、日当たりのよい場所で育てます。

花が終わると根元から葉が出るようになり(根生葉)、やがて地上部が消失します。鉢植えであれば直射日光のあたらない涼しい場所に移動させましょう。

日当たり

開花時期には日当たりのよい場所が好ましいですが、花後の地上部が焼失した後は半日陰になる場所で管理します。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の水やり

生育旺盛となる開花期には、水切れを起こさないように注意します。土の表面が乾いたら、たっぷり水やりを行いましょう。

花が終わり地上部が消失した後も乾燥に強くないため、週に1、2度の水やりを敢行します。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の肥料・追肥

山林の豊富な腐葉土に群生するキクザキイチゲを栽培するには、植え付け時にたっぷりと腐葉土を加えた赤玉土や鹿沼土で育てましょう。加えて緩効性肥料も与えておきます。

キクザキイチゲは開花前から地上部が消失するまでのあいだ最も旺盛に生育します。この時期には液肥や置き肥で開花と成長を促すようにします。

キクザキイチゲの休眠期にあたる夏から冬にかけては肥料は必要ありません。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の用土

キクザキイチゲを育てる用土は有機質に富み、排水性がよい土を選ぶことが重要です。

赤玉土を主体に腐葉土と緩効性肥料をプラスしておきましょう。市販の園芸用土に腐葉土を加えたものでもよいでしょう。

鉢植えの場合は根腐れ防止のために鉢底石を多めに入れて水はけのよい土で育てましょう。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の植え付け・植え替え

植え付け

赤玉土や鹿沼土に腐葉土をたっぷりと加えた有機質の多い水はけのよい土を用意します。市販の園芸用土に腐葉土を加えたものも適しています。地植え、鉢植え共に植え付け時には緩効性肥料を加えておきましょう。

植え替え

花が終わった夏以降の休眠期が植え替えに適した時期になります。キクザキイチゲの根張りは、水平方向に伸びていくことを覚えておきましょう。根を折ってしまうとその後の生育に影響が出ます。

鉢植えの場合は広くて底の浅い容器が適しています。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の増やし方(株分け・根伏せ)

キクザキイチゲを増やすには、「株分け」という方法を用います。根茎を2〜3節ずつ手で折って分けて植えればOKです。重要な点は必ず節ずつ外すようにすることです。途中で折ってしまうことのないように注意しましょう。

そのほか種から生じた実生や、挿し穂に根を用いる「根伏せ」でも増やせます。根伏せの方法は、健康な根を5~6センチほどカットして、先端を少し出して残りは土に埋めるというものです。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の手入れ

キクザキイチゲは、特に手入れを必要としません。自然の中にあった姿のとおり自由に咲くようすが最も美しいものです。

キクザキイチゲを育てる上で気をつけたいことは水切れです。特に地上部がなくなる休眠期は水やりを忘れがちなもの。この点は気をつけましょう。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

キクザキイチゲは病気に強く、注意すべき病気は特にありません。

つきやすい虫

ネコブセンチュウがつくことがあるため、植え替えや根伏せ時には殺虫剤を施しておきましょう。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の花

キクザキイチゲの花の開花時期は3~5月頃で、この季節になるとピンクや薄紫の花を咲かせます。草丈は10~20センチまでと比較的低いものの、花の大きさは大きく、群生していることが多いので見ごたえがあります。

キクザキイチゲ(菊咲一華)の花を育ててみよう!

早春の山林や渓流を歩いた経験のある方なら、キクザキイチゲの群生に目を奪われた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。

春の訪れにふさわしい、山野草の中では華やかな大輪の花を見せてくれるキクザキイチゲ。ぜひ春花壇の仲間に加えたいですね。

※トップ画像はおーなみこなみさん@GreenSnap

秋海棠(シュウカイドウ)の育て方|水やり頻度や植え替えの時期は?

秋海棠 シュウカイドウ

「秋海棠(シュウカイドウ)」は江戸時代頃に中国から伝わった多年草で、和名は瓔珞草(ようらくそう)です。ベゴニアの一品種として扱われている花で、夏の終わりから秋にかけて淡いピンク色の花を咲かせます。湿り気の多い場所を好み、日本各地の山中や河原などでもよく見かけます。この記事では人気の多年草、秋海棠の育て方全般についてご紹介します。

秋海棠(シュウカイドウ)を育てる場所

秋海棠は、直射日光のあたらない場所で水分を切らさないように育てます。また、葉をよく茂らせるために、風通しの良い場所で育てましょう。木陰などが最適な生育場所といえます。

秋海棠(シュウカイドウ)の水やり

秋海棠は山野の湿り気の多い場所でよく茂ることからわかるように、水分を好む植物です。鉢植えの場合は、土の表面が乾くたびに水やりしましょう。

庭植えの場合は日陰で湿潤な場所なら、よほど乾燥している時期以外特に水やりは不要です。保水性のよくない場所であれば、土の表面が乾いたら定期的に水やりします。

秋海棠(シュウカイドウ)の肥料・追肥

秋海棠の植え付けのときに緩効性肥料を加えた後は追肥は必要ありません。肥料を与えすぎると葉が茂りすぎ、花月が悪くなるので注意しましょう。

秋海棠(シュウカイドウ)の用土

秋海棠を育てる用土は保水力に優れた性質のものを選びましょう。とはいえ、過度な水分は根腐れを引き起こす可能性があります。腐葉土を多めに配合したうえ小粒軽石などを混ぜて、水はけと通気性にも考慮する必要があります。

秋海棠(シュウカイドウ)の植え付け・植え替え

植え付け

赤玉土や鹿沼土に多めに腐葉土を混ぜ込んだ土に植え付けます。用土には少量の緩効性肥料を加えておきましょう。

植え替え

花が終わった秋以降地中で球根が肥大化します。この頃に新しい用土に植え替えておくとよく育ちます。

秋海棠(シュウカイドウ)の増やし方

秋海棠は開花後には地上部が枯れ、地下で球根が太り年々大きくなる多年草です。

秋海棠の増やし方は「わき芽」が養分を貯えたむかごを採取して別の鉢で育てるとよいでしょう。花が終わったころ、葉の付け根の内側(葉腋)にむかごを見つけることができます。

また、「挿し木」でもよく根付きます。

秋海棠(シュウカイドウ)の手入れ

秋海棠は耐寒性・耐暑性ともに強く、半日陰の湿り気のある環境でよく育ちます。水分を切らさないようにすることがなにより重要です。

秋海棠(シュウカイドウ)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

秋海棠は野生でもよく育ち、注意すべき病気は特にありません。ただし葉がよく茂るので、特には夏場は通気性に注意しましょう。

つきやすい虫

梅雨明けから夏にかけて繁殖する吸汁性の害虫アザミウマがつくことがあります。葉裏に卵が産みつけられていないかチェックしましょう。

秋海棠(シュウカイドウ)の花

秋海棠の花は、8~10月頃が開花時期です。この時期になると、白やピンクの小さな花を咲かせます。

秋海棠(シュウカイドウ)の花言葉

秋海棠には下向きに咲く可憐な花にふさわしい「片思い・繊細」といった花言葉がつけられています。

しかし、左右の葉がそろっていない様子から、イギリスでは「不格好」という意味の少々かわいそうな花言葉が用いられることもあります。

秋海棠(シュウカイドウ)の花を育てて楽しもう!

秋海棠は半日陰でもよく繁茂する育てやすさ、そしてうつむき加減に咲く花の控えめな美しさから、古来より文人たちから愛されてきました。

松尾芭蕉の句にも秋海棠を題材に取り上げた「秋海棠西瓜の色に咲きにけり」があります。

秋海棠の苗や鉢植えは主に園芸店の山野草のコーナーでよく見かけます。夏の終わりから秋にかけてのお庭の植栽にぜひ取り入れてみてください。

※トップ画像はJuneさん@GreenSnap

クラスペディアの育て方|種まきの時期や水やり頻度は?

クラスペディア

クラスペディアは、丸くて不思議なかわいらしい花のビジュアルが人気の多年草です。オーストラリア原産で、乾燥した暖かい場所を好む以外は、手のかからない育てやすさも魅力です。背が高くなるためペレニアルガーデンの植栽のアクセントとして活躍してくれます。この記事では、そんな人気のクラスペディアの育て方全般についてご紹介します。

クラスペディアを育てる場所

クラスペディアはほどよい日光と乾燥を好む植物です。盛夏以外はよく日のあたる場所、そして水はけのよい土壌で育てましょう。なお、2年目以降も花を咲かせて宿根草として育てたいなら、真夏の直射日光を避けられる場所に植えるとよいでしょう。

鉢植えとして育てる場合も、風通しのよい雨のあたらない屋外で育てましょう。

クラスペディアの水やり

クラスペディアの生育期にあたる春や、開花期の初夏から夏にかけては、土の表面が乾いたら葉にかからないようにして水やりを実行しましょう。

クラスペディアの肥料

クラスペディアの植え付け時に緩効性肥料を加えたあとは、それほど肥料は必要ありません。クラスペディアの生育期にあたる春から夏場にかけて、薄めた液肥を月1回をめどに与えるだけで十分です。

クラスペディアの土

クラスペディアを育てるときは、排水性がよい土を用いましょう。また、園芸用土に適宜腐葉土や鹿沼土を混ぜ込むとよいでしょう。鉢植えの場合は、根腐れ防止のためにも鉢底石を多めに入れておきましょう。

クラスペディアの植え付け・植え替え

植え付け

クラスペディアの株は、開花期には20~30cm前後まで広がります。そのため、あらかじめ株間は30cm程度あけて植え付けましょう。

用土は排水性がよく有機質に富んだ土を用意し、同時に緩効性肥料を与えておきます。

植え替え

高温には強いものの多湿に弱いクラスペディアは、暖かい地域では一年草として扱われることも多いようです。植え替えるのであれば、花が終わってから休眠期になる秋から冬の間に行いましょう。

クラスペディアの増やし方

クラスペディアは、開花後にできる種を採取して「種まき」で増やします。採取した種は、発芽適温が20度前後の秋の初めが、まきどきになります。

クラスペディアの手入れ(切り戻し・剪定)

丈夫なクラスペディアは、あまり手入れは必要ありません。ただし、クラスペディアは加湿を嫌い、花後は長く伸びた茎だけが残り花壇の景観を損ねるため、適宜切り戻しておきましょう。

また、クラスペディアの株は、地面から直接葉が円盤のように広がるロゼット状です。地面がじめじめした状態が続くと葉が腐ってしまうこともあるので、あまり葉が混み合わないように適度に剪定しておくことが必要です。

クラスペディアの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

クラスペディアは病気に強く、注意すべき病気は特にありません。ただし加湿による根腐れ病や葉の軟腐病には注意しましょう。また水が不足して高温乾燥が過ぎるとたちがれることもあります。

つきやすい虫

害虫が付きにくいクラスペディアですが、時にはアブラムシがついたり、バッタの食害を受けることがあるため注意しましょう。

クラスペディアの花

クラスペディアの花は、まるで黄色のピンポン玉が浮かんでいるような姿をしています。切り花やドライフラワーの素材としても人気があります。

クラスペディアの花を育ててみよう!

長い花茎の先に花をつけたクラスペディアは、まるで黄色い球が空中に浮かんでいるようなシーンを作り出してくれます。

InstagramなどのSNSで人気が高いのもうなずけるフォトジェニックさで、ブーケアレンジやハーバリウムにも引っ張りだこです。もちろん花壇の植栽にも育てやすく花期が長いクラスペディアはおすすめです。

今年のサマーガーデンの主役にクラスペディアはいかがですか?

※トップ画像はToshieさん@GreenSnap

イワウチワ(岩団扇)の育て方|植え付けや水やりの方法は?

イワウチワ

イワウチワは日本の固有種のひとつ、山林でよく見かける多年草です。地域によりますが春から初夏にかけて、白やピンクの可憐な花を咲かせる人気の山野草でもあります。この記事では、そんな可憐な山野草、イワウチワの育て方全般についてご紹介します。

イワウチワ(岩団扇)を育てる場所

屋外・室内

イワウチワは、本州の中国・関西以北の山林ではよく見かけますが、それ以上南の地域ではほとんど分布していないことが示すように、冷涼な環境が必要な植物です。そのため暖地では、屋外・室内共に、湿度管理と湿度保持に十分な注意が必要です。

日光

イワウチワは直射日光を嫌うので、日陰かつ温度があまり上昇しない風通しの良い場所で育てましょう。土の表面を、苔でおおってあげるようにするとよいでしょう。

イワウチワ(岩団扇)の水やり

イワウチワの生育期にあたる春から夏にかけては、土の表面が乾いたら水やりを実行しましょう。花が終わったあとの冬場は、鉢植えの場合は週に一度、地植えの場合はよほど乾燥しない限りは不要です。

イワウチワ(岩団扇)の肥料

イワウチワを植え付けるときに緩効性肥料を加え、あとはそれほど肥料は必要ありません。イワウチワの生育期にあたる春から夏場にかけて、薄めた液肥を月1回をめどに与えるだけで十分です。

イワウチワ(岩団扇)の土

イワウチワを育てる用土は、本来のうち一羽が育つ林の中の土をイメージした、腐葉土を多めにした赤玉土との配合用土がベストです。市販されている山野草用の用土を利用するのもよいでしょう。

イワウチワ(岩団扇)の植え付け・植え替え

植え付け

イワウチワは、赤玉土やに腐葉土を多めに混ぜ込んだものや、市販の山野草の土を利用して植え付けます。

植え替え

イワウチワの植え替え時期は、花後の夏前、また新芽の動く前の冬場が適期です。日中は半日陰になる場所を選びましょう。植え替えのときに、少量の緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。

イワウチワ(岩団扇)の増やし方

イワウチワの増やし方は「株分け」が一般的です。また、花後には落下した種子から「実生」が確認できることがよくあります。その場合、ほかの場所や鉢に植え替えてあげましょう。種子を採取することができたら「種まき」も可能です。

イワウチワ(岩団扇)の手入れ

イワウチワは高温と乾燥、そして直射日光を避ける、この3つのポイントを守ることが重要です。あとはあまり手をかけすぎずに自然な姿を楽しむのが長生きの秘訣です。

イワウチワ(岩団扇)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

イワウチワ特有の病気や、注意すべき病気は特にありません。風通しがよくないと葉に軟腐病が発生することがあるので注意します。

つきやすい虫

特に注意すべき害虫はありません。

イワウチワ(岩団扇)の花

イワウチワは開花時期の4〜5月頃になると、薄紅色のかわいい花を花茎に1輪咲かせます。イワウチワの花とよく似たイワカガミの花は、1本の花茎にたくさんの花をつけることで見分けられます。

イワウチワ(岩団扇)を育ててみよう!

イワウチワはその可憐な花で、春のハイキングや登山中の人々の目を楽しませています。そしてイワウチワは、もともと日の差さない林の中の木の根元などによく根付く植物です。

自然の中で育っている環境を再現するように気を付けて育ててあげたいものです。

※トップ画像はノンビリーナさん@GreenSnap

コーデックスの土選び!塊根植物の用土を配合するには?

太い根っこや青々しい葉っぱが強い生命力を感じるコーデックス類は肥料を使わなくても十分に成長します。なので、全ての成長の基盤である土は十分にこだわる必要があります。コーデックスが成長する要素と土選びのポイントについて紹介します。

 

コーデックスの成長に必要な要素は?

【日光】

コーデックスの多くは日光を好みます。原産地が乾燥地帯で日差しの強い所であることが起因していて、そういった背景から日光不足に陥るとみるみる元気をなくしてしまう場合があります。

寒さに強い種類は珍しく、弱いものが大半なので冬は室内の暖かい場所に移動させます。

 

【水やり】

水は土が乾いたらたくさんあげます。夏型で冬が休眠期である事が多く、冬は断水するのが基本です。

しかし、冬に成長期が来るものもありますので、事前に調べておきましょう。

 

塊根植物コーデックスの用土の選び方は?

土を選ぶ場合、多肉植物専用の土を使用することも可能です。コーデックスは塊根植物と呼ばれていますが、多肉植物にも属しています。

一見、ぷにぷにしている多肉植物には見えませんが、肥大した根っこは水分を貯めこんでいて、これが多肉植物としての特性を持っています。

なので、通常の多肉植物専用の土を利用しても問題ありません。それらを選ぶ際は水はけの良いものを選ぶのが望ましいです。

 

コーデックスの土は配合できる?

自分で配合する場合も、水はけのよいものを選んでいきます。比率はその植物ごとの生態によって合わせていけばいいですが、水はけのよい土にするには「赤玉」、「鹿沼」、「軽石」をメインに持ってきた土を作ります。

通常の多肉植物専用の土から川砂を除いたものだと考えてください。コーデックスは日光と適切な水分で十分成長するので、肥料は必要最低限でかまいません。

 

塊根植物のコーデックスの土を選ぼう

コーデックス類を育てるときにこだわりたい土についてご紹介しました。

肥料等で成長を促さなくても自然の力で十分に成長するため、最初の一歩が肝心です。

人気の野菜を育てたい!トマトをおいしく栽培する3つのアイテムが新登場!(PR)

暖かくなり、ホームセンターではたくさんの苗が出回ってきましたね♪

数ある野菜のなかでも、園芸経験者から不動の人気を誇るのは”トマト”!
育てやすさに加え、大小種類も豊富で一度にたくさん収穫できる達成感があることから、園芸初心者にもおススメな野菜なんです♪

今回はトマト栽培における重要な要素である「土」「肥料」「病害虫対策」にクローズアップし、
育成をサポートする心強い3つのアイテムをピックアップ!
併せて使えば収穫量とおいしさを兼ね備えたトマトを収穫できるはず。

トマトの基礎知識

4月中旬~6月中旬 植え付け
5月中旬~7月   支柱立て・誘引
6月中旬~8月下旬 摘心・摘果
6月中旬~9月下旬 収穫

トマトは寒さを嫌うので、気温には注意しましょう。
最低気温が15度を上回る時期に植え付けるのがベストです。
定期的に肥料を施し、病害虫への対策には殺虫剤を使いましょう。
甘味を引き出すために雨をよけて水分の吸収を制限し、実が色づくころは獣害予防のためにネットなどで保護すると安心ですね。

たくさん採れたら冷凍保存!
たくさん収穫できた場合も冷凍保存をすれば大丈夫です。
よく洗い、水を切った後、へたを取り除きラップで包んで冷凍保存を。解凍したトマトは簡単に皮がむけるので調理加工する際に便利ですね。

トマト栽培における3つのポイント

☑ 摘心
主枝が支柱の高さまで成長したら、先端をハサミで切り(摘心)、栄養が十分に実に回るようにしましょう。
摘心をしたら、わき芽かきはやめることでより大きくおいしい実が期待できます。

☑ わき芽かき
主枝と葉の付け根から伸びるわき芽は次から次へと伸びてきて、
そのままにしておくと養分を枝葉に取られ、おいしい実がなり難いんです。
そのために小さいうちから全て摘み取ることが大事です。

☑ 支柱立て、誘引
根を傷めないために、植え付け後一週間以内に支柱を立てましょう。
伸びた枝に麻ひもなどで8に字を描くように誘引を。その後の成長を想定し、やや余裕を持たせるのが良いですね。

おすすめ3アイテム

※各商品画像をクリックすれば、使い方動画を見ることが出来ます。

KAGOME『そのまま育てるトマトの土』

本体がプランター代わりになるトマトのための培養土。1シーズン分の肥料を配合しており、追肥は不要。水やりのみで簡単に育つ。軽くてとっても持ちやすい形状。(15L オープン価格)

土づくりが意外と難しいトマト栽培

たわわに実るトマトのために欠かせない土づくり。
しかし経験がモノを言う作業であり、手間がかかるのは言わずもがな・・。
トマトは酸性の土が苦手で土のPH(酸性度)は5.5~6.5が目安とされています。
とはいえ、酸度の特定や調整はなかなかできないですよね。
そこで、おススメなのが『KAGOME そのまま育てるトマトの土』なんです。

最適な酸度に調整されており、必要な栄養分も過不足なく配合されているんです!
さらに、栽培にあたり特に重要な水はけも良いんです。
また、特に袋栽培ができることも特徴のひとつ。パッケージを開けて袋のまま苗植えから栽培・収穫までが可能です。
園芸用品を新たに買う必要もなく、手軽にトマト栽培が楽しめます♪

植え付け方

苗は茎が太く、しっかりしたものを選ぶのが良いでしょう。
第一花房が開く直前が植え付けの目安。植えた後は水やりをしっかりとしましょう。

・封を開け、袋をトントンと床に落として底を安定させる。
・土の表面から約5㎝の高さになるように袋の切り口を折り返す。
・深く植え付け、上から土をかぶせる。
・袋の下にある水抜き穴を開け、たっぷりと水やりをする。

置き場所

トマトは湿気を嫌うため、風通しと日当たりの良い場所を意識して置きましょう。
こちらの商品は軽くて持ち運びがし易いので、季節や天候に応じた移動がスムーズですね。

水やり

土の表面が乾いたら、紙の袋から出るほどたっぷり水をあげましょう。

>>プロトリーフ『KAGOMEそのまま育てるトマトの土』の使い方を動画で!<<


ハイポネックスジャパン『トマトをもっとおいしく育てる肥料』

トマトの成長を促す微量要素を配合した錠剤肥料。土の上に置くだけで、安定した効果が約1か月間持続。
糖度が高く、実つきのよいトマトを育てるためのアイテム。(150g オープン価格)

効果が持続する化学肥料を使い適宜適量を。

しっかりとした実をつけさせるためには、成長に伴って適宜肥料を与える必要があります。
しかし、与えすぎると茎や葉ばかりが育つ”つるぼけ”の状態に・・。
逆に不足した場合はトマトそのものに酸味が強くなってしいます。

そこでおススメなのが、『おいしく育てるトマトの肥料』です。

1か月近く効果があるために、月に1回与えれば最適な肥料をキープできて余計な手間を省ける優れモノ!
タブレット形式で扱いやすく、臭いも気になりません。
チッソ・リンサン・カリの基本要素にカルシウム等トマトの健康な成育に特化した微量要素を配合。
トマトの味わいにも好影響を及ぼし、実のつく具合も大幅にアップします♪

トマトに必要な栄養が詰まった肥料

チッソ・リンサン・カリの三大要素をはじめ、多くの微量要素とカルシウムを一粒に凝縮。
すぐに効く成分とゆっくり効く成分を配合し、長く安定した効果を発揮します。

使い方

月に一度、土の上に肥料を置くそのひと手間が元気でおいしいトマトへの近道です。
ただし、与えすぎには注意し、苗の様子をチェックしながら効率的に取り入れていきましょう。

・肥料と肥料の間隔をなるべく離し、植物に直接触れないよう鉢の縁に沿って配置。
・直径30㎝の鉢の場合、8~10個を目安に使用する。1か月ごとに新しい錠剤を与えること。
・植え付けや植え替えをした作物には約3週間後に与える。植物が弱っている場合は、使用を控える。
・錠剤を撒いた後には必ず水やりを行う。錠剤は削らずにそのまま使用すること。

特徴

錠剤肥料は液体肥料と比較して、手間がかからず臭いも気にならず、袋から取り出してそのまま使えることが特徴。さらに、トマト以外の野菜にも効果的です♪

・臭いも少なく清潔な錠剤タイプ。ベランダや家周りでのプランター栽培に最適。
・キュウリやイチゴ等の様々な野菜や草花など、幅広い作物に適しています。

トマトに対する肥料の効き目を実測

定期的に使用することで、糖度が高くおいしいトマトの収穫が期待できる。ひと株あたりの熟果個数は、なんと2倍に!
ひと手間を加えて、甘みの強いトマトをたくさん収穫しましょう♪


アース製薬『元気に育てるトマトの虫・病気 退治&予防』

害虫の退治と病気の予防ができる殺虫殺菌剤。酢を原料とした食品成分からつくられており、食べる直前まで使用可能。薄めずそのまま使えるお手軽タイプ(1000ml オープン価格)

虫と病気を防ぎ、おいしいトマトを多く収穫

株を弱め、収穫量や株に大きな影響を与える病害虫。気温が25度付近の春と秋に多く発生します。
繁殖力も高いので、見つけた場合はすぐに退治をし、被害の拡大を防ぎましょう。
日頃からの予防で被害を未然に防ぐ。それがトマトをおいしくたくさん収穫する秘訣です。

こちらの殺虫殺菌剤の特徴は1本で病気と害虫双方に効果的なことです!
内容液は独自の処方でブレンドした100%食酢で作られているため、最適な濃度でそのまま撒けます。
使用回数に制限がないので、日々の管理が楽になりますね!

スプレーをかける際のポイント

葉の表裏や茎に対し、液体が流れるくらいまんべんなく散布。
病気と虫の発生予防には、2~3日置きの散布を約2週刊続けるとその後効果が1ヶ月間続きます。

・コナジラミ
主に若葉の裏で吸汁や排卵を行う、白く細長い羽をもった害虫。排せつ物が付着すると、葉や実の表面が黒くなるすす病が発生し不味くなることも。

・アブラムシ
繁殖力が高く、茎や葉に発生して吸汁する害虫。株の元気がなくなり、収穫量が減る。
ウイルス病を媒介し、株自体がダメになることも・・

・うどんこ病
主に葉に粉をふったような白いカビが生じる病気。春と秋に発生することが多く葉が枯れたり株にも影響し収穫量が減ってしまう可能性も。

・ハダニ
初夏から秋にかけて発生する。葉裏に群れて吸汁し、作物の成長を阻害する。葉の元気が無くなると栄養分が不足し、株が落ちることも。


いかがでしたか?
是非みなさまも3つのアイテムを上手に使っておいしいトマトを収穫してくださいね♪

詳しく知りたい!クラッスラの用土について

Photo by ashiyaaanさん

初めてのガーデニングには期待と不安がいっぱい。

育てやすいと言われる多肉植物の育成にも次々と疑問が湧き出てきますよね。

今回は初心者の方でも安心して育てられるように、多肉植物で人気のクラッスラを例にして用土についての情報を詳しくご紹介します。

 

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